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日記

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2020年からは自分のために書いてます。
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2020年2月の記事一覧

2月28日(金)離乳食と尿意 〜『5万グラムの赤ちゃんの日記』より〜

2月28日(金)離乳食と尿意 〜『5万グラムの赤ちゃんの日記』より〜

5万グラムの赤ちゃんになってから離乳食(流動食)を朝昼晩と食べる日々である。

自分には子育ての経験もなければ周りに小さな子どもがいたこともない。子どもがどんな食べものを好くのか、体感としては知らないが、赤ちゃんが食べるべきとされているものを自分の身で持って食べることで、わかることは多いように感じた。

たとえば……

おトイレが近くなる(小のほう)。

私の毎日は基本的に全部同じだ。「毎日毎日同

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2月27日(木)5万グラムの赤ちゃん

2月27日(木)5万グラムの赤ちゃん

最近夜泣きが激しくて5万グラムの赤ちゃんみたいだなぁと思う。自分でも不思議なくらいも泣きやめなくて、そのこと自体にも戸惑って泣いてしまう。

どでかい大人だからさすがにオギャーとは泣かないけど、言葉にならない泣き声でわんわん泣き喚いてしまう、新種のわんわん物語と化している。

育児マンガを読んでると不思議なくらいに赤ちゃんの気持ちが分かるというか、「自分か?」と錯覚する。よくエッセイマンガを読んで

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2月24日(月)Spotify と Apple Music どっちがいいの論争

2月24日(月)Spotify と Apple Music どっちがいいの論争

こんにちは、SpotifyとApple Musicの両方にお布施を払っている女です。

なぜ両方に?と思う人もいるかもしれないけど、それぞれ取り揃えている音楽や機能が微妙に違うため、どちらか片方では満足しきれないんですよね。病気のせいで昔みたいにたくさんは音楽聴けなくなっちゃったけどさ……

それにしても、月々千円程度で世界中の音楽がいくらでも聴けるだなんて、凄い時代になったもんやなぁーとびっくり

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2月23日(日)話のオチ

2月23日(日)話のオチ

インターネットはエピソードトークの一大ムーブメントを迎えている。人は皆、自分の経験を誰かに話したくて堪らないのかもしれない。が、本稿において提起する問題はそこではない。

問題はタイトルの方だ。文章であれ漫画であれ、『○○な私が〜〜した話』のようなタイトルばかりが目に付いて仕方がない。創作表現をしようという人が、自ら杓子定規に適応しにいっていて、良いものが生まれるのだろうか。

例えばお笑いの世界

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2月22日(土)鼻の中の湿度計

2月22日(土)鼻の中の湿度計

ここ一週間、地球規模で湿度が下がってるな……

と独りごとを言ったのち、地球規模なわけがあるか、せいぜい日本規模だ、むしろ市町村規模だ、と思い直した。

人はどこで乾燥を感じるのだろうか。

目?喉?

私は鼻だった。乾燥すると、鼻の内側の皮膚、つまりは鼻の穴がヒリッと痛くなるのだ。おまけにちょっと血も出たりする。

よりにもよって鼻の穴……

情けない気持ちを抱えながらも、鼻の穴に乳液を塗ると痛

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2月21日(金)ころころコロニャ

2月21日(金)ころころコロニャ

コロナウイルスのニュースが多すぎる。朝から晩までテレビを点ければいつでもコロナ。一日中ずっとコロナ。コロコロコロナ……

もうコロナウイルスのことは考えたくないので、コロナウイルスの話を聞くと自動的にころころコロニャのことを思い出す脳みそに改造した。

朝から晩までころころコロニャのニュースをやっている国があったら、平和だ……

サンエックスばんざい。

【できごと記録】

昨夜、たぬき開発から無

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2月20日(木)「#いいことメモ」を、もう一度。

2月20日(木)「#いいことメモ」を、もう一度。

どうにも落ち込む社会情勢である。自分の力では変えようのない、スケールの大きな「負」が視界に流れ込んでくると、日常のちょっとしたいいことなど、スケールの小さな「正」に目に入らなくなる。

目に入らなくなったものを、もう一度視界に捉えるには、意識することが必要だ。自分の意志でもって、意識的にいいことに目を向ける。無理矢理にでも目を向ける。幸せは歩いてこない。だから歩いてゆくんだね。

