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妻の戦い、僕の自覚



おなかのなかに宿った小さな命。


男の僕にはわからかったけど、ママとして一緒に過ごしてきた妻は、想像を絶する不安や恐怖と戦ってきたはずだ。


うまく育たなかったらどうしよう…


つわりが辛かったら…


流産したらどうしよう…


からだの調子が悪くなったら…



妊娠初期は特に胎芽(妊娠8週未満を胎芽と呼び、8週目以降を胎児と呼ぶらしい)への影響が大きいので、かんたんに市販の薬を使うこともできない。


だからいくら頭が痛かろうと、体調が悪かろうと、母体である妻は、容易に薬に頼ることができなかったのだ。


…僕はHSPだ。


まわりの空気を察したり、妻の様子が変なことには気づくことができる。


だから僕ができることは、妻の代わりに家事をこなし、妻を安静に過ごさせてあげること。


そして妻が抱える不安や心配事を聞いてあげること。


僕にはそれしかできない中で、『ママ』としての妻は、必死に我が子を守るために戦っていた。


そうだ、僕にできることがもう1つだけあった。


それは『おこ』に話しかけることだ。

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