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何度でも読みたい。

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何度でも読みたい。noteで読ませていただいた、そんな記事をまとめています。
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2023年2月の記事一覧

「やってみた」の最後に

「やってみた」の最後に

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 この半年、いろんなことを「やってみた」。
 最後に「やってみた」ものをご紹介してこのマガジンを終わりたい。
(そしてこの最終回だけ、なぜかですます調ではなく「である調」。統一感なく申し訳ない)。

 電子書籍とペーパーバックを作るまでの間に、いろいろなサイトやブログを参考にした。

「〇分でわかる」とか「こうすればOK」み

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本物の技を学び、京の四季を模る可愛く美味な和菓子作り体験

本物の技を学び、京の四季を模る可愛く美味な和菓子作り体験

京の四季を模り、その訪れを報せるような可愛らしい京菓子を作ってみたい──。京都の老舗「甘春堂」では、熟練の和菓子職人による指導のもと、本格的な和菓子作りを気軽に楽しめる。

 挑戦する和菓子は、上生菓子3種と干菓子1種。春であれば、菜の花、桜、うぐいすなど、季節(1カ月)ごとに作る和菓子は違うので、京都を訪れたその季節だけの和菓子作りが楽しめる。

 初心者には難しそうに感じる三角ベラや押し棒の使

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【本で旅する Via】洞窟みたいな空間で、心ゆくまで読書を愉しむ大人の隠れ家(荻窪)|本の棲むところ(4)

【本で旅する Via】洞窟みたいな空間で、心ゆくまで読書を愉しむ大人の隠れ家(荻窪)|本の棲むところ(4)

荻窪駅から北西に向かって徒歩6分、読書するための居場所「本で旅する Via」さんを訪ねました。ここは旅にまつわる本が1,000冊近く揃う、いわゆるブックカフェです。

店主はもともと旅行会社に勤めていた伊藤雅崇さん。古書店で見習いを経験したのち、2022年6月にこのお店をオープンしました。

大通りから一本入った路地裏に構えていることもあって、“大人の隠れ家”と呼ぶにふさわしいシックな雰囲気です。

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映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』を観てきました!

映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』を観てきました!

月刊誌「ひととき」で「ホンタビ!」を連載中のノンフィクション作家、川内有緒さんの書籍を原案にした映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』が東京・田端のCINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュ プキ・タバタ)で公開中ということで、編集部Sがさっそく観に行ってきました!

チュプキは、座席数20席のミニシアター。目の不自由な人、耳の不自由な人、車いすの人、小さなお子さん連れの人など

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暮らしや環境のこと。人が集まる場にヒントがある!みんなが自由な時間を過ごせるコミュニティパーク「coconova」とは?

暮らしや環境のこと。人が集まる場にヒントがある!みんなが自由な時間を過ごせるコミュニティパーク「coconova」とは?

「エコフレンドリーで、エシカルで、サステナブルな事業」を展開するさまざまな企業が、自社の技術やサービスを発表する「HAPPY EARTH STARTUP PITCH」が2022年9月に沖縄県で開催されました。

このイベントで、「カボニュー賞」を受賞したのが、株式会社Social Design(ソーシャル・デザイン)のコミュニティパーク「coconova (ココノバ)」。Social Desig

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Culture|ことばの記憶 〈02.必要なものはもう全て持っているわ!〉

Culture|ことばの記憶 〈02.必要なものはもう全て持っているわ!〉

陽が日に日に長くなり始め、久々に射す窓からの光が眩しいほどに感じるここ数日。キャンドルや冬のライトは少しずつ棚にしまって、太陽の光を部屋に迎え入れる準備をしています。窓辺にはどんな色の花を飾ろうか、春が待ちきれずにワクワクしています。

眩しい太陽の光に誘われてヘルシンキの街を歩いていると、所々で目にするのがセカンドハンドショップ。昔ながらの古着屋さんもあれば、お洒落なインテリアのカフェを併設した

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香りふくよか、ミルクいらずのごちそうクリームシチュー

香りふくよか、ミルクいらずのごちそうクリームシチュー

本格的なルーは簡単に作れた!みんな大好き、クリームシチュー。でも、ルーから手作りするなんて考えたこともない人が多いのではないでしょうか。実は、ものすごーく簡単なんです。同量の小麦粉とバターを炒めて、水分でのばせばいいだけです。

クリームシチューはミルクを使うのが一般的ですが、今日は牛乳を水にかえて軽やかに作ります。小麦粉とバターと水だけで作ったルーは、香ばしい小麦とバターの香りがして、なんともい

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今年のバレンタインは甘さ控えめ。生カカオの芳醇な香り広がるローチョコレートレシピ

今年のバレンタインは甘さ控えめ。生カカオの芳醇な香り広がるローチョコレートレシピ

もうすぐバレンタインデー。パートナーや家族、友人や自分のために、チョコレートを手作りする方も多いのでは?「今年はどんなチョコにしよう」と、考えるだけでワクワクしますよね。

チョコレートと言えば、話題の「ローチョコレート」をご存知ですか?

元となっているのは、近年、健康や美容への意識が高い方たちの間で流行したローフード。ローフードの“Raw”は「生」を意味し、48℃以上に加熱処理されていない生の

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コスパに優れた答えを差し出すのではなく。

コスパに優れた答えを差し出すのではなく。

学校は、だれのものか。

そう問われればみんな、生徒のものだと言う。学校とは、生徒(児童・学生含む)が学ぶための場としてつくられたものだ。なにをいまさら聞いているんだと話を閉じる。しかしながら制度としての学校を設計するのは、おとなである。コンテンツとしての授業を提供するのは、教師である。そしてなにより、教師はずっとそこにいる。入学式の日に生徒を迎え入れ、卒業式の日に生徒を見送る。そしてまた次の年度

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【特集・福田利之〜回り道しながら。誰かの日常を彩る絵に〜】

【特集・福田利之〜回り道しながら。誰かの日常を彩る絵に〜】

イラストレーター・福田利之さんにお話しを伺いました

一枚の絵に、動物や植物、色彩と物語が複雑に折り重なる、福田利之さんの作品。ティッシュペーパーを幾重にも重ねた上に描き、コラージュしたり、コーヒーを散らしたり、ニスを塗ったりと、独自の技法を凝らし制作されています。見る人の心に描かれた風景や生きものがそっと棲み始めるようなあたたかさを宿す絵は、形を変えて、テキスタイルや雑貨といった身近なプロダクト

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地域で経済を如何に回していくか

地域で経済を如何に回していくか

冒険研究所書店を開業してから、5月で2年になる。日々、書店として街で営業していると様々なことが起きる。印象的な出来事が今日はあった。

今日店にいらっしゃった年配の上品そうな女性。「本の注文できますか?」と。

女性「いつもは便利でAmazon使っちゃうのよねぇ」

私「ぜひウチも使ってください」

女性「そうねぇ」

私「うちで買ってくれたら、私は向かいの喫茶店でコーヒー飲めるし、喫茶店の人は隣

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