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カメムシで泣く(2024.05.24)
24日の朝、長男(8歳)が泣いた。
今年はカメムシが多く発生しているらしい。ここ別府も例外ではないのか、朝から網戸にカメムシが二匹ついており、そのうち一匹が何かの拍子に部屋の中に侵入してきて、網戸に張り付いている。
カメムシには容易に近づけない妻と長男。下の子二人はまだ眠っている。
朝ごはんを食べようと、私がちょうどそこにやってきて「カメムシどうにかしてよ」と言われる。「カメムシくらい自分ら
家庭のチャーハンは「ケ」の料理。小さな変化を楽しむ(フリーランサー・稲垣えみ子) 【前編】
家電なし、ガス契約なしで、一食200円の「一汁一菜」生活を送る、元新聞記者の稲垣えみ子さん(59)。3日に一度小鍋でご飯を炊き、2日目はチャーハンだとか。それならば、とインタビューを申し込んだところ一度断られてしまった。そこには、「おいしい」を取り巻く状況への違和感があった。
■原発事故をきっかけに、ミニマルな「一汁一菜」生活へ──チャーハンのインタビューをお願いしたところ一度断られてしまいまし
自分語りに支えられる瞬間
産む前に、いや妊娠する前に、もっともっと好きなだけ自分語りを残しておけばよかったな。
産後8ヶ月、少しだけそんな後悔をしている。
子どもができて以降、どうにも自分というものがふにゃふにゃと曖昧になった。
手足はいくらでも動くのに頭はぼんやりしている。自分個人としての欲求がよくわからないことがある。漠然と省エネというか、赤ん坊以外のあらゆるものに対して、気力・感情の発動がMAX時の5割くら