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日々の気付き

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日常の中で感じた感情や学びを書いてシェアしています。あなたにも何かお役に立つことや気づきがあれば幸いです。
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#子どもに教えられたこと

今が1番楽しい

今が1番楽しい

「ねぇ、パパは昔にタイムリープができるなら、いつに戻りたい?」

数日前、リビングにて夫と長男との会話が耳に入ってきた。

「え。うーん、大学生のときかな。吹奏楽のサークル活動とかたくさんの友達がいて、楽しかったからなぁ」

子どもはときに、覚えたての言葉を会話の中で使いたがる。どうやら最近は、過去や未来に移動する「タイムリープ」を覚えたらしい。

「そっかー。じゃあ、ママは?」

くるっとこちら

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「真剣な言葉には、真剣に答えないとダメだ」

「真剣な言葉には、真剣に答えないとダメだ」

「ねぇ、なんで〇〇は、こうなるの?」

「ママ、さっきは〇〇っていったじゃん。ぼく、聞いていたからね。覚えてるよ」

6歳の長男は、最近一段と口が達者になってきた。

自分が言ったことをしっかりと覚えていて、私の話をよく聞いているな、と感じる。当たり前だけど。

目を向けず、言葉だけで返事をしたとき、そんな彼の鋭いツッコミが入る。

「あ、今ちゃんと答えていなかったな」と反省する。

子供の素朴で

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「おばさん」になった日のこと

「おばさん」になった日のこと

昨日の早朝、妹が母になったと実母から電話があった。予定よりも早い。ただ持病がある妹は、母子共に一時容態が不安定だった。

でも、今日無事に妹と連絡が取れた。心底ホッとした。

母子共に無事で、本当に本当に良かった。

命って、あるだけで奇跡なんだ。

産まれてくるって、産めるって、本当にあたり前ではなくて奇跡なんだよなぁ、とあらためて思った。

息子たちや夫が、そして自分が、あなたが。今ここに生き

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子どもと過ごすと、今に意識を向ける大切さを実感する件

子どもと過ごすと、今に意識を向ける大切さを実感する件

「ママ!ほら、今日もお空がきれいだよ」
「外にお花もあるねー」

定期的に長男に声をかけられ、仕事の執筆の手を止めて、窓から空を見上げる。

最近の秋空は、うろこ雲やひつじ雲が一面に広がっていて眺めるのが楽しい。

数日インフルエンザで出席停止だった長男、ようやく明日から登園だ。

高熱は1日で下がり、私が仕事をしている間は、家の中で退屈そうに過ごしていた。

何度か部屋にやってきて、お菓子の感想

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仕事中に予想外のプレゼント。長男からの小さな贈り物

仕事中に予想外のプレゼント。長男からの小さな贈り物

「ママ、これプレゼント!」

とニコニコ顔の長男(6歳)突然ポッケから取り出したのが、おもちゃの指輪。

仕事中だったわたしは、手を止めてびっくりした。かわいい、ピンクの花の指輪。

ショッピング中に子ども向けのくじ引きがあったらしく、その景品らしい。さっそく私がつけると、パッとうれしそうにこちらを見て「ママ、かわいいねぇ。大切にしてね」と笑顔。

主人によると、帰宅して私にプレゼントするのをとて

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「問題」が導いてくれるのは、実は「望み」へのきっかけ

「問題」が導いてくれるのは、実は「望み」へのきっかけ

ここ最近、子どもと向き合いながら、親や幼少期のことを思い出すことが多い。

嬉しくなったり、イライラしたり、悲しくなったり、楽しくなったり、無力感を感じたりもする。

「もしかすると、親と同じような怒り方しているかもしれない」
「しまった。今の声かけは、子どもにとって望ましくないのかもしれない」

あれこれ考え、不安や焦りもある。

自分の親とは、現在良好な関係ではあるけど、昔の親は怖くて苦手だっ

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自分の特性を知ることは、生きやすさにつながる

自分の特性を知ることは、生きやすさにつながる

表題の通り、人は自分の特性を知るのが「自分らしく楽しく生きる」につながるのだと痛感している。運命の分かれ目では?と思うほど重要なことだと思うのだ。

最近我が子と接していると、改めて本当にそう感じる。

長男と接して感じた「うまくいくパターン」ジッとしているのが苦手な気質を持つ、我が子である長男。何かを躾として伝えたいとき、まじめに正論を言っても、理由を説明しても無視されることが多い。怒るともちろ

