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2020年6月の記事一覧
医療者は正論に走りやすい
結論はタイトルのまま。
患者さんや本人に対して
病状を説明したり
告知するときは
どれだけ正確に事実を伝え
曖昧な表現を避け
相手が理解できるように
こちら側が出来ないことを
正確に伝えるかに重点を置いている。
医療事故や齟齬を防ぐためだろう。
そして医療者としての当たり前を
患者さんやその家族に向けてしまう。
アルコール依存症の患者が
お酒を飲んでる時には
話してはいけない。
世話をして
やりたいこと・やれることを分けて考える
人は小さい頃から
周りの人との協調性を求められて
育ってきたと私は思っていて
空気を読むことや
人の顔色を伺うことに
注力してきた
そんな世の中だったと思いません?
もちろんそういう
場の空気や
相手の心情を汲み取る力は
重要なのは違いありません。
が
大事なのは何が
自分にとって優先順位が高いのかを
自分自身が把握していることが
大事なんですよね。
自分がこれをしたい!
というゆるぎな
コミュニケーションの基礎はアサーション
外来って朝から患者さんがたくさん来院され
診察室の数も限られているから
どうしても1人1人患者さんと話をする時間は
限られてしまいます。
なかなか治療しても症状が改善せず
薬の内容も変わらない。
他の薬を使うことはできないのか?
そもそも治療法はこれでいいのか?
今後見通しはどうなっていくのか?
聞きたいことはあっても
長くても5分くらいしか診察の時間がなくて
先生も忙しそうにしているから