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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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#日記

マラソンをしながら「目的」と「手段」について考えた

マラソンをしながら「目的」と「手段」について考えた

暑い日が続いている。
日照時間が異常に少ない7月を経て、
8月に入った途端に
「猛暑のオンパレード」
とでも言いたくなる陽気。

それでも、週末が来ると、「週課」
としているマラソンにいそいそと
繰り出す自分がいる。
日射病、熱中症といった、暑さに
よる急性の病に注意が必要な陽気
だと理解しつつも、やはり「週課」
をこなさないことには、気持ちが
落ち着かない。

走っていると、
「なんでこんなに暑

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日々の反省不足を定期的に埋める

日々の反省不足を定期的に埋める

ここに来て、30代の頃に無理して
ガツガツ働いていた頃のような
働き方を強いられている。
50歳も間近というのに、体力勝負で
やっていた若い頃のような働き方を
するのはなかなか大変だ。

年に一度のプランニングが大詰めを
迎えているので、仕方がないと
言ってしまえばそれまで。
それにしても、もう少し前々から
計画的に準備を進め、直前にここ
までバタバタしなくてもよい進め方
ができなかったのか。

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通りすがりの老け顔な中学生から得た気付き

通りすがりの老け顔な中学生から得た気付き

昨日土曜日は、久々の休日出勤。
貴重な休日となった今日も、少し残務
があったため、他の予定は断りつつも
「週課」のランニングだけは予定に
ねじ込んだ。

いつも通り川沿いの遊歩道を走って
いたときに、反対方向から自転車に
乗った男性が走ってきた。
目に入ってきた彼の顔は、どう見ても
30~40歳位の印象。
ほっそりした輪郭、濃い眉、細目、
そんなパーツもさることながら、
「むっつり」というか、「不

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「100」続ける、「100」集める

「100」続ける、「100」集める

昨日、オンラインでご縁をいただいた
方と、ZOOMでお話しさせてもらった。
「100人組手」と題して、
とにかく100人、様々な人から直接
学びを得るという趣旨の活動をされて
おり、光栄にもそのうちの1人として
選んでいただいたのである。

自らを鍛えるために、普通に生活
していたら出会わないであろう方
100人に次々と相手をしてもらう
活動である。
「組手」というと、柔道とか空手と
いった武道で

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一燈照隅、どこを照らすか

一燈照隅、どこを照らすか

四字熟語と言うのは、
人生の教訓をわずか4文字に
詰め込んで、
その行間から豊かな意味を
我々に伝えてくれる。

私が好きな四字熟語の中に、
「一燈照隅」(いっとうしょうぐう)
がある。
文字通り、
「一つの燈(あかり)で隅を照らす」
という意味だが、
まずは一隅(ひとすみ)でよい、
身近なところを自らの燈で照らして
いこう、そんなニュアンスだと
捉えている。

この四文字には続きがある。
「万燈

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モヤモヤを言語化するのが大事

モヤモヤを言語化するのが大事

違う者同士が、お互いに弱いところを
補完し合う。
強みを出し合う。
すると、1+1が3にも4にもなる。

結婚というのは、文字通り
1+1が3とか4になる行為である、
そんな風に捉えることができる。
お互いの強みを出し合って、
お互いの弱みを補完し合えば、
それはとても素晴らしいこと。

ところが、なかなかそう簡単には
いかないもので、長い間一緒に
暮らしていると、相手の弱みが
許せない気持ちにな

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継続は力なり。力は努力なり?!

継続は力なり。力は努力なり?!

