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アラサー社会人の読書記録(ネタバレ無)【土曜更新】 |好きな作家:朝井リョウ、又吉直樹…

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アラサー社会人の読書記録(ネタバレ無)【土曜更新】 |好きな作家:朝井リョウ、又吉直樹、pha |📙書籍3冊出版 |たまにエッセイ執筆 |X(Twitter)https://twitter.com/dokusyo_daigaku

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  • 【読書大学】エッセイ編

    アラサー社会人の読書記録です。 このマガジンでは主に【エッセイ】の紹介や感想をまとめていますので、ぜひご覧ください!

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    読書大学の「だい」が出版したKindle本に関する記事です。

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読書大学のご紹介

 2024年もよろしくお願いします。  最近は大変ありがたいことに、記事をお読みいただく方が少しずつ増えてきました。  また、noteを初めてから1年が経過しましたので、改めて自己紹介させてください! 〇自己紹介・アラサー社会人 ・好きな本のジャンル:小説、エッセイ、学習系、お笑い ・好きな作家:朝井リョウ、又吉直樹、pha 〇記事 読んだ本の感想や紹介を中心に、読書全般に関わることにも触れています。以下はこれまで投稿した記事の代表例です。 ●本の感想記事  おおよ

    • 非常に残念な喩え

       本を読むことも、何かを書くことも好きだ。  その両方の「好き」が組み合わさり、本の紹介記事やこういったエッセイを書いている。  本を読むことで何かを学びたい、新しい発見をしたいという気持ちが無いわけではない。  しかし、それよりも、本を読んでいると落ち着くし、何より本そのものが大変面白いのだ。  漫才やコントを見るのも好きだが、それらとは異なる、「活字」による面白さが本にはあり、それが好きなのだ。  書くことの良さは、書きながら頭の中のモヤモヤを活字にしていくことで輪

      • 森の図書室【大都会を忘れさせてくれるブックカフェ!】

        東京。 どこを見ても人人人。ぼーっとしていたら人波に飲み込まれてしまいそうです。 辺りを見回しても、建物や看板で溢れかえり、あーうるさい…… いや、それがあるんです。東京でも静かに自由に過ごせる場所が。 しかも大都会 渋谷に…… 今回は、森の図書室というオシャレなブックカフェがありましたので、ご紹介します! 大都会にいることをついつい忘れてしまうほど、良い場所でした! ◯森の図書室 ◯店の雰囲気・入り口はレストラン街の一角 ・インターフォンを鳴らして中に入る ・

        • もしかして うつ…?【アラサー社会人のうつ初期~中期の体験記】

          「仕事がつらすぎる」 「集中力がなくなり、ミスが増えた」 「食欲がなく、体重が減少している」 「何もかもやる気がでない」 「気が付くと涙が出ている」 「生きるのがしんどい」……  私ってもしかしたら「うつ」?  私は 2021年から、うつの症状があらわれ、通院をはじめました。  現在では、かなり改善され通院も一段落し、以前と同じ状態に回復しました。  この本では、うつの症状がみられていた当時に書いた日記や通院メモなどを振り返りながら、うつについての私の経験談を書いていま

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        • 【読書大学】エッセイ編
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        記事

          【さり】ではなく【さいり】です。【朝ドラ主演のエッセイ!】

          伊藤沙莉。 NHK朝ドラ『虎に翼』で主演を務める俳優です。 愛くるしい見た目と、ハスキーな声で覚えている方も多いでしょう。 今回は、そんな伊藤沙莉さんが書かれた、初のフォトエッセイ『【さり】ではなく【さいり】です。』をご紹介します! ○著者伊藤 沙莉 ・2024NHK朝ドラ『虎に翼』をはじめ、数々のドラマや映画に出演する演技派俳優 ・お兄ちゃんはお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(ツッコミ) ○ジャンルフォトエッセイ ○あらすじ9歳でデビュー。 子役時代からのコンプ

