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2月28日(金)離乳食と尿意 〜『5万グラムの赤ちゃんの日記』より〜

5万グラムの赤ちゃんになってから離乳食(流動食)を朝昼晩と食べる日々である。

自分には子育ての経験もなければ周りに小さな子どもがいたこともない。子どもがどんな食べものを好くのか、体感としては知らないが、赤ちゃんが食べるべきとされているものを自分の身で持って食べることで、わかることは多いように感じた。

たとえば……

おトイレが近くなる(小のほう)。

私の毎日は基本的に全部同じだ。「毎日毎日同じことの繰り返しで……」という言い回しがあるが、まさしくアレである。まさしくアレどころか、アレの極みみたいな生活を送っている。

朝と昼には同じものを食べる生活をひたすらに続けている。家から出ないから1日の歩数も平均して同じだ。人と会わないから日中の生活も変わらない。おやつも同じ。行動に変化がないから、取る水分量も同じ。

ここまで同じ生活を送っているからこそ、その日行ったほんの小さな「いつもと違うこと」が体調に如実に反映される。これを「セルフ人体実験」と呼んでいる。

セルフ人体実験の検証結果によると、まったく同じ素材で1食を作っても、普通食として調理するか、流動食として調理するかで、食後からおトイレに行きたくなるまでの時間がまったく違うことがわかった。

たとえばお昼ごはんのメニュー。

普通食の場合だと、ごはん、卵2個分のオムレツ、その日の野菜のグリル、その日の気分の出来合いスープ、チーズ。これだと食後1時間半は尿意を催したりしない。

一方の離乳食の場合。おかゆ、具なしゆるゆる茶碗蒸し、その日の野菜のブレンダー潰し、その日の野菜のくたくた炊いたスープ、チーズ。これだと食後30分で尿意を催し始める。

離乳食を食べた後は、水分がどんどん膀胱に下がってくる感覚がある。まったく同じ野菜でも、普通に食べれば食物繊維と水分が絡み合っているため膀胱までの時間がある。しかしブレンダーで潰して食べると、食物繊維から水分が予め分離されているため、水を飲んだことと同じ扱いになり、ストンと膀胱行きなのである。

何が言いたいかというと……

5万グラムの赤ちゃんはトイレが近い。


〜『5万グラムの赤ちゃんの日記』より〜


【↑読みものここまで】

【↓個人的なできごと記録】

新しいお薬の副作用なのか、悪夢5連発みたいになっちゃった(悪夢の臨床報告自体はないが、体質によるのだろうという解釈)。

朝起きると、食いしばりだけにとどまらず、子供1人産んだ?ってぐらい全身で力んで唸ってたみたいで、体中の筋肉やら関節がかなり痛む。さけるチーズみたい。触るとはっきりと筋張って固くなっている。

薬には良い作用と副作用があり、毒にも薬にもなるとはこういうことかーと思う。けど、毒の面が主訴の痛みなどを上回ると、なんのために飲んでるかわからなくなり、たいへん。普通に、普段の痛みより総合評価で悪くなってるやん!

というわけで、お医者さんに家族から電話してもらい、追加のお薬を処方していただいた。往診は急にはできないので、家族に病院まで行ってもらって、代診で診察してもらった。

出してもらったのはよく眠れるお薬。そもそも寝たきりのせいで体力がなく、物凄く眠りが浅いので、夢を見まくるし中途覚醒も一晩に10回はあり、くたくたになる。これで眠りが深くなれば、結果的に夢も見なくなり、悪夢も見なくなるかなぁ?

できごと記録がだんだんただの病気記録になってきてしまった。

そういえば、「闘病記」って言葉(書籍のジャンルとしてある)、いやだよね。なんか闘わなくちゃいけないような気がするやん、既に闘ってるのに。

生活のすべてを病気に乗っ取られたような気がして癪に触る。こういう言い回しをすると、誇り高き女帝…?という感じがするが、病気に対してキレたらあかんなんてことはないはずや。強気な方がなんかエネルギーが湧いてくる気もする。

怒りはパワーでもある。実際、怒ってるとき、何や割と元気あったんやん、って思うし。

闘わなくていい、病との記録をしています。

おわり

おもしろおばさんになりたい者より



HAPPY LUCKY LOVE SMILE PEACE DREAM !! (アンミカさんが寝る前に唱えている言葉)💞