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2月11日(火)心の傷を癒すということ

ドラマ『心の傷を癒すということ』最終回を観た。観ている自分の心まで同時に癒やされるような、不思議な作品で、全4回と短かったけど、放送の度に好きになっていった。

主人公の精神科医の安先生(演:柄本佑さん)は穏やかで優しくて理知的で、時が止まったみたいな静かな雰囲気。人の話もゆっくり最後まで聞いてくれて、こんな先生が日本の医療界にたくさんいてくれたらいいなぁ。

妻の終子さんが第3子を身籠って、大きなお腹を抱えて布団に眠っている映像が、美しくて、神々しかった。尾野真千子さんは可憐な役もよく似合う。


昨日の夜には『プロフェッショナル 仕事の流儀』の再放送で、虐待貧困支援を行う女性のドキュメンタリーを観た。

支援対象に「一生関わる」心構えで一人ひとりと密な交流を持っていく。並大抵の決意で出来ることではないし、この仕事に就く人がみんな彼女のように働けるわけもないと思うけど、こういう人がいてくれることで、また人を信じてみようかという気になれる被支援者は多いだろう。

自分も過去の苦しみから少し解き放たれたような気がした。画面越しに認めてもらえたような気がした。過去のことは、本当に、書けないようなことばかりで、憧れのほのぼのエッセイとは程遠くっていやんなっちゃう。

でも、こうやって「心の傷」を扱う作品を観られるようになってきて、少しずつ、助けてくれる人も増えてきて、相手にも「あのときつらかった」と言えるようになってきて、関係性が築けてきて、傷も癒えてきているのかもしれない。癒えるといいな。

自分の人生について、「ぜーんぶ、あなた(私)のせいじゃないよ!」と声を掛けてあげることが増えた。私はなんにも悪くない。『グッドウィルハンティング』でも、先生は「It's not your fault」って何度も言ってくれてた。

昔はガリバーみたいに立ちはだかっていた巨大な敵も、大人になってみれば小さな子供や、自分と同じ普通サイズの大人なんだよね。

私はいま、もう一度人生をやり直しているんだと思う。

「つらいときは言葉にした方がええ。悲しみや苦しみを表現するのは、はしたないことやない。」

ーー『心の傷を癒すということ』よりーー


【できごと記録】

昨日はお医者さんパート2が来てくれはった。来てくれるお医者さんが増えると拠り所も増えて安心する。でも診察は緊張してすぐ疲れる。

昨晩から新しいお薬を飲み始めた。特に変な副作用はなかったし、劇的な好転もなかった。特にお薬については調べないことにした。私が調べたところで朝顔の自由研究レベルやもん、先生を信用する。人を信用するという勇気を持つ。

今日は昼間からなんだか左肩が痛くって、気になる。昨日緊張して凝ったんか、今朝に寝ぼけたまま体操して寝違えたんか、たまたまか、わからんけど、気にしすぎんように。

もともと緊張しいやし、人見知りなんやから、肩の力抜いてこーーー

夜寝る前に大好きな友達のことを考えて、ありがとう……って思ってたら、今日桜の写真を送ってきてくれて、嬉しかった。

『運命の人に巡り会えたような気がする……』

ドラマ『やまとなでしこ』桜子さんの名台詞より


今日が祝日って夕方に気付いた者より

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