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何度でも読みたい。

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何度でも読みたい。noteで読ませていただいた、そんな記事をまとめています。
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#コラム

失礼なことを言われたときの消化の仕方

失礼なことを言われたときの消化の仕方

今回の相談者の方は、他人からのネガティブな言葉との距離感について、お手紙をくださいました。ありがとうございます。最初の「しいたけ占いにいつも元気をもらっています」のご挨拶もありがとうございます。

この方は色々あって、一年前から海外で暮らしているそうなのです。そして、最近日本に帰ってきた際に、久しぶりに会う友人から「実はそんなに英語できないでしょ」とか「これから先どうするの?」とか、さらには「太っ

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リラックスがうまくできない

リラックスがうまくできない

今回の相談者の方は最近、東洋医学を勉強しているそうで、この方は「気虚」というタイプ?(東洋医学に詳しくなくて、こういう言い方で正しいのかわかりません。すみません)で、毎回先生に「体が欲しているのはリラックスです」と言われているそうです。もう、冒頭からめちゃくちゃ興味あります。

ただ、先生からそう言われても、その「リラックス」がなかなかうまくできないそうなのです。仕事のことを考え出すと、ベッドの中

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「やってみた」の最後に

「やってみた」の最後に

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 この半年、いろんなことを「やってみた」。
 最後に「やってみた」ものをご紹介してこのマガジンを終わりたい。
(そしてこの最終回だけ、なぜかですます調ではなく「である調」。統一感なく申し訳ない)。

 電子書籍とペーパーバックを作るまでの間に、いろいろなサイトやブログを参考にした。

「〇分でわかる」とか「こうすればOK」み

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Movie10 語り合う調べ【Itzhak/イツァーク〜天才バイオリニストの歩み〜】アジアンドキュメンタリーズ

Movie10 語り合う調べ【Itzhak/イツァーク〜天才バイオリニストの歩み〜】アジアンドキュメンタリーズ

 久しぶりにアジアンドキュメンタリーズを観た。

『Itzhak/イツァーク〜天才バイオリニストの歩み〜』
《ノーカット完全版》

 2019年、NHKBSで放送されたらしい。

 イツァーク・パールマンについて、特別知っていたわけでも、詳しいわけでもなかった。ただ、とても有名なバイオリニスト、という知識だけはあった。

 私はバイオリンの音色が好きだ。ピアノとバイオリン、甲乙つけ難いが、バイオリ

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Design&Art|デザインを覗く 〈12.人間と自然〉

Design&Art|デザインを覗く 〈12.人間と自然〉

「自然」という言葉には、ふたつの意味があります。

ひとつは、「人工」の対義語としての自然。これは空や海、木々や海など人間の手が加えられていない対象を示しており、日常生活でよく使われている言葉です。

もうひとつは、「状態」を指し示す言葉としての自然。こちらは自然物・人工物に関係なく、自然(体)な状態にある様々な対象に対して使われています。

わかりやすく分類すると、これらは英語の「Nature

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Design&Art|デザインを覗く 〈11.青い光の街〉

Design&Art|デザインを覗く 〈11.青い光の街〉

“the blue of our lakes and the white snow of our winters”

フィンランドの色彩を綴ったひとつの詩。
これは、青い十字の国旗を表す言葉でもあるそうです。

ヘルシンキの街には、青い風景が溢れています。

陸地に点在する湖はもちろん、南のバルト海や頭上に広がる大きな空。ひと言で定義することのできない美しい青のグラデーションが街の風景を彩ります。

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悪口と「私は○○が嫌い」の違い

悪口と「私は○○が嫌い」の違い

個人的な趣味のような話になってしまうのですが、僕は「人が持っている、○○が嫌い」という話がけっこう好きなのです。ここで言う「嫌い」とは、

・こういうことをする人が嫌
・こういう時間の使い方が嫌
・食べ物の好き嫌いで、○○は苦手
・目玉焼きは半熟じゃないと嫌
・自分の人生の姿勢として、○○をするのはカッコ悪いし、嫌だと思っている

みたいなことです。もちろん、「○○が好き」など、そういう系の話も好

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直視をし過ぎない

直視をし過ぎない

今日はちょっとわけのわからないことを書かせて下さい。

昔、武道をやってらっしゃる方の本を読んだことがあるのですが、その人が「ある問題を直視しない重要性」を話していたのです。

どういうことなのかというと、武道や武術、そしてスポーツなどもそうだと思うのですが、いわゆる「技を磨いていくのに、自分の身体感覚についてすごく敏感でなければいけない人達」なわけじゃないですか。たとえば、「この技を使う時に、足

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やさしさの麻薬性と、その分量の取り扱いについて

やさしさの麻薬性と、その分量の取り扱いについて

皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

それで、新年早々、いきなり過激なタイトルなのですが、お正月に「やさしさの分量」についてすごく深く考える機会があったのです。今回、ちょっと「やさしさ」について踏み込んで書いていきます。

まず僕は個人的に、やさしさにはかなりの「麻薬性」があると考えています。どういうことなのかというと、やさしさというのは、「やさしさを与える側」、つま

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