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『テスカトリポカ(佐藤究/角川文庫)』、読了。
>選考委員・宮部みゆき氏「直木賞の長い歴史の中に 燦然と輝く黒い太陽」 https://amzn.to/3xEmPmM 第165回、直木賞受賞作を、文庫で、再読。解説や、あとがきな…
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『麻雀漫画50年史(V林田/文学通信)』、読了。
全500P以上(※索引などを含めず)、2,400円(※税別)の大資料本。 https://amzn.to/45X8ajv 一度、同人誌として販売したものを、大幅な改稿と再編集を加…
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『800 TWO LAP RUNNERS(川島誠/角川文庫)』、読了。
中沢と、広瀬。対照的な二人が、走り、恋をする。 その競技は、陸上の800m走。 https://amzn.to/4cj0KJa 全力で走り切れば良い、というほど短くはなく、 ペース…
『NARUTO』で、『怪獣8号』を、説明してみます(※ネタバレ、注意)
TVアニメ版 (https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kaiju-no8/) も、絶賛放映中の、 マンガ、『怪獣8号(松本直也)』 (https://shonenjumpplus.com/episode/13933686…
映画『ゴールデンカムイ』観てまいりした!(※映画及び、原作のネタバレを含みます)
公式サイト: https://kamuy-movie.com/ ・良かったところ 原作漫画へのリスペクトがありました。 たとえば、牛山の初登場シーンなど、 娼婦の身体が宙を回転しながら飛ん…
『テスカトリポカ(佐藤究/角川文庫)』、読了。
>選考委員・宮部みゆき氏「直木賞の長い歴史の中に
燦然と輝く黒い太陽」
https://amzn.to/3xEmPmM
第165回、直木賞受賞作を、文庫で、再読。解説や、あとがきなどの、追加はありませんでした。
それでも、傑作であることに、変わりはありません。
あらすじ:メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人(ナルコ)のバルミロ・カサソラは、潜入先のジャカルタで日本人の臓器ブローカー
『いもうと物語(氷室冴子/新潮文庫)』、読了。
昭和40年代の北海道。鉱山の時代が終わらんとし、東京”とかいうところ”ではオリンピックがやっているせいで、うちに3つしかないTVのチャンネルが全部同じ内容になったり、”とうきび”の畑に入って怒られたり、家には初めて石油ストーブがやってきたりする。そんな日常を過ごす、小学校四年生のチヅルは、歌子お姉ちゃんを持つ、わが家の”いもうと”だった。
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汽
『野球が好きすぎて(東川篤哉/実業之日本社)』、読了。
プロ野球をテーマにした、ユーモアミステリ。
元々は、”高校野球”をテーマにした、アンソロジー用の短編から始まった、という、ちょっとズレたところもありました。
(※というわけで、この記事の画像も、あえて、マツダスタジアム・・・・・・、ではなく、由宇駅のそれですw)
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>――だけど、新井の背番号って28だったかしら?
謎解き役を、カープファン、
『麻雀漫画50年史(V林田/文学通信)』、読了。
全500P以上(※索引などを含めず)、2,400円(※税別)の大資料本。
https://amzn.to/45X8ajv
一度、同人誌として販売したものを、大幅な改稿と再編集を加えた一冊。
その甲斐あって、10年の調査期間が、正確さや、追加情報の濃さを増し、
読み応えのある内容になっていました。
この本を読むことで、知れる内容は、主に以下の三つでした。
・どんな、麻雀漫画が、あった&あ
『家族狩り オリジナル版(天童荒太/新潮社)』、読了。
(※帯、より)
>血の海に沈む家庭 破滅への電話が鳴り響く
声の主は、一か皆殺しを宣言して受話器を置いた・・・・・・。
あまりにも残虐過ぎる連続殺人、ページを捲るごとに満ちていく狂気。
迷える子どもらに救いの日は訪れるのか?
