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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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とりあえず何でも写真に撮っておく

とりあえず何でも写真に撮っておく

友人であり、敏腕コンサルタントで
いらっしゃる藤本正雄さんが、
昨日、帯広にある宮坂建設工業さんの
素敵な新社屋を紹介されていました。

帯広は、丁度2か月前に初訪問した
ばかりの場所。
友人が2人住んでおり、こんな素敵な
社屋の会社ならば地元でも有名に
違いないと思って、早速メッセージを
送ってみました。

すると、1人の友人から、
「ここ一緒に通ったよ!」
「この建物何?って訊かれたよ!」

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一流建築家の頭の中身

一流建築家の頭の中身

ドラッカー学会@糸島にて拝聴
(私はオンライン参加でした)
した内容から得た学びを紹介して
今日で4日目となります。

これで一旦区切りとするつもりの
本日は、最後の鼎談企画を除くと
「酉」となる、内藤廣さんによる
【建築の未来マネジメント】
の内容を少し紹介させてください。

今回のドラッカー学会の大会は、
九州大学伊都キャンパスにある
椎木講堂で行われました。
その講堂の設計者こそが内藤さんで

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誰一人取りこぼさない

誰一人取りこぼさない

ドラッカー学会@糸島にて拝聴
(私はオンライン参加ですが)
した内容から得た学びを、
昨日に引き続き書かせてもらいます。

今日は、午後の二人目の登壇者、
白井智子さんの
【教育の未来マネジメント】
というお話について。

昨日ご紹介したエミン・ユルマズさんに
続いて、白井さんも東大ご出身の才媛。
こちらにプロフィールが掲載されて
いるので、是非ご覧ください。

話を伺っていて、幼少期に触れた
T

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キーワードは「期待値」

キーワードは「期待値」

ドラッカー学会@糸島にて拝聴
(私はオンライン参加ですが)
した内容から得た学びを、順次
こちらで書いていきます。

まず今日は、午後の最初のセッションで
登壇された、エミン・ユルマズさんの
【投資の未来マネジメント】という
お話について。

エミンさんのプロフィールはこちら。

我々凡人から見ると、
「天才」という文字が浮かびます。

流暢な日本語と、落ち着いた物腰で、
深い知性をにじませる語り

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フレームに惑わされない

フレームに惑わされない

7月に北海道旅行に行った際、
十勝にある「六花の森」という
六花亭が経営しているガーデンに
お邪魔したときのこと。

美しい丘とその上にあるオブジェを
眺めることのできる位置に、
大きな額縁が設置してありました。

ちょっとオブジェが見づらいと
思いますが、こんな感じです。

アートとして非常に面白い見せ方、
展示方法だなと感心しました。

このフレームのあるなしで、
風景から受け取る印象は
かな

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「Givers Gain®」という理念

「Givers Gain®」という理念

Giveする人がGiverです。
そのGiverがGainする。
タイトルに載せた一文を
直訳するならば、
「与えるものは得る」
といったところ。

「与えよ、さらば与えられん*」
という言葉が、
新約聖書のルカの福音書6章38節に
ありますが、それと意味としては
同じですね。

*英訳は以下になります
"Give, and it will be given to you."

このたった2語で、

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「三然主義」で生きる

「三然主義」で生きる

先日、いつもお世話になっている
「サードプレイス」の一つ、
「大人の小杉ゼミ」に出たときのこと。

お仲間の一人が教えてくれた言葉に、
「三然主義」というものがありました。

私にとっては初耳だったのですが、
どうも広辞苑の編者として有名な
新村出さんの言葉だったとか。

「三然主義」というからには、
三つの「然」から成っています。

とても惹かれる言葉ではないでしょうか?

自分自身のこれまでの

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「苦労」している時が一番素晴らしい

「苦労」している時が一番素晴らしい

月刊『致知』9月号に、山形県にある
かみのやま温泉を代表する旅館である
「古窯」の創業者であり大女将、
佐藤幸子さんのインタビューが掲載
されています。

写真からは、とても95歳という年齢を
感じさせません。
インタビュー内容を読むと、なお一層
年齢とのギャップに驚くことになる
こと必至です。

波瀾万丈の彼女の人生譚が、
非常に興味深いのですが、その中で
印象に残ったエピソードの一つに、
鮭の

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世の中の事象にどう反応するか

世の中の事象にどう反応するか

街を歩いていると、様々な人に出会います。

昨晩は、駅の自動改札を通り過ぎる際に、
丁度隣のレーンを同じタイミングで通過
しようとした人が、彼の財布を改札機の
読み取りエリアにバーン!と叩きつけた
その音にギョッとさせられました。

何か、よほど気に入らないことがあったに
違いありません。
あそこまで改札機に八つ当たりしている
人を見たのは、間違いなく初めてです。

また、生きていれば、色々と興味

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時には立ち止まり、ゆっくり休んでよい

時には立ち止まり、ゆっくり休んでよい

昨日紹介した「VIA」にせよ、
「ストレングスファインダー」にせよ、
私自身の強みとして出てくる資質には
概ね一貫性があります。

「責任感」
「継続力」
「学習欲」
この辺のキーワードが上位に多く
出てくるのですよね。

一言で言うと「真面目」なのです。
自分で言うのもはばかられますが、
周囲に訊いてもそう答えてくださる
人が多いので、そこに事実誤認は
ないものと考えて良いでしょう。

そんな私

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組織/コミュニティへの帰属が生命維持装置

組織/コミュニティへの帰属が生命維持装置

昨晩は、いつもお世話になっている
社会人としての大先輩であり、
かつ勉強会仲間でもある友人が、
65歳にして独立起業をするに至った
経緯などを赤裸々に話す会に参加
していました。

毎週日曜日の朝に参加している
読書勉強会の主宰でもある
彼が、サラリーマン時代にどんな
危機感を抱き、どのような経緯で
独立起業を志すに至ったのかを
たっぷり2時間お聞きしましたが、
忘れないうちに振り返りをして
おき

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「百聞は一見に如かず」を体感させる

「百聞は一見に如かず」を体感させる

木曜、金曜と、海外からの客人を迎えて
慌ただしくしています。
なので、今朝は短めに。

昨日が Day 1、今日が Day 2 ということで、
色々なスケジュールを詰め込みました。

Day 1 では、まずは日本の市場をしっかり
理解してもらうために、実際の店頭に赴き、
自分たちの扱う商品がどのように並んで
いるのか、チャネルごとにどんな違いが
あるのかを体感させました。

そうすることで、日本チ

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起きたことはすべて良いこと

起きたことはすべて良いこと

成功者の自伝とか、
心理学の入門書など、
多くの本に書かれていることとして、

というような内容がありますよね。

全くもって正論だなと思う反面、
「だってにんげんだもの」
ではないですが、そこまで人間が
出来ていないよぉ・・・と感じる
ことの方が多いかもしれません。

それでも、自分自身の意思決定基準と
して、自分の身に起きることはすべて
良いこと!という考えを自らの心に
徐々に浸透させていくこ

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Well-being Circle:幸福度診断のススメ

Well-being Circle:幸福度診断のススメ

もはや誰にオススメされたのかも
うろ覚えなのですが、
ここ4年程、半年に一回のペースで
「Well-being Circle」という名の
幸福度診断をWebで受診しています。

Well-being/ウェルビーイングとは、
「良い生き方」とか、
「良いあり方」などと訳すことが
できるでしょう。

この言葉をひもとくような内容の
投稿を過去にしたこともあります。

要は、幸せに生きることができて

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