小学生の頃、朝礼で校庭に整列して
いたときに、貧血のような感じで
倒れたことがある。
クラッとして目の前が白黒になり、
真っ直ぐ立っていられなくなった。
すぐに保健室に連れていかれて、
しばらく休んでいた記憶がある。

そんなことがあり、苦手意識を持つ
朝礼ではあったが、校長先生が良い
ことを言ったなぁと記憶に残って
いる回が一つある。
「継続は力なり」
のことわざを教えてくれた時だ。
前後の話は

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文化の違いは言語体系に表れる

文化の違いは言語体系に表れる

ところ変われば品替わる。
「品」の代わりに「人」を充てたり、
「水」を入れてみたり、様々な亜流
もあるようだが、要は、土地土地で
風習=風俗や習慣が異なる、という
ことだ。

暑い場所ではどうやって涼しく過ごす
かをずっと考えるから、それに対応
する風習が生まれる。
逆に寒い場所では、どうやって暖かく
過ごすかを考え続け、それに対応した
風習を身に付けていく。

風習とか、言葉とか、そういった要素

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「筋肉ファースト」より「骨ファースト」

「筋肉ファースト」より「骨ファースト」

今日は貴重な梅雨の晴れ間。
蒸し暑さもなんのその、こういう
チャンスに走らない手はない、
とばかりに朝からランニング。
金曜に短めに走った際に、
これまで違和感が出ていた右脚の
ふくらはぎとほぼ同様の症状が
左脚にも出てしまい、恐る恐るの
スタート。

普段の1kmラップ×1.2から1.3倍
位の時間をかけて、ゆるゆると
走る。
少しずつ、微妙にペースを調整
しながら、無理せず走る。
痛みが出そう

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トリクルダウンと「関心の輪」「影響の輪」

トリクルダウンと「関心の輪」「影響の輪」

投資というと、真っ先に思い浮かぶのは
何だろうか?
やはり株式?
それとも債権?
あるいはゴールド?
ひょっとして土地?

私自身は、20年来投資信託ほぼ一択。
当時、自分なりに漁って読んだ本からの
学びで、

株式トレーディングに時間をかけるのは勿体ないし、リスクも高い
時間を味方に付けるべきで、10年単位で考えたらインデックス投資が堅い

ということで、インデックスと呼ばれる
日経平均連動型の

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お金があれば幸せか?

お金があれば幸せか?

お金。
みんなが好きだ。
いや、大好きだ。
嫌いな人もたまにいるが、
好きだったことの裏返しだったり、
少なくともお金という存在に
囚われているには違いない。
かくいう私も、やはり嫌いではない。

お金は、多ければ多いほどいいか?
となると、少し議論が分かれるかも
しれない。
必要最低限あればいい、なんていう
人も多いかもしれない。
とはいえ、必要最低限を見積もって
いくと、意外とあれもこれもと内

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事実と意見の峻別

事実と意見の峻別

今日は「幸せ」をテーマに書く予定
だったのだが、とてもそんな気に
なれないことが生じてしまい、
取り急ぎ別のテーマで殴り書き。

法律の勉強をしていたときに、強く
意識するよう心掛けさせられたこと、
それが、事実と意見を峻別せよ、
ということ。

事実は、動かしようのないこと。
意見は、あくまでもある人の
「ものの見方」なので、常に
揺れ動く可能性がある。

最近のコロナウィルスの情勢を
TVでチ

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SWOTを使うときの勘どころ

SWOTを使うときの勘どころ

今の会社に移ってきて丁度1年。
これまで在籍して来た会社では、
大抵期が変わる半年前位から次の
期のプランを作り始め、完成まで
2、3か月ほどかけることも珍しく
なかった。
会計年度が1-12月なので、
そろそろ半期の締めとなる。
正に2021年のプランを作り始める
タイミングだ。

プランを作る際には、まず最初に
Landscape assessment と一般に
言われる環境分析を行う。
最も

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定点観測の意義

定点観測の意義

6月と言えば梅雨。
梅雨と言えば紫陽花。
全国に「あじさい寺」と呼ばれる
お寺があり、この時期はどこも
人でごった返す。
殊に鎌倉の「あじさい寺」は、
観光客が多いことで有名だ。
しかし今年はさすがに「三密」を
避けるという名目で、拝観制限を
実施していると聞いている。

週末にランニングをしていても、
川沿いなどで紫陽花を楽しむこと
ができる。
雨に降られないかどうか、内心
ドキドキしながら毎週

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