          【さり】ではなく【さいり】です。【朝ドラ主演のエッセイ!】

          教室が、ひとりになるまで【青春×ミステリ×能力者!?】

          他人を自殺させる能力……?? そもそも「能力」って何? ミステリと言えば、推理小説や探偵小説といった、いわゆる「事件の解明」や「謎解き」が思い浮かびますよね。 事件が発生して、それを探偵ポジションの人が中心となり、事件の経緯を明らかにしていき、最終的に読者は「こんなトリックが!」、「まさかこの人物が犯人だったとは!」と驚かされます。 今回紹介する『教室が、ひとりになるまで』は、何と、能力を持った人物が登場します!(しかも複数人) 【青春×ミステリ×能力者】果たして面白

          教室が、ひとりになるまで【青春×ミステリ×能力者!?】

          文章を書く前に読む本【note,X必見!】

          文章を書くこと。 これは意識しなくても、ほとんどのひとができる行為です。 ですが、当たり前の行為であるが故に「書くこと」について学んだことのある人は少ないのではないでしょうか。 今回ご紹介する『文章を書く前に読む本』は技術(テクニック)はもちろん、それよりも大切な書く前の心構えについても分かりやすく解説されています。 noteを書く方はもちろん、Xのような短い文章を書く人、Kindle本を書く人、仕事で文章を書くことがある人、全員必見の書です。 〇著者ミツ/新海光(し

          文章を書く前に読む本【note,X必見!】

          Just30【30歳のリアル】

           30歳になった。  今まで「アラサー」と言ってきて、これからしばらくもアラサーなのだが、その中でも特殊な「Just30」になった。 (個人的に「三十路」はなんとなく、言葉のわりにダメージが大きいというか、生々しい感じがして嫌) あれからもう10年が経った。 ハイハイ前の赤ん坊が小学5年生くらいになる時間が経ったのだ。早すぎる。  アラサー前期の25〜29歳までは「アラサー」という枠組みのほか、「20代」という枠組みにも収まる。  私はこの20代という枠組みを気に入って

          Just30【30歳のリアル】

          イニシエーション・ラブ【恋愛ムズ!!】

          マジか~。 全部読み終わって、思わず声にだして言ってました。 「必ず二回読みたくなる」という宣伝文句はよくありますが、まさにこういうことかと、感じざるを得ない1冊をご紹介します! ※ネタバレ無 ○著者乾 くるみ(小説家・推理作家) ○ジャンル恋愛ミステリー小説 ○あらすじ人数合わせで呼ばれた合コン。 夏の海のドライブ。 遠距離恋愛。 1980年代が舞台のほろ苦、甘酸っぱい恋愛小説…… ○感想・ストレートな、ほろ苦、甘酸っぱい恋愛小説…と読んでも充分面白い。 ・今で

          イニシエーション・ラブ【恋愛ムズ!!】

          なぜ働いていると本が読めなくなるのか【爆売れ中の新書!】

          疲れて読書する気にならん… 本を読んでも頭に入ってこない… 最近、度々感じておりましたから、この本を知った時は「まさに私のための本ではないか!」と興奮しました。 しかし、どこの書店を探しても在庫切れ… やっとの思いで手に入れました(笑) この本がこんなにも売れているということは、仕事が忙しくて満足のいく読書ができていない方がそれだけ多いということでしょう。 今回は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』をご紹介します! ○著者●三宅香帆 ・元々読書が好きで文学部出身

          なぜ働いていると本が読めなくなるのか【爆売れ中の新書!】

          15歳のテロリスト【新宿駅爆破事件!?】

          少年犯罪。 皆さんはどのくらいご存知でしょうか。 適用年齢、実名報道、厳罰化など、人によっても様々な意見があるであろう、これら少年犯罪がテーマの小説をご紹介します。 〇著者・松村 涼哉 大学在学中に応募した作品が、が第22回電撃小説大賞で<大賞>を受賞し、デビュー。 〇ジャンルミステリー小説 〇あらすじ犯行予告の後に発生した新宿駅爆破事件。 容疑者は15歳の少年 渡辺篤人。 少年犯罪を追う記者の安藤は事件を調べていくと、驚愕の真実にたどり着く… 少年の意図は?何が

