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マーケターを生業として20年超、化粧品や生活雑貨のカテゴリーで豊富な経験と実績を積んで…

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マーケターを生業として20年超、化粧品や生活雑貨のカテゴリーで豊富な経験と実績を積んできた。 ビジネスでも人生でも、マーケティングの原理原則を学ぶことが極めて有用、いや不可欠だ。 そんな信条の下、noteで毎日発信を継続中。

マガジン

  • マーケティング事例集

    具体的な商品(製品/サービス)の成功・失敗事例に関する記事を集めてみました。

  • 自己キャリア開発

    自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。

  • 意思決定基準たち

    仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。

  • DAF

    ドラマティックアカデミーフェス、通称「DAF」に関連する投稿を集約しています。

  • P.F.ドラッカー

    ドラッカーに関係する記事を集めました。

最近の記事

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一緒に学び続けましょう

つい先日、自分にとっての「サードプレイス」を 持ちましょう、という趣旨の投稿をしました。 家庭が「ファーストプレイス」 会社が「セカンドプレイス」 それ以外に帰属できる組織やコミュニティを 持てるか否かが、人生の質を大きく改善する 可能性を秘めているのですよね。 「サードプレイス」では、他の二つでは 成し得ないことを実現できる場にしたり、 他の二つから距離を置いてちょっとだけ 一休みしたいときに、気軽に自分の素を 出せる場であって欲しいと思います。 いずれの場においても

    • インストール型利益モデル

      最近、高校時代の同級生のFacebook 投稿を見て、非常に驚かされました。 15年以上前に同窓会で集まった際に 同級生からもらったカミソリの 本体を最近なくしてしまったので、 新しく買ったというのがその内容。 その「同級生」というのが、 何を隠そうこの私。 当時カミソリのメーカーに勤めて おり、同窓会に持参して同級生に それなりの数を配布したのです。 配布したこと自体、すっかり忘れて いたわけですが、彼は律義にも ずっとそのカミソリを使ってくれて いた様子。 つまり

      • タンパク質が摂れるアイス

        自分の体を作ってくれるのは タンパク質であることは、 皆さんご承知の通り。 炭水化物や脂質は減らして、 タンパク質を多く摂りたいので、 日頃から色々工夫をしています。 鶏胸肉をジップロックに入れて 塩コショウでシンプルに味付けし、 炊飯器で加熱してハムにしたものを 「常備菜」のようにして冷蔵庫に ストックしているのが一つ。 また、出社した際のランチは、 近所のコンビニで買い求めることが 多いのですが、タンパク質が10g程 入った豆腐バーやチキンバーの類を 加えることが多

        • 「自然独占の法則」とは?

          これまでに何度か、バイロン・シャープの 『ブランディングの科学』に出てくる 考え方、理論をご紹介しました。 タイトルに掲げた「自然独占の法則」 というのも、シャープ氏の同書に出て くる概念です。 英語では「Natural Monopoly Law」 とされていました。 ほぼ直訳ですね。 これはどんな考え方かというと、 というものです。 どんなカテゴリーでも良いですが、 仮にカフェのカテゴリーを 取り上げましょう。 厳密に言うと、カフェと言っても、 客層や単価、立地

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          157本

        記事

          体験談は人を動かす

          口コミや体験談というのは、 消費者の購買行動にかなり影響を 及ぼすのは、多くの方がご存知の 通りです。 事例が具体的であればあるほど、 真実味も増して、あっさりその 内容を信じてしまいがちだと 言えるのでしょう。 そもそも人間は、物語が大好き なんですよね。 現在ヤマップで執行役員をされている 「理系マーケター」の方をインタビュー した記事が、非常に興味深い内容だった ので、ここでご紹介させてください。 「ヤマップ」というのは、登山アプリ として有名な「YAMAP」を

          体験談は人を動かす

          FANCLの原点にあるコンセプト

          通販化粧品と言えば、 まず思い出すのはDHCとFANCL ですよね。 この両社、それぞれの名前の由来は ご存知でしょうか? DHCは特にユニークで有名なので、 ご存知の方も多いかもしれません。 まずそのDHCですが、 D:Daigaku(大学) H:Honyaku(翻訳) C:Center(センター) なんですよね。 元々は翻訳事業からスタートして、 その後栄養補給食品や化粧品などの 現在の主力事業を立ち上げていった わけです。 ではFANCLの方はというと、 創業時

          FANCLの原点にあるコンセプト

          ジャム市場No.1 アヲハタの実力

          我が家ではパン食は割と少な目で、 お米が主食となるケースが圧倒的に 多い状況です。 それでも、週に1、2回はパンや パンケーキが朝食のメニューとなる こともあり、一応冷蔵庫にバターや ジャムが常備してあります。 スーパーで買ってくるジャムの 銘柄は、ほぼ一択。 アヲハタのブルーベリージャムに 大体落ち着いており、ごくたまに ストロベリージャムに浮気する ことがある程度。 他にも、ソントンだったり、 輸入物だったり、選択肢がない わけではないのですが、やはり 味の良さと、

          ジャム市場No.1 アヲハタの実力

          「苦労」している時が一番素晴らしい

          月刊『致知』9月号に、山形県にある かみのやま温泉を代表する旅館である 「古窯」の創業者であり大女将、 佐藤幸子さんのインタビューが掲載 されています。 写真からは、とても95歳という年齢を 感じさせません。 インタビュー内容を読むと、なお一層 年齢とのギャップに驚くことになる こと必至です。 波瀾万丈の彼女の人生譚が、 非常に興味深いのですが、その中で 印象に残ったエピソードの一つに、 鮭の養殖一筋六十年という方が泊まりに 来られたときのお話がありました。 その鮭の養

          「苦労」している時が一番素晴らしい

          ドラマティックか?ドラスティックか?

