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結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジン

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#家族

家族が利害関係者すぎるから、縛り縛られる

前回のなぜ親は子に「勉強しろ」と言うのかという記事の続きで、今回も家族や親子関係のことを考えてみたいと思います。前回の記事では、親が子に「勉強しろ」と言うのは、将来ちゃんとお金を稼いでほしい、老後を支えてほしいといった思いが根底にあるからなのではないか、と書いたのですが、そう考えた時に、家族というのは愛だ絆だと言うけれど、結局経済的な絆というか、縛りというか、そういったものが強い集団なのだなと感じ

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血のつながりと心の絆の関係性

前回、前々回に続き、心の友との会話シリーズはまだまだ続きます。今回は、友人自身に血縁関係や血のつながりと心の絆について考えさせられる出来事があったとの話から、お互いに考えたことを書いてみたいと思います。かなりプライベートな話になりますが、最近友人の身内に不幸があり、親戚付き合いや血縁関係についての疑問に直面したのだそうです。話をする中で、友人の身内の死をきっかけにお互いの考えが深まったことも多数あ

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大事なのは「無条件に愛する」意識づけ

前回は「都合のいい人」を好きになる?という記事に、婚活その他の出会いで自分の条件に合った人といい雰囲気になったとしても、心(ハート)が動かなければその人と一緒になるのはやめた方が良いのではないかということを書きました。自分にとって都合の良い条件が揃っていたとしても、それは所詮条件であって、その条件は変わる可能性が大いにあります。条件を見るということは、自分の願望・欲望を相手に投影しているだけであっ

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「都合のいい人」を好きになる?

結婚や婚活、妊娠、出産など、アラサーともなるとそういった話題にも非常に敏感になります。前回、最良の婚活は、自分を見つめることという記事にも、昨今の婚活への話題に関する自分の考えを書いたところです。私は以前から子育てについては並々ならぬ関心があり、仲睦まじい両親のもと、たっぷり愛情を受けてあたたかい家庭で育った子どもが増えることが、世の中をよくするための最善の道なのだろうと思っています。そのためにも

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最良の婚活は、自分を見つめること

世の夫婦、パートナーシップの不仲の原因と対応策、予防策を考える今日この頃。前回、価値観のすり合わせは、お早目にという記事に、夫婦として共に生きていく上での重要な価値観のすり合わせは、なるべく早いうちに行っておいた方が良いだろうということを書きました。生きる上での重要な価値観や思想について、早めに自分自身の考えを整理・意識化しておくこと、その中でも絶対に譲れないものを明確にしておくこと、というのは、

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相手をただ観て、観察すること

両親が不仲だと子どもがちゃんと育たない、ということから、「なら夫婦が仲良く暮らすためにはどうしたらいいだろう」とか「男女がうまくいかなくなるのはなぜだろう」ということを考えてきました。まずは男女の違いを知ることからという記事に書いた、お互いが性の違いを理解し歩み寄るのが大事ということ、他人に対して思うことは自分に思うことという記事に書いた、相手を責めたくなったり、相手に言ってやりたいと思うことは自

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何をするでも「誰と」「誰に」が最重要

8月も今日が最終日。今月は結婚・出産や男女関係について綴ることが多かったですが、私自身「誰と」の重要性をひしひしと噛みしめています。以前に結婚したいのか、好きな人と一緒にいたいのかという記事を書いたこともありますが、絶対的に重要で譲れないのは「誰と」の部分であり、焦って結婚したり世間体で結婚したり表面的な条件で結婚しても幸せにはなれないだろうなとつくづく思います。「結婚」という行為そのものに価値が

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アラサーの微妙な人間関係

先日友人と話したときにもう一つテーマになった話題が、今のアラサーくらいの人間関係ってホントに微妙だよねという話。私は今年で30歳になるので、ちょうど30ど真ん中くらいの年齢になります。友人も同い年で独身なので、同じような境遇なわけですが、30近くなると人間関係も変わってくるよねぇという話で盛り上がりました。結婚するくらいまではあまり変わらないけど、子どもができたりすると会えなくなったり価値観が変わ

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心の「居場所」はどこにある?

友人や周りの人たちとのやり取りの中で最近大きなテーマになっているのが「居場所」の話。寂しさや孤独感と「居場所」は切っても切れない関係にあり、誰しも一人になること、孤独を恐れていて、世の中のありとあらゆることが孤独を感じさせないため、紛らわすため、埋めるために存在しているのではないかという話になりました。家庭内に居場所がない、職場内に居場所がない、友人関係で居場所がない…「居場所」問題は人生を大きく

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まずは男女の違いを知ることから

今月は結婚・出産や男女関係についてフォーカスする月間。結婚して何年もするとやがて倦怠期が訪れたり、仮面夫婦になってしまうケースも世の中的には多々あるようです。男女の仲が修復不可能になってしまう原因というのは、一瞬で形成されるものではなく、日常の些細なボタンのかけ違いから少しずつ心が離れていって、ある日限界に達した時に「もうおしまいだ」となることが多いのではないでしょうか。もしくは、決定的な出来事が

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「結婚してから妊娠・出産すべき」という概念

人生において最も重要なイベントとも言える「結婚」について考える月間。今回はいわゆる「できちゃった結婚」について取り上げてみたいと思います。「でき婚」というと、良いイメージを持つ人は少なく、どちらかというとマイナスのイメージを持つ人が多いのかなという感じがします。そうかと思えば実際にでき婚をする人というのも常時一定の割合でいて、気にしない人は気にしないし、むしろ結婚したい女性があえてでき婚をねらうケ

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結婚したいのか、好きな人と一緒にいたいのか

20代後半ともなってくるとそれなりにセンシティブになってくる結婚の話題。今の自分にはいわゆる結婚願望はなく、結婚に対してそこまで何も考えがない(どっちでもいい)感じです。パートナーは欲しいけど、結婚という形態にはこだわらなくていいかなと思っています。前回の何のために結婚するのか、夫婦って何?という記事にも、現在の結婚や夫婦に関する考えを書いていますが、今回もその続きのような記事になります。

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「転勤」で直面する人生の優先順位

先日、学生時代の友人(新婚さん)のお宅に遊びに行き、そこで友人たちとわいわい楽しいひとときを過ごしました。私以外の友人はいずれも新婚で、結婚式での話や新居の話、今の生活などについて色々と話を聞かせてもらいました。そんな中、一人の友人が「最近夫が転勤になり、(急なことだったので)今は別々に暮らしている」と話し始めました。また、それに関連して遊びに行ったお宅の友人やご主人の職場などでの転勤エピソードも

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家族サービスは罪滅ぼし?

3日ほど更新を休んでいる間、両親と3人で旅行に行ってまいりました。精神的にちょっと不安定な時期でもあって、旅行中も暑さや疲れで不機嫌になったりぐったりしてしまったりと、心の底からエンジョイできた旅行ではなかったのですが、無事に帰宅し記事を書けるほどには元気に回復しました。私はあまり旅行好きではなく、遠出もあまりしたくない方なので、旅行というのは楽しみ半分・憂鬱半分といった感じです。疲れとストレスで

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