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【すぐ消すかも】日記.5/7

今日はサッカー観戦へ。 『監獄の誕生』を待ち時間に読む。 メタバースは監獄であり、規律.訓練の技術/テクノロジーによって群れに名を与えるものなのか、などは考えたい。…

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16時間前
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【すぐ消すかも】日記.4/30

今日は給料日だったので『ロシア宇宙主義』と『本の神話学』を購入。『ロシア宇宙主義』で、共産主義の進歩は未来主義的で、過去から未来への負債.非対称性があり(つまり…

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6日前
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【すぐ消すかも】日記.4/29

誰でも、いや多くの人は将来の自分(10年から50年後先ほど)を考えたりすると思うけれど、自分は小学生の頃に今22歳ぐらいになったときどんな奴になっているか、に限らず、…

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7日前
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第5章 22歳ニートの叫び 

5章まで書いてきたが、次章以降は、もう書かない。いや、何年後かに生きていたら書くかもしれない。 22年間の復習。これを読んでいる人へ、これだけは伝えたいこと。 4つ…

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2か月前
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第4章 ある未完の草稿のエクリチュール

未完のアイデアを、公開する。それは詩的なものによって誤魔化すことを意味する。いずれ消したり、修正して再公開するかも。 起源としての叫びと、複製された音と光 四肢…

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2か月前
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第3章 一人称エコノミー ポスト.インターネット宣言

初めに.「告白」 私はメタバースという言葉が生まれる前から、人類は仮想空間-マトリックス、つまり一人称世界に閉じこもることで世界は平和になる、という構想を考えてい…

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2か月前
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第2章 境界と全体 固有名から離れて

唯物論-観念論の闘争 唯物論と観念論は基本的に認識論の次元に属すが、それが社会思想に反映されると、ホッブスとヘーゲルの対立に相当する、と「西洋政治思想史」に、特…

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2か月前
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第1章 自己への吟味 アントナン・アルトーの幽閉

「裁き」の源泉 呪術から宗教から王から国家へと、「鏡像フィードバックシステム」による、オブジェクトへのメタレヴェルな憑依、つまり人格化された中心-超自我への負い…

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2か月前
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序章 分裂と鏡像

「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」 と、マルクスは言った。同書の最後はこう締めくくられている。 「万国のプロレタリア(労働者)団結せよ!」 カ…

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2か月前
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【すぐ消すかも】日記.5/7

今日はサッカー観戦へ。
『監獄の誕生』を待ち時間に読む。
メタバースは監獄であり、規律.訓練の技術/テクノロジーによって群れに名を与えるものなのか、などは考えたい。

さて、、その話とも関係してそうなことで、以下では最近考えていることの草稿.走り書きとして、短文を書いていく。

天国と地獄 の 建築-脱構築 「隠喩としての建築」として

前に、ロシア宇宙主義とは「現実でキリスト教をやろうとするとそ

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【すぐ消すかも】日記.4/30

今日は給料日だったので『ロシア宇宙主義』と『本の神話学』を購入。『ロシア宇宙主義』で、共産主義の進歩は未来主義的で、過去から未来への負債.非対称性があり(つまり未来の人は過去の人より得をしている)そこから某思想が生まれる、的な箇所を読み、なにか最近考えてること、例えばエーデルマンとか、あとサバルタンとかから繋げて人権を考えたい。ロシア宇宙主義とは、来世(天国.地獄)というものが効力を失った時代に、

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【すぐ消すかも】日記.4/29

誰でも、いや多くの人は将来の自分(10年から50年後先ほど)を考えたりすると思うけれど、自分は小学生の頃に今22歳ぐらいになったときどんな奴になっているか、に限らず、例えば先生の話を聞いている最中に「先生の話が終わった時に世界はどうなっているか?」みたいな「非-情報処理的」で「非-世界的」な妄想をしていた「結果」、その頃は予想できていない病気〈統合失調症〉に罹ってしまっている。統失もそうだが、まさ

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第5章 22歳ニートの叫び 

5章まで書いてきたが、次章以降は、もう書かない。いや、何年後かに生きていたら書くかもしれない。

22年間の復習。これを読んでいる人へ、これだけは伝えたいこと。

4つの命題を示すが、どれも当たり前のことである。具体的な問題への解決策にはなり得ないが、抽象的には全体の問題の解決をカバーできていると思う。

動きすぎてはいけない

この2つが結局は重要になってくる。

1.既存の制度、及び既得権益に

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第4章 ある未完の草稿のエクリチュール

未完のアイデアを、公開する。それは詩的なものによって誤魔化すことを意味する。いずれ消したり、修正して再公開するかも。

起源としての叫びと、複製された音と光

四肢や胴体という器官(ジェスチャー)や声、そして光の全方位的な共有-太陽による視覚の共有、それらはいずれも光と音を主とする媒介-メディアが中心を占め、象形文字やオノマトペ的なコードが構造を為していた。コードの根源とは何か?それは「叫び」であ

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第3章 一人称エコノミー ポスト.インターネット宣言

初めに.「告白」

私はメタバースという言葉が生まれる前から、人類は仮想空間-マトリックス、つまり一人称世界に閉じこもることで世界は平和になる、という構想を考えていた。
第1章ではこの構想の全体像を社会.政治.経済.家族.テクノロジーに分けて、さらっと紹介する。
第2章では経済に絞って、もう少し具体的にこの構想を説明していく。
最後に、まだ未完の構想であることは強調しておこう。

第1章.「全体像

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第2章 境界と全体 固有名から離れて

唯物論-観念論の闘争

唯物論と観念論は基本的に認識論の次元に属すが、それが社会思想に反映されると、ホッブスとヘーゲルの対立に相当する、と「西洋政治思想史」に、特に強調するわけでもなく書いてあったのだが、私はそれ以前から唯物論みたいな人と観念論みたいな人、いるよね、という思念がその頃(去年ぐらい)渦巻いていて、それはもしかしたら、左翼と右翼とかもその図式に適応可能なのかもとか思っていた。
唯物論は

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第1章 自己への吟味 アントナン・アルトーの幽閉

「裁き」の源泉

呪術から宗教から王から国家へと、「鏡像フィードバックシステム」による、オブジェクトへのメタレヴェルな憑依、つまり人格化された中心-超自我への負い目.負債から、善悪システムによる「裁き」が生じる。
「鏡像フィードバックシステム」は相手に意識があるのであれば、という無限の相互抑圧的な、自然状態=万人の万人に対する闘争、から呪術.宗教.王.国家を作り出した。国家が生まれ、それはある国=

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序章 分裂と鏡像

「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」
と、マルクスは言った。同書の最後はこう締めくくられている。
「万国のプロレタリア(労働者)団結せよ!」
カント「永遠平和のために」の最後はこうだ。
「たとえ限りなく前進しながら近づくしかないとしても、公法の状態を実現することが義務であり、実現の希望にも根拠があるとすると、これまで誤ってそう呼ばれてきた平和条約(これは実は休戦に過ぎない)の後に

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