          9月1日まで、あと2週間強となりました。 「ドラマティックアカデミーフェス」 通称「DAF」の37回目の公演が、 東京王子のベースメントモンスターと いうイベント会場にて行われます。 私も、お陰様で11回目の出演を果たす ことが決まっており、諸々仕込みを 行っている最中。 過去にこちらでも100本以上の記事を あげてご紹介してきましたので、 私をフォローいただいている方々は 既にご存知の方が多いでしょう。 「DAF」では、あの「TED」のように、 何らかのテーマに沿っ

          ドラマティックか?ドラスティックか?

          「顧客は何を買うか」という問い

          「一日一ドラ」と称して、 毎日必ずドラッカーの文章に触れる ことを始めてから、80日ほどが 経過しました。 触れただけで終わらせず、 必ず X(Twitter)でその内容を つぶやくようにしています。 一日平均1ページも進んでおらず、 『現代の経営㊤』がようやく70頁 あたりまで来たところ。 正に亀のような歩みです。 ここ数日、「顧客は何を買うか?」 という問いについて触れているの ですが、このあたりの文章が、 経営の原点であると同時に、 マーケティングの原点でもある

          「顧客は何を買うか」という問い

          「何を言うか」と「どう伝えるか」

          二日連続で、川上徹也さんが書かれた 『キャッチコピーのつくり方』の ご紹介をしてきました。 この本の中に、 「What to say」(何を言うか) 「How to say」(どう伝えるか) というキーワードが登場します。 キャッチコピーをつくるにあたっては、 まず「目的」を正しく理解します。 その上で、「誰に」「いつ」「どこで」 伝えるかを決めます。 その後に、これら「What to say」と 「How to say」の順で検討し、つくり あげていくのですね。 こ

          「何を言うか」と「どう伝えるか」

          『キャッチコピーのつくり方』の目次に注目

          昨日ご紹介した、川上徹也さんの 『キャッチコピーのつくり方』に ついて、もう少し書かせてもらう ことにします。 というのも、昨日の記事では、 肝心の本の内容についてはあまり 触れられなかったから。 真ん中の辺りで、目次の一部をご紹介 した上で、極々簡素な説明を加えた のみでした。 詳しくは、原著にあたって欲しいと 思っているとはいえ、さすがに説明 不足に過ぎるだろうということで、 その穴埋めをしようと思ったのです。 昨日載せた目次の一部を再掲しつつ、 原著の目次から省

          『キャッチコピーのつくり方』の目次に注目

          『キャッチコピーのつくり方』

          既に著作50冊以上! 湘南ストーリーブランディング研究所の 代表としてご活躍されている 川上徹也さんの新著が出版されました。 『キャッチコピーのつくり方』 というタイトルのこの本は、 見る人が見れば「なるほど~」と 思わずニヤリとなること必至。 かなり小さめの、新書に近い大きさ。 とても薄くて、わずか160頁ほど。 中の文字もかなり大きめ、 かつスペースに余裕のあるつくり。 そして、このシンプルな表紙。 『アイデアのつくり方』という、 大ロングセラーが存在しているのは

          『キャッチコピーのつくり方』

          VIAの「強み」でトップに出た資質

          VIAというツールを活用して、 自分自身の「強み」を発見しようと いう趣旨のワークショップに参加した ことを昨日紹介しました。 昨日の記事では、私自身の「強み」が 何であったか等は特に開示していません。 興味を持ってくださる人がいないだろう ことと、自分のことを書くのが少々 気恥ずかしいという気持ちもあった からです。 ただ、自己認識と、他者の認識とは、 やはり違ってくるものだという例証と してご紹介しておくことはそれなりに 有用なのではないかと思い直したので、 少しばか

          VIAの「強み」でトップに出た資質

          自分だけの特別な強み

          先週「Day 1」を受けた 「VIA強み発見ワークショップ」の 「Day 2」に昨日行ってきました。 「Day 1」の翌日に書いた記事は こちらです。 「Day 2」では、実際にリアル会場で 受講者同士が直接顔を合わせる形での 開催でした。 予め、自分たちが受けたVIAで上位に 出て来た強みに関して、自分自身の 過去を振り返り、その強みの特徴が 現れているエピソードを思い出して メモに落としてくるという宿題を、 事前に終えての参加です。 24個に分かれている強みの要素

          自分だけの特別な強み

          圧巻のWhisky Library

          会社の同僚に連れられて、 先日初めて訪問したお店、 TOKYO Whisky Library (トウキョーウィスキーライブラリー) というバーが表参道にあります。 冒頭の写真に加えて、こちらのサイトを ご覧いただければ一目瞭然。 とにかく圧倒的な数のウィスキーを 取り揃えたところなのですね。 その数、何と1,300種類。 選ぶのも大変ですし、 接客して紹介する方も普通では 務まりません。 その日は、早めの時間帯に入店した こともあり、大人数でも割とすんなり 席に着くこと

          圧巻のWhisky Library