3月3日:世界野生生物の日
3月3日は毎年、国連が定めた「世界野生生物の日:World Eildlife Day」。
今年のテーマは、"生態系回復のための鍵となる種の回復:Recovering key species for ecosystem restoration"です。
世界は美しい。
そう思いませんか?
身近な空が、木々が、いきものが、どんな景色を作り出していますか?
国連の発表によると、
8,400種以上の野生動植物が野生での存続が困難なほど絶滅の危機に瀕しており、30,000種近くが近い将来野生での絶滅の危険性が高い、あるいは、絶滅の危機が増大していると言われています。
これらの推定に基づいて、100万種以上が絶滅の危機に瀕していることが示唆されています。
この50年間で、陸上の野生動物(哺乳類)は半減したとの推計もありますが、その原因はわたしたちの暮らし方にあります。
特に日本は、食料自給率が4割を切るほど低く、木材も7割ほどを海外に依存しています。
食料生産を依存しているということは、食料を生産するための土地、水なども依存しているということです。
このことが、その土地に住む野生生物の生息地を奪い、絶滅の危機に追いやっているのが現状なのです。
食べものも、衣類も、住まいも、その原料は、もともと命を持っていたものがほとんどです。
例えそれが生命を持たない無機物であったとしても、その土地の生物が生きていくために必要な要素であることに変わりはありません。
今年のテーマである「生態系回復のための鍵となる種の回復」するためには、私たちの暮らしを見直す必要があります。
どんな風に創られたものを選んでいる(購入)だろうか?
手にしたものをどれだけ丁寧に扱えているだろうか?
それはゴミ?それとも資源としてリサイクルできる?
暮らしから、野生生物のことを考えてみませんか。
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