以前、病人になり

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2/19(水)湯煎ヨーグルトと、グリーンハウスのUSBカップウォーマー

2/19(水)湯煎ヨーグルトと、グリーンハウスのUSBカップウォーマー

冷たいものを食べるとあっという間にお腹を壊す体質になった。

いろいろな創意工夫を経て、今はヨーグルトを湯煎したものを食べている(毎回書くのが面倒やけど湯煎しているのは看病してくれている家族です)。

お昼をしっかり食べても、3時半にはお腹が空く。これを放置しておくと、ビックリするくらい急にガス欠になって、うんともすんとも言えないくらい具合が悪くなる。だからおやつタイムは大切な体調管理のひとつなの

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2月17日(月)ドキュメンタリー『車中の人々 駐車場の片隅で』

2月17日(月)ドキュメンタリー『車中の人々 駐車場の片隅で』

ドキュメンタリーの映像作品を通して新たな世界を知ることは多い。それはもちろん、遠い外国の話だけではなくて、近いからこそ見過ごしがちな国内のことも。

NHKスペシャルで放送された『車中の人々 駐車場の片隅で』は、一年にもわたる濃密な取材から作り出された作品だった。

【初回放送】NHK 2020年2月15日(土) 午後9時00分~9時49分

日本全国の千を越える道の駅をすべて調査したところ、その

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2月16日(日)芥川賞と直木賞

2月16日(日)芥川賞と直木賞

【できごと】

私が殆ど小説を読めへんのに対して、家族Aは大変な読書家で、古今を問わず様々な物語を読む人だ。もちろん源氏物語などの古文や和歌にも明るい。

芥川賞と直木賞の話題になった。Aいわく、話題になった受賞作を読んでも全然ピンとこないことはよくあるらしい。作品の良し悪しとは別に、人には好みってもんがあるし、それはしゃーない。

A「芥川賞とか直木賞とか、出版社の主催やからな」
私「そうなんや

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2月15日(土)ユーモアの種

2月15日(土)ユーモアの種

時は20XX年、行き過ぎた品行方正を求めた世界ではユーモアが途絶え、笑いを解する者は絶滅危惧種となっていた……

笑いのなくなった世界を救うために立ち上がった4人の老若男女。彼らもまた、それぞれの理由でユーモアを失ってしまっていた。

おばあさん「老い先短いから…」
おじさん「おじさんが冗談を言うと空気が凍るから…」
おねえさん「女が面白いとモテないから…」
おとこのこ「じゅけんべんきょうがあるか

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2月13日(木)めちゃめちゃ病人

2月13日(木)めちゃめちゃ病人

SNSのプロフィール欄は難しい。人生を語るには短すぎるし、万人の心を掴むパンチラインも思い付かない。

よって、自分の経歴や好きなもの、創作の方向性について簡潔にまとめることになるのだが……

その時に病人について回る問題が、「SNSのプロフィール欄に病気について書くか否か」である。

きっと、非・病人からすれば、まあまあどうでもいいことだろう。

「そんなことどっちでもよくない?そもそも誰も気に

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2月12日(水)すみっコぐらしと四季

2月12日(水)すみっコぐらしと四季

うちの近くには「いつものスーパー」と「ちょっとだけ遠いショッピングセンター」がある。

食品の類はいつものスーパーの方が品質が良いため、そちらを利用することが全体の80%を占めている。

ショッピングセンターには無印良品やら電気屋さんも内包されているので、特別な用事の時は、そっちに行くこともある(いちいち書くのが面倒やけど、行ってるのは私ではなく家族)。

そんな時、私はいつもリクエストをする。「

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2月11日(火)心の傷を癒すということ

2月11日(火)心の傷を癒すということ

ドラマ『心の傷を癒すということ』最終回を観た。観ている自分の心まで同時に癒やされるような、不思議な作品で、全4回と短かったけど、放送の度に好きになっていった。

主人公の精神科医の安先生(演:柄本佑さん)は穏やかで優しくて理知的で、時が止まったみたいな静かな雰囲気。人の話もゆっくり最後まで聞いてくれて、こんな先生が日本の医療界にたくさんいてくれたらいいなぁ。

妻の終子さんが第3子を身籠って、大き

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