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つれづれ箱

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あれやこれや喋りたいこと
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#ひとりごと

自分の話の着地点が見えない

自分の話の着地点が見えない

noteで文章を書いていて、いつも思うのが。「自分の語っているこの話は、一体どこに着地するのだろう…?」ということである。

書き出すことは簡単だ。10年間毎日Twitterでつぶやき続けているだけあって、喋りたいことはいつでも沢山ある。しかし書き出した話の行き先については、毎回悩みの種だ。自分の場合は単に「聞いて聞いて!」と話したがっているだけで、結論やオチがあって話し出した訳ではない。

だか

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千里の道の、何歩目にいるのだろうか

千里の道の、何歩目にいるのだろうか

年明けに、登録している出張撮影マッチングサイトの運営さんから「あなたが昨年の中国エリアでの撮影件数1位でした」という嬉しい連絡をいただいた。

まさかの、だった。
地方では案件自体が都会に比べて少ないので、ランキングなんて自分には関係ないと思っていたし。哀しきペーパードライバーの身の上では、横に長く・上は山に・下は海に阻まれた広島からは安易に他県への出張もできない。マッチングサイトからの申込みだと

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ブランクを埋めたい

ブランクを埋めたい

小学生から大学までは。習い事や学校教育のおかげで、英語はわりと身近な存在だったように思う。

しかし社会人になってから、環境は一変する。日常で英語に触れる機会など、意識的に作らなければほぼない。まともに英語に取り組んだのは、もはや覚えていないくらい昔のことで。ハリーポッターの最終巻の日本語訳が待ち切れず、英語版を取り寄せて辞書を片手になんとか読み切ったのが最後だ。

そんな生活だったにも関わらず、

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気づけなかった自由に、いま

気づけなかった自由に、いま

長いこと、「自分には会社勤め以外の職業なんて選べない」と無意識に思い込んでいた。

「自分の人生には、それ以外の選択肢なんて無い…」その思い込みに気づいたのは、会社を辞めた後に通っていたセラピスト養成の訓練校で、個人サロンを開いて独立した先生方の身の上話を聞いていた時だった。

セラピスト養成講座に通っていたといっても、基金訓練の制度を利用すれば安価に興味のあることを学べるというのが大きな理由で。

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なんでもない、ちょっとした偶然の話

なんでもない、ちょっとした偶然の話

先日の撮影の後、そのままいつも立ち寄るお寺でお参りをしていたら。

龍神様の賽銭箱の上にトンボがジッと止まっていて、珍しいなと思って写真を撮った。

お参りを済ませてお寺を離れ、ふらりふらりと歩いていると「あ、こんな所にごはん屋さんが」とあるお店が目に留まった。「店の前にメニューが出てる、ちょっと見ておこうかな」と何の気なしに近寄ってみる。

すると突然に、頭上から「みきさーん!」と自分を呼ぶ声が

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"愛"って思ってたのとは、なんか違う

"愛"って思ってたのとは、なんか違う

ある日のことだ。

目には見えない世界を本業として活かしている友人に、自分が作った石ブレスを見せていた時に。「石のエネルギーを感じてみて」と言われ、あれこれ手渡されるままに起こる感覚の変化に意識を向ける…ということをしていた。

普段はこういうの全然わからなくて。ごくごくたまに「今日は鋭敏かも…」という時に、気のせいかな?という程度にほんのり感じるくらいなのだけど。彼女の側にいると、そんな時より

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人の言葉は、自分をみつける道標

人の言葉は、自分をみつける道標

時に人からの言葉というものは、自分では気がついていなかった己の姿を見せてくれることがある。

ここ1〜2年で知ったのだけれども、どうやら自分は人当たりが良い方らしいのだ。まったく自覚はなかったのだが、人から評されることでその特性は浮かび上がってきた。

* * * * *

普段は写真の出張撮影、という仕事をしているのだけれど…自前のホームページではなく登録制のマッチングサイトから申し込まれた場合

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魂がリフレッシュするとき

魂がリフレッシュするとき

自分のことを、優柔不断でわりに腰の重いタイプだと認識しているのだけれど。時々「本当にそうなのか…?」と自分でもびっくりするくらい、スピード感に満ち溢れていることもある。

例えば、それは昨日のこと。

雨で撮影の予定が延期になったので、なんとなくスマホを眺めていたら。しばらく前にテレビで見かけた明石の玉子焼きのお店について検索したタブが、そのままになっているのが目に入った。

「ああ。ふらっと明石

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伝染るんです…?

伝染るんです…?

「霊感はうつる」という俗説がある。

霊感ならぬ零感の自分としては、ふーんと聞き流していた内容だったのだけれど…今では半分くらいは本当かもしれないと思っている。

実際、似たようなことを体験したからだ。

とはいえ、幽霊を見たとかそういう類ではない。知り合いに「見えない世界」のことを仕事にしている人がいて、彼女の側にいると「すこし不思議」が日常に侵食してくるのだ。

たとえば、自分は長らく「パワー

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さよならは、突然に

さよならは、突然に

一時期、ハンドメイドでアクセサリーなどを作ることにハマっていた。

思いつきを形にすることが楽しくて、色や素材の組合せを考えることが楽しくて、何年か夢中になってあれやこれやと作っていた。

それはいつでも自分にとって新しいチャレンジで。
やったことのないことをを試してみる、その連続で。

4~5年の間は、飽きもせずに様々な材料を買い集めては「こうしたい」を形にすることを続けていた。

販売戦略的に

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シンプルで単純な欲求のこと

シンプルで単純な欲求のこと

今でこそnoteを書いたり、Twitterでつぶやいたり、Instagramで写真をアップしたり…と日常的に何かの表現や発信をすることが当たり前のようになっているけれど。

昔からそうだった訳でも、そういうことを好んでいた訳でもなかったということに突然気がついた。

子供の頃に好きだったのは本を読む、ゲームをする、犬と遊ぶ、探検をする…などで。お絵かきとか自分で何か書いてみるとか、そういう創作や表

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マグロにもカツオにもなれない

noteで他人の文章を読んでいると、たまに思う事がある。
自分にはマグロにもカツオにもなれない、なる才能が無い…と。

止まったら死ぬ、回遊魚みたいな。
そういうせき立てられるような情熱を持てるって、一種の才能よね。

自分の小さな世界の中で、計画を立てて情熱を持ってチマチマと動くのは嫌いじゃない。それくらいの熱量ならある。

でも回りを巻き込んで、大きな形で…となると。体力的にも精神的にもバイタ

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