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ポップカルチャーは裏切らない

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”好きなものを好きだと言う"を基本姿勢に、ライブレポート、ディスクレビュー、感想文、コラムなどを書いている、本noteのメインマガジン。
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2019年1月の記事一覧

1月のいだてん

1月のいだてん

↑「男塾名物!直行進軍」的なことを天狗倶楽部はやっていたのだという(第3話のいだてん紀行より)。バンカラだね!!

口を開けば低視聴率だの、歴史モノじゃないだの(まだ言っとんのか)、周囲のノイズがやかましすぎるのだけがキツい。それ以外は最高、「いだてん~東京オリムピック噺~」である。1月分の感想をまとめて。マンスリーリリースを何とか目指したい。

第2話「坊っちゃん」
金栗四三の少年期が描かれた回

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2019/01/20 サカナクション「SAKANAQUARIUM 2018-2019”魚図鑑ゼミナール“ホールツアー」@周南市文化会館

2019/01/20 サカナクション「SAKANAQUARIUM 2018-2019”魚図鑑ゼミナール“ホールツアー」@周南市文化会館

とにかくオリジナルアルバムが出ない。6枚目のアルバム「sakanaction」がリリースされたのは2013年3月。もうすぐ6年が経つ。くるりは4年で出た、10-FEETも5年で出た、しかしサカナクションは出ない。もう出なさすぎて、“アルバムを出さないということ自体がアルバム“といった類の何らかのメッセージなのではないか、と観念的な境地に達しつつある。

そんなタイミングで敢行された、2018年3月

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岡崎体育の真面目な曲たち~『SAITAMA』と2019/01/14「エキスパート」@福岡国際会議場

岡崎体育の真面目な曲たち~『SAITAMA』と2019/01/14「エキスパート」@福岡国際会議場

このインタビューから分かる通り、彼は真面目なミュージシャンであり、所謂ネタ曲と自身で称している曲にも、戦略とこだわりを持って真面目に取り組んでいることは言わずもがな。それを踏まえたうえで「真面目な」と評したい楽曲たちがとても好きなので、過去の名曲4選と、ネタ曲なしの最新3rdアルバム『SAITAMA』、そしてそれに紐づいたリリースツアー福岡公演について語りたい。

①スペツナズ
メジャー1stアル

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いだてん〜東京オリムピック噺〜第1話「夜明け前」

いだてん〜東京オリムピック噺〜第1話「夜明け前」

先週の日曜から熱を引きずり続けている。これからの1年間、胸の高まりが止まらない。止められそうにない、止めたいと思わない。2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第1話である。お年寄りはきっと置いてけぼり、大河ドラマの様式美を一旦無視しているような性急で異様な情報量、そしてテンション。このnoteも、その熱に駆られて特に結論も決ずに書き始めている。

宮藤官九郎的な要素がどこま

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2018年ベストライブ トップ10

2018年ベストライブ トップ10

今年は合計で70本ほど、アーティスト数で言うと180組ほどのライブを見た。ワンマン、フェス、有料無料合わせて様々なライブに行った。仕事を初めてからなお、週末を待ち焦がれるようになった。基本的には、いろんな人を広く浅く見に行きたいタイプなので、1ツアーには1公演しか行かないですが、アーティスト別の回数で言うと、ばってん少女隊が4回で最多。きのこ帝国が3回で次に多かった。

それぞれに良さが違うので、

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2018年ベスト女の子ランキング

2018年ベスト女の子ランキング

<僕達はみんないつでもそうです 女の子の事ばかり考えている>と岸田繁も歌ってたじゃないか。ポップカルチャーに女の子は欠かせない。

4年連続で↑の企画に参加。これで、2018年の素晴らしい女の子との出会いを総括しようと思う。

10位 志水美日(LILI LIMIT)

12/29のラストライブ、この記事で余すことなく伝えたつもりだけど、唯一書き漏らしていたとすれば彼女の良さみについて。最前列、と

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