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「普通」に憧れた、社会不適合な自分を諦め受け入れたら見つかった道

「普通」に憧れた、社会不適合な自分を諦め受け入れたら見つかった道

窮屈が大の苦手。

言いたいことが自由に言えないのが苦しい。

我慢が多いとすぐ体調に不調が出る。

興味のないことはとにかく苦痛。

時間や場所を長時間拘束されるのが苦しい……。

社会からすると、おそらく「不適合」で「わがまま」な人間、それがわたしだ。

だから今、会社という組織を抜けてフリーランスになっているんだろうなぁと思う。

厳密に言えば「できないことはない」のだけど、どうも途中から苦

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「ママ、お弁当作らないで」と、我が子に言われて気づいた大切なこと

「ママ、お弁当作らないで」と、我が子に言われて気づいた大切なこと

「ママが作ったお弁当じゃなくて、マックのハッピーセットがいい!ママはお弁当作らなくていいから!」

今日、お花見に行く前に「お弁当作ろうかなー」とワクワクとメニューを考え始めたときに、突然5歳の長男に放たれた言葉だ。



気持ちはわからなくない。マックのハッピーセットは魅力的だ。そして、もっと言うとハッピーセットの「おまけのおもちゃ」が長男はお目当てなのだ。

それは、わかっている。わたしも子

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自分の枠を超えていく感覚

自分の枠を超えていく感覚

「この人と同じように考えなきゃいけない」

「こうするのが正しそうだ」

子どもの頃から、自分の意思や感覚と他人のそれとの境界線があいまいになるときがあった。

本当はそれらとは逆の「こっちがいいな」「わたしはこうしたいな」と感じていたとしても。

人と話していると、言語化していない目の前の人の意図や思惑、期待などがドドドッと流れ込んでくるイメージ。

なので、違ったことを発言しようとすると、

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生後10ヶ月になった次男を見て感じたのは、ある矛盾した気持ちだった件

生後10ヶ月になった次男を見て感じたのは、ある矛盾した気持ちだった件

本日で我が家の次男は、生後10ヶ月になった。

本当にあっという間だなぁとしみじみ思うけど、同時にまだ産後1年も経っていないことに驚く。

初めての長男と次男の2人育児、フリーランスとしての産後の仕事、保活、二拠点通う保育園に……とバタバタ過ごした。

クライアント様との取引は産前一旦お休みし、しばらくはスローペースで仕事のするだろう、と思っていた。仕事が一旦なくなるかもしれないから新たな気持ちで

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0歳の、無邪気な笑顔を見ていると涙が出てきた

0歳の、無邪気な笑顔を見ていると涙が出てきた

小さなちいさな、まだ産まれて2ヶ月の次男。純粋無垢な瞳と笑顔を見て、なぜか涙がボロボロ出てきた。

特に悲しいことがあったわけでもないし、誰かに何か言われたわけでもない。むしろ、わたしの周りには、ありがたいことに優しくて素晴らしい人がたくさんいる。

多分、産後のホルモンバランスの乱れかもしれない。

優しい夫と、元気な長男や小さな次男を見ていると「幸せだな」って心底思う。

幸せで、可愛くて、こ

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今朝、玄関で泣き叫ぶ長男を見て思ったこと

今朝、玄関で泣き叫ぶ長男を見て思ったこと

子どもというものは、いつのまにか自分の中に譲れない「こだわり」や「ルーティン」を持っていたりする。

それは、我が家の長男も一緒だ。



主人が仕事に行く前、4才の長男は主人と玄関で「いってらっしゃいのハイタッチ」をするのが日課になっていた。

だけど、最近の息子はテレビやご飯に夢中で、ハイタッチをしない日が増えていた。

子どもの興味やルーティンは日々、目まぐるしく変わる。「もう長男の中では

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【出産レポ】人生で2度目の出産を振り返って

【出産レポ】人生で2度目の出産を振り返って

次男を出産してから、2週間が経過した。

昨日は母体の回復状態を診たり次男の身体測定をしたりする、産後2週間検診へ。

結果は特に異常なし。里帰りしていることもあってわたしの心身は順調に回復中。

次男も問題なく、産後から体重も増えていてホッとした。母乳とミルクの混合で授乳しているけど、大丈夫みたいだ。 

久々に外出した昨日。産後は毎日、病院と家の中で引きこもっていたからか、外を眺めるのも久しぶ

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