転院
2020年6月19日
妻の両親の報告を終え、事前に調べていた地元の産婦人科に通うことになった。
しかしここで1つ誤算だったのが、コロナの影響で『病院に入れるのは妻1人だけ』という状況だったことだ。
『1人だと心細いけど、仕方ないね』
いつもは気丈な妻だけど、そう見えるだけで、きっとたくさんの心配や不安を抱えている。
そりゃそうだろう。
これまでなかなか子宝に恵まれず、不妊治療を続け、ようやく念願叶って初めて授かることができた『小さな命』だ。
HSPの僕が、もし逆の立場だったらどうだろうか。
想像するだけでもメンタルを持っていかれそうだ。
今回選んだ病院は、色々と探した中でとても良いところだったと思う。
家からも遠くないし、キレイだし、個室もある。
そして先生や看護士の方もとても素敵だった、と妻は言っていた。
『これ、今回行った産婦人科の明細だよ』
そう言いながら渡された領収書の金額を見て、僕は思わずこう言ってしまった。
『えっ…安っ!!』
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?