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田舎暮らし考察シリーズ

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兵庫県北部の移住相談員として、地方で起業する若者として、そして東京からのUターン者として田舎暮らしについて様々な角度から考察します。
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#地方

オンライン全国移住フェア、参加レポ

オンライン全国移住フェア、参加レポ

初めての試み「オンライン全国移住フェア」
ビデオ通話のアプリ上で全国の自治体・移住支援者と交流できる「オンライン全国移住フェア」が実施されました。

コロナ禍で多くのオフラインイベントが中止となったため生まれた企画。
はじめての試みなので参加したかったけど操作等が不安で参加できなかった方もおられるかと思います。
今後もこのような機会があるかもしれませんので、レポート記事を書いてみます!

NHKの

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地方に3年住んだら、いいことも悪いこともわかってきたって話。

地方に3年住んだら、いいことも悪いこともわかってきたって話。

兵庫県の最北端の町に移住して3年半が経ちました。

この3年半で私の中に明確な変化が起きました。
それは、地域の嫌だと思うことが出来てきたってことです。

例えば

・近所付き合いってすごくいいなあと思う反面、わずらわしいなと思う人が出来ました。
・買い物はネットでできるからいいやと思っていましたが、ゲストハウスを始めたり、子どもができるとやっぱり不便だなと思うようにもなりました。

これってつい

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過疎地域の教育の未来と塾事情

過疎地域の教育の未来と塾事情

2017年春に数学塾を開業しました。塾長のオカサカ(@okasakaR)です。
場所は兵庫県の端の端、ご多分にもれず過疎と少子化に嘆く地域、新温泉町。

(ちなみに「新温泉町」は「人口減少」で韻を踏めます。)

そんな田舎町で開塾した私ですが、
田舎の教育事情について思うことがあるのでつらつらと書いていきます。
特に田舎の教育事情を考えている方には考える種になるかなと。

目次
・商売エリアと筆者

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「関係人口」イベント参加レポ

「関係人口」イベント参加レポ

兵庫県北部”但馬地域”で移住相談員をしているオカサカです。
まちづくりがライフワークです。

一昨年くらいから「関係人口」という言葉が囁かれはじめ、H30年度から本格的に総務省のお達しで市町が動き出す。そんな流れが移住界隈にあります。
僕自身も昨年から「関わりやすそうな人」を意識して移住イベントのゲスト選定等を行ってきました。

先日、但馬で「関係人口×豊岡劇場 トークイベント」があったので、参加

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地元を離れる高校生に贈る言葉

地元を離れる高校生に贈る言葉

豊岡を離れる高校生へ。
豊岡市がこの時期に行う素敵な取り組み、知ってますよね?

コウノトリの野生復帰プロジェクトで有名な豊岡市。
兵庫県北部の片田舎にあり、例に違わず人口減少に直面しています。
この地域では高校卒業を機に卒業生の約8割が地域外へ出ていきます。
当然、地域にとってこの流出はかなりの痛手です。

でも、豊岡市は地元を離れる君たちを応援しています。
その名も「わかもの巣立ち応援プロジェ

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なぜ地方は移住施策を進めるのか?〈田舎暮らし考察002〉

なぜ地方は移住施策を進めるのか?〈田舎暮らし考察002〉

移住相談員として「トレンド」の移住施策に必死こいてるオカサカでございます。もちろん田舎者。

さて、私共「移住関連業者」は常々ほかの移住関連業者から言われることがあります。

「地方で移住者を取り合いして何になるん?なんで移住施策なんてするん?」これに対しては「移住施策をせずに地域が衰退したら、地方自治の理屈に合わないから」というネガティブスタートな結論があるんだと個人的には思っています。

ただ

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車は嫌い。車コミュニケーションは好き〈田舎暮らし考察001〉

毎日片道60分の車通勤をしているオカサカです。時間に余裕のあるときはなるべく列車を使うようにしています。

田舎で30分以上の通勤は無駄すぎるなぁと日々感じてます。。

なにせ僕は車が嫌い。特に運転は無理。。
眠たくなるし、何も作業できないし。無駄時間。。

そんな僕でも車コミュニケーションは素敵だと思ってます。

理由は単純
日本らしくないライトなコミュニケーションができること

日本て見ず知ら

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