          15歳のテロリスト【新宿駅爆破事件!?】

          益田ミリさんの本【ゆるふわタッチに油断禁物!】

          益田ミリ 本屋でこの名前を見たことがある人は多いのではないでしょうか。 名前は憶えていなくても、ゆるーいタッチの表紙、丸みを帯びた線で描かれたキャラクターに見覚えのある人は多いでしょう。 今回は益田ミリさんの本(通称:ミリ本?)を2冊ご紹介します。 〇著者益田 ミリ ・1969年大阪生まれ ・イラストレーター、漫画家、エッセイスト ・「すーちゃん」という女性キャラクターの日常を、ゆるふわタッチで描くコミックエッセイを多く出版している 〇ジャンルコミックエッセイ 〇あ

          益田ミリさんの本【ゆるふわタッチに油断禁物!】

          言葉の還る場所で【谷川俊太郎と俵万智の奇跡の対談!】

          ゴールデンウイークいかがお過ごしでしょうか? 旅行に出かけるのも、もちろん良いですが、まったりと読書するのも素敵ですね。 今回は、「言葉」の達人である谷川俊太郎と俵万智の対談集をご紹介します! 詩と短歌という違いはあれど、言葉を扱う職業のトップ中のトップであるお二人。 共通点が多いのかと思いましたが意外や意外。 違う点どころか、真逆の点もたくさんありました。 ○著者●谷川俊太郎 詩人。1931年東京生まれ。受賞・著書多数。 国語の教科書で作品を読んだことがある方も多い

          言葉の還る場所で【谷川俊太郎と俵万智の奇跡の対談!】

          自らの視力と聴力を奪う

           皆さんは昼休みはどのように過ごすだろうか。  だいたいこんな感じだろう。  私は多くの場合、自分のデスクでお昼を食べた後は職場周りを散歩することが多い。  何の変哲もない昼休みに聞こえるかもしれない。行動そのものに違和感はないだろう。  しかし、「自分自身の能力を低下させる」という点は少し特異かもしれない。  どういうことかと言うと、私は昼休みに入ったと同時に眼鏡を外し、イヤホンを耳に挿す。  私は目が悪くて、眼鏡を外すと視力は大幅に下がり、睨むようにしないと、人の

          自らの視力と聴力を奪う

          激ヤバ【ランジャタイ 伊藤幸司の衝撃デビュー作!】

           私はお笑いが好きで、芸人の本もよく読みます。  書店ではタレント本コーナーの半分近くがお笑い芸人のところもあり、最近は芸人が本を書くことが、以前よりも多くなりました。  今回はM-1グランプリ(漫才頂上決戦)での活躍をきっかけに、メディアへの露出が増えた、天上天下奇妙奇天烈コンビ「ランジャタイ」の伊藤幸司さんが書いた本をご紹介します。  お笑い好き、読書好き問わず読んでほしいです! ※↓↓↓がランジャタイです。左の全身真っ黒なのが、今回紹介する本の著者です。 〇著者

          激ヤバ【ランジャタイ 伊藤幸司の衝撃デビュー作!】

          成瀬は天下を取りにいく【2024年本屋大賞!】

          先日「2024年本屋大賞」が発表されました。 大賞は『成瀬は天下を取りにいく』が受賞し、成瀬が本当に天下を取りました! あなたも成瀬シリーズを読んで、成瀬あかり史の証人になりましょう! ○成瀬シリーズ『成瀬は天下を取りにいく』(第1作:2024年本屋大賞) 『成瀬は信じた道をいく』(最新作) ○著者宮島未奈(滋賀県大津市 在住の小説家) ○ジャンル著者が住んでいる滋賀県大津市を舞台にした「青春小説」 ○あらすじ容姿端麗、頭脳明晰、成績優秀、コンクール受賞多数、地元テレ

          成瀬は天下を取りにいく【2024年本屋大賞!】