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精神科

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2020年6月の記事一覧

失敗はコスパがいい

失敗はコスパがいい

毎日仕事して
家族や友人と会って
何かしらそれぞれの目的を持って
日々を過ごしている。

・仕事で成果を上げたい。
・友人を増やしたい。
・家族を喜ばせたい。
・自分自身が成長したい。

いずれにせよ
毎日をより良くするために
日々を過ごしている人も多い中で
失敗したい!とか
過ちを犯したい!
という人は当たり前ですが、いません。

なるべくなら
失敗せず順風満帆に
毎日を送りたいと思う人も少なく

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精神科看護師が考える死との向き合い方

精神科看護師が考える死との向き合い方

医療従事者は〝死〟と
向き合う仕事とも言える。

今回書く内容は
自分の死との向き合い方ではなく
他人の死との向き合い方についてです。

精神科においても
家族など近しい人との死をきっかけに
精神的に疲弊して
入院するケースも少なくない。

ストレスを点数化したときに
人の死のストレスというのは
ストレスの中でも特に点数が高く
中でも配偶者の死は
平均83点という最も
ストレスの点数が高いとされて

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医療者は正論に走りやすい

医療者は正論に走りやすい

結論はタイトルのまま。

患者さんや本人に対して
病状を説明したり
告知するときは
どれだけ正確に事実を伝え
曖昧な表現を避け
相手が理解できるように
こちら側が出来ないことを
正確に伝えるかに重点を置いている。

医療事故や齟齬を防ぐためだろう。

そして医療者としての当たり前を
患者さんやその家族に向けてしまう。

アルコール依存症の患者が
お酒を飲んでる時には
話してはいけない。
世話をして

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大勢の人を幸せにしたいなら

大勢の人を幸せにしたいなら

大勢の人のための力になりたいと思うし
世界を変えるとまでは言わなくても
多くの人のために社会貢献して
少しでも多くの人の幸せを願っている。

そういう感覚を持っている人は
少なからずいるのではないでしょうか。

私もできるだけ多くの人が幸せになれると
いいなーと思いながら
このnoteを始めているので
できるかできないか、はともかく
世の中に良い影響を
与えられる存在になれれば
こんな幸せなことは

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やりたいこと・やれることを分けて考える

やりたいこと・やれることを分けて考える

人は小さい頃から
周りの人との協調性を求められて
育ってきたと私は思っていて

空気を読むことや
人の顔色を伺うことに
注力してきた
そんな世の中だったと思いません?

もちろんそういう
場の空気や
相手の心情を汲み取る力は
重要なのは違いありません。



大事なのは何が
自分にとって優先順位が高いのかを
自分自身が把握していることが
大事なんですよね。

自分がこれをしたい!
というゆるぎな

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父の日に考える父親の役割

父の日に考える父親の役割

今日は父の日。
母の日に比べるとさほど盛り上がりのない日。笑
父の日ってカーネーションを送るような
定番のイベントもなく
当日になって

「あー今日は父の日か…」

と気付かれる日。

保育園でも
母の日はお母さんにプレゼントの制作があるのに
父の日は制作など全く無いですからね😂笑

でも、それでもいいかなと思います。

今日は父の日に考える
お父さんの役割について
考えていきたいと思います。

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ちょっと変えるだけで劇的に変わる睡眠

ちょっと変えるだけで劇的に変わる睡眠

睡眠の重要性って
あちこちで言われているわけですけど
メンタル的にも睡眠はとても大事で
メンタル疾患になると
大体の確率で睡眠障害が合併して
睡眠薬で半ば強制的に
眠らないといけなくなります。

メンタル疾患に至らずとも
睡眠不足の状態って気分にも
悪影響ですし

「今日は全然眠れなかった〜!よっしゃー!!」

なんて人はいませんもんね。笑
睡眠は幸せになる上でも大切な時間なんです。

ちょっとで

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相手をイラつかせない話し方

相手をイラつかせない話し方

相手をイラつかせようと思って
話すことってそんなにないとは思うんです。

しかし

誰かと話をしていて
イラっとすることって2〜3日に1回くらいは
ありませんか?

それって逆に言えば
自分も周りの誰かを2〜3日に1回くらいは
イラっとさせているかもしれないってことに
なるんじゃないでしょうか。

嫌われる勇気は持ちつつも
言い方が良くなくて相手をイラつかせてしまうのは
お互いにとっても良くないの

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やりたいことが見つからない時の解決法

やりたいことが見つからない時の解決法

自分が何をしたいのか
自分は何をしている時が楽しいのか
やり甲斐というのがよくわからない

などなど言う人には共通点があります。

それは
やれることだけやってる人だということです。

要は挑戦していない人。
あるいは
リスクを取らない人とも言えます。

例えば10代の頃にギターや野球に出会って
そこから一生の趣味にしていく人もいますが
大人になって見つける趣味というのは
損得勘定ではなく
いろい

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病気・障害を持つ人との関わり方

病気・障害を持つ人との関わり方

認知症になれば物忘れをするし
うつ病になれば前向きになりにくくなるし
統合失調症になれば幻覚や妄想を見ることもあるし
発達障害になれば注意力散漫になることもある。

そういう症状に対して
こちら側が感情的になって
相手を変えようとしても
相手が変わるはずがない。

認知症を患っている人に
「なんで忘れるんだ!」
と言ってもしょうがないですよね。

うつ病の人に
「人生最高だろ!」
とか言っちゃうと

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コミュニケーションの基礎はアサーション

コミュニケーションの基礎はアサーション

外来って朝から患者さんがたくさん来院され
診察室の数も限られているから
どうしても1人1人患者さんと話をする時間は
限られてしまいます。

なかなか治療しても症状が改善せず
薬の内容も変わらない。

他の薬を使うことはできないのか?
そもそも治療法はこれでいいのか?
今後見通しはどうなっていくのか?

聞きたいことはあっても
長くても5分くらいしか診察の時間がなくて
先生も忙しそうにしているから

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他人に厳しい人の心理

他人に厳しい人の心理

職場に必ず1人や2人
他人の仕事に厳しい人っていませんか?

そして大体がそこまで重要じゃないことに対して
敏感に反応する人いますよね。

良く言えばルールをもの凄くきっちり
守っていると言うことなんでしょうけど

どうでもいいようなルールまで遵守して
しかもそれを他人に求める人もいますよね。

状況を考えれば
その工程は別に外してもいいじゃん…

みたいな。

特に私はその場その場で
最適解を考

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大丈夫、あなたも嫌われている

大丈夫、あなたも嫌われている

周りの人に嫌われたくない

人は自分の印象について
過剰に反応しがちです。

これって恐らく
今までの人類が
集団と共に進化してきており
家族以外の人とも協調しながら
進化してきたからとも
言えると思います。

要は他人と協調できた人間が
現世まで多く生き残ってきたということ。

ただ
間違ってはいけないことがある。

他人に貢献することと
他人の顔色を伺うのは
全く違うということ。

他人に貢献

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根深い自己肯定感の低さを改善する方法

根深い自己肯定感の低さを改善する方法

昨日
瞬間的に自己肯定感が上がる方法について
書きました。

瞬間的に自己肯定感が上がるということは
逆に言えば
それだけでは効果は長続きしない。

そして根深く自己肯定感が低い人は
徐々に、コツコツと
自己肯定感が上がる作業をすれば
改善されるはず。

なので普段の習慣から変えていく必要があります。

では、具体的に何をすべきか?

自己肯定感のあげ方は山のようにあるので
1番簡単で持続できそう

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