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グローバリズムが、反動としての、自国第一主義を流行らせたように、多様性が口に登るようになると、かえって、個々の
『三たびの海峡(帚木蓬生/新潮社)』、読了。
作者が、「日本人として、書いておくべき義務がある」と言い、
『本の雑誌』誌上では、後の馳星周こと、板東齢人が、「すべての日本人に、この小説を読んでもらいたい」と言い切った、一冊。
(※故三國連太郎主演で、実写映画化も、なされました)
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かつて、日本に強制連行された、朝鮮人男性、河時根(ハーシグン)
今や企業の会長を務める彼は、四十数年ぶりの渡
『量書狂読(井家上隆幸/三一書房)』、再読了。
フリー・ライターによる、「こんな本がありますよ」というコラム。
筆者は、「けなすよりもおすすめ第一」とおっしゃっておられますが、実態は作品をネタに、あらゆるものをこき下ろすスタイルでありました。
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(あとがき、より)
>偶然にも92年2月は、左眼を失明して50年めです。何度か手術した末、20歳までに右眼も見えなくなるかもしれないといわれました
『蟻(アリ)(ベルナール・ウェルベル/小中陽太郎◎森山隆【訳】/角川文庫)』、読了。
今回、わたくし、破死竜が、読み終えたのは、
フランスの、”アリ小説”です。
世の中には、良いとか悪いとか、面白いとか面白くないとか以前に、
”絶対、この人じゃなきゃ作れないよ”、という、
個性のメーターが振り切れている作品が存在しますが、
本書もまた、そのような存在でありました。
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まず、表紙に、無数のアリ。
次に、<主な登場人物>を見ると
『時空の支配者(ルーディ・ラッカー/黒丸尚・・・・・・訳/ハヤカワ文庫SF)』、読了。
こんな本を読みました、破死竜です。
原題は、『The Master of Space and Time 』
つまり、邦題は、ほぼ直訳ってことになりますな。
あらすじ:
時空支配装置を発明した悪友ハリイと共に、”ぼく”こと、フレッチ(フレッチャー)が起こす、大騒ぎ。
わかりやすい例:第四章のサブタイトルは、『ゴジラ対蛙男』、です。
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ただひたすら臭かった、とある乗客の話
バスか、電車か。
とにかく、他の乗客も居合わせる乗り物だったと思ってください。乗り込んだ途端、平日の夜にも関わらず、ある席の周りに空間があることに気が付きました。
そのことをなんとなく妙に感じながら、座席の横に立ち――自分は、原則、席に座らない人です――カバンからスマホを取り出し、反対の手で吊り輪を掴んだそのとき、強烈な臭いを感じました。
”匂い”は、漂ってくるものですが、”臭い”とは、
『シオンズ・フィクション イスラエルSF傑作選(シェルドン・テイテルバウム&エマヌエル・ロテム 編/中村融 他 訳/竹書房文庫)』、読了。
サイエンス本書評家の冬木糸一さん(※たしか、noteにも、アカウントをお持ちだったはず)が、紹介されていて、興味を持った、一冊です。
・どのような本なのか?(※訳者(代表)あとがき、より)
>版元はアメリカのコネティカット州シムズベリーを拠点とする出版社。つまり、イスラエル人の編者たちが、イスラエルSFの精髄を世に知らしめるために英語版の本を編み、アメリカの出版社から刊行したわけだ。
・
『NARUTO』で、『怪獣8号』を、説明してみます(※ネタバレ、注意)
TVアニメ版
(https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kaiju-no8/)
も、絶賛放映中の、
マンガ、『怪獣8号(松本直也)』
(https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331674116123)
に、ついて、
同じジャンプマンガである、
『NARUTO(岸本斉史)』
(https://naruto-official.
映画『ゴールデンカムイ』観てまいりした!(※映画及び、原作のネタバレを含みます)
公式サイト:
https://kamuy-movie.com/
・良かったところ
原作漫画へのリスペクトがありました。
たとえば、牛山の初登場シーンなど、
娼婦の身体が宙を回転しながら飛んでいく、
いかにも、マンガちっくなシーンなのですが、
あれすらも再現しておりました。
(※くぐって進む土方の様子たるや!w)
・原作と変更があったところ
冒頭の杉本の「露助」発言と、アシリパの幼名については、