『三体』の劉慈欣も「近未来SFの頂点」と激賞! 陳楸帆『荒潮』、ついに日本上陸!

あの『三体』著者、劉慈欣が「これは近未来SFの頂点だ」と激賞。早川書房が『三体』に続いて自信を持っておおくりする中国SF、陳楸帆(チェン・チウファン)『荒潮』をご紹介します!

『荒潮』(画像・書名をクリックorタップでAmazonに飛びます)
陳楸帆(チェン・チウファン)/中原尚哉=訳
カバーイラスト:みっちぇ(亡霊工房)/カバーデザイン:川名潤
新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

 本作『荒潮』[

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スキありがとうございます!
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めも。バレリア・ルイセリ『俺の歯の話』(白水社/松本健二=訳)2019年12月26日発売。ひょんなことから競売人を目指すことになった人物を描く、メキシコ出身の新鋭とフメックス社の工場労働者との共同制作で生まれたコラボレーション小説。
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b487702.html

Thank You(´ω`人)
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『銀河核へ 下』ベッキー・チェンバーズ(著)細美遙子(訳)

銀河共同体政府からの大仕事を受注したトンネル建造船“ウェイフェアラー”。一年近くに及ぶ長い航海で訪れる様々な天体と、そこで出会う異星種族たち―訳あって火星を逃げ出してきたばかりの新人乗組員ローズマリーにとっては、すべてが驚きの連続だ。彼女たちはいくつもの危機を乗り越えて、未知の種族トレミが支配する銀河系中心部をめざす。そこで待ち受けていたものは?

あっさり銀河核到達。そして意外な展開。終盤の展開

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あなたに幸あれ!
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『ロボット・イン・ザ・スクール』デボラ・インストール(著)松原葉子(訳)

プレスクールに通い始めたボニーを見て、タングが言い出した。「僕も学校に行きたい」。果たしてタングは人間の学校に入学できるのか…?ケンカ、別れ、新た出会い。毎日がてんやわんや、でもあったかくて愛おしい家族の日々に笑って泣ける、ハートフル小説。

ボニーが学校に行き始め、当然「何で僕には学校がないの?」とタングが言い出し、奮闘するベン達が相変わらずハートフル。

3巻目も前巻にひきつづき、学校やオフ会

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あなたに幸あれ!
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めも。アラン・ロブ=グリエ『ある感傷的な小説』(水声社/的場寿光=訳)2019年12月25日発売。版元ドットコムでは概要が書かれていないが、偏愛、暴力、サディスティックな性癖を通して作家に取り憑いた妄想を描きだしたロブ=グリエの遺作。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784801004597

Danke(´ω`人)
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デジタルツールが壊した人間力とは? #154

携帯電話のない時代、突発的な事件が発生した時はどうしていたのか。

目の前で起きたことに対応するには、誰かの指示を待っているわけにはいかず、マニュアルを開く時間もなく、ましてやググることもできません。

そこで人間は「判断」していました。

素早い判断を下すために、もっと五感が敏感だったり、知識と知識を結び付けて考える力があったりしたのではないか。そう考えると、インターネットやデジタルツールが壊し

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今日は「大吉」
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和解は最大の励ましに 『ロスノフスキ家の娘』 #153

いっとき、「家系図」をつくることが流行りましたよね? 試しに検索してみたら、いまでも代行サービスがいっぱいあって数万円からできるそうです。

先祖はなにをしていた人なのか? どんな暮らしをしていたのか?といったことを知るのは、現在の自分を知ることにもつながるのではないかと思います。

ポーランド移民の父を持ち、聡明で、裕福な暮らしをしていたフロレンティナは、ある時、家族の秘密を知ってしまいます。父

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衝撃のラストに震える 『ケインとアベル』 #152

映画や小説のジャンルである「サーガ」とは、日本語だと「年代記」の訳語をあてられることが多いようです。

元々は中世の散文物語の総称で、アイスランドで成立したそう。ここから転じて、英雄伝説や武勇伝、冒険談、そして一家の歴史を系図のように描いたものも「サーガ」と呼ばれるようになりました。

昨日ご紹介したイギリスの作家ジェフリー・アーチャーは、「サーガ」とミステリー、そして短編を順番に執筆することで知

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고맙습니다
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海外エンタメ小説の魅力満載 『百万ドルをとり返せ!』 #151

海外小説や映画に触れる時、日本語しかわからないわたしと作品をつないでくれるのが「翻訳」です。映画の場合は「字幕作家」と呼ぶ人もいるくらい、「文字」と「映像」は別世界です。

あれは高校生の頃だったのかな。日本の小説ばかり読んでいたわたしに、海外のエンタメ小説にもいいのがあるよと教えてもらい、たぶん初めて触れたエンタメ小説がジェフリー・アーチャーの『ケインとアベル』でした。いま考えると、なんでこんな

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Enjoy your day!
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『われらはレギオン3 太陽系最終大戦』デニス・E・テイラー(著)金子浩(訳)

アザーズ侵攻からパヴ人の星系を守るための戦いは敗北に終わった。しかもその戦闘で、敵に地球の位置を知られてしまう。つぎに狙われるのは地球だ!ボブたちは必死で対抗策を考えるが、対処しなければならない問題はほかにも数多くあった。ポセイドンの独裁者政権、ブラジルの複製人メデイロスの攻撃…そんななか、ついに強大なアザーズの艦隊が襲来する。地球防衛のために集結した500体のボブは…3部作、堂々完結!

無事完

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