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職業病:子どもの頃に引き戻されて社会を俯瞰する
「この4日間くらいで空いてる日ある?そっちに行こうと思うのだけど」
地味で人付き合いが苦手なわたしは、そもそも友人が少ない。しかも、子どもの頃から引っ越しが多く、大人になった今でも放浪癖があるため、同じ人と付き合い続けるのは難しい。マメとは真逆の性質を持ち、頂いた年賀状にすら返しないという無礼者でもある。大人の礼儀を吹っ飛ばして急に連絡してくる始末。。。
にもかかわらず、嫌な顔せず時間を作ってく
鞄(かばん)に何を詰め込むか。
1週間ほどの出張のために荷造り。
ふと、考える。
命の危機がある状況で荷造りするとしたら、
鞄になにを詰め込むだろうか。
もし鳥を飼っていらどうだろう。
観葉植物たちはどうしよう。水は最低あげよう。
パスポートも必須だろうな。
わたしが、わたしだと分かるものを持たないと。。。
けど、結局、3日分の宿泊セットだろうか。
一人、中南米を縦断していた時、
クレジットカードがまったく使えなくなって
2001年9月11日 - 世界の一部である私 -
2001年9月11日22時過ぎ。
夏はガスる(霧が出る)ことでお馴染みの、北海道厚岸町にある臨海実験所にいた。
実験所の学生だった私は、いつものようにお気楽な感じでネットサーフィンをしていた。
当時、実験所の学生は5人。
先輩が4人いて、わたしは一番下っ端だった。
晩ご飯は当番制でみんなで作って食べ、調査などで不在にしない限り、たいていの場合は夜中まで研究室に入り浸るという平和な日常を送っていた