マガジンのカバー画像

2000文字以上の長文記事

14
2000文字以上の長文の記事です!
運営しているクリエイター

記事一覧

うつの記録

うつの記録

このうつの記録は、機能不全家庭にいながら欲を廃するという聖道仏教の教えに触れて、浄土真宗でいう機責め、的なノイローゼに陥ったものの記録である。

しかしそれでいながら生きる希望を取り戻そうと、なんとかもがいた記録である。

創造的な力、創造性を外界に向けるのではなくすべて内面に向けて発揮されたような、記録である。

親鸞が阿弥陀仏信仰に目覚める前、救いを求めていた頃に霊夢(れいむ)を見たと聞く。そ

もっとみる
過去の総決算としての絶望

過去の総決算としての絶望

金曜はうまく休めず、日曜は土曜の疲労もあってかひどく具合が悪かった.

自分のところには愛がなかったと、日に日に自分の体調によって知らされ、そんな私が今何をやっているのだろう、と感情的には思った。

そちらは感情。

身体的には頭が優勢になり、身体がうまく働かなくなってしまった。おそらく一週間の疲れがここにきて出たのだと思う。

思い返せば土曜の授業の時点で少し限界だった。

今朝月曜の通学も、自

もっとみる
[創作]あなたの過去にとって還るの。

[創作]あなたの過去にとって還るの。

「こんばんは。元気にしてるかい?」

「なずなさん、こんばんは。最近色々ありまして、悩むことが多いというか。それで若干困りながらも、なんとか生活しています。」

「おや、何があったんだい?」

「いや、あまり悩むことではないのかもしれないのですが、上司の方からよく指摘をされるんです。それはいつも同じような内容でして、もう少し肩の力を抜いたらどう?ということなんですが..」

「ほうほう」

「私は

もっとみる
1回目のうつ病、本が読めない。

1回目のうつ病、本が読めない。

こんにちは、留年大学生のアオイです。

この記事では精神障害について触れていますので、トラウマやフラッシュバックの可能性がある方は閲覧をお控えください。

私は17歳の頃に1回目のうつ病を患いました。

実はうつ病と言っていますがその内実は"躁鬱"でして、明らかに双極性障害に分類される症状でした。

しかし病院では鬱期の状態しか私には見受けられなかったので、うつ状態と診断され、

しかも鬱病とは診

もっとみる
【初有料記事】私が留年大学生を名乗るわけ。

【初有料記事】私が留年大学生を名乗るわけ。

こんにちは、留年大学生のAoy(アオイ)です。

今パソコンでノートを書いているのですが、パソコンだと記事の表示のされ方やレイアウトの形が変わって、これはこれで新鮮です。

逆に考えれば、仕事と一緒にブログを書かれている方も多いので、パソコンで記事を見ているという人も多いのではないか?とも思いました。

そうなると記事の書き方や見せ方も変わってくるよな、と言う気がします。とにかく新鮮で面白いです。

もっとみる
仏説父母恩重経には親不幸だと地獄に落ちる、と聞く。しかし心理学的な観点から見ると、私が親に対して"怒り"を持った瞬間は、私が私として生きる上で最も大切な転換点だった.

仏説父母恩重経には親不幸だと地獄に落ちる、と聞く。しかし心理学的な観点から見ると、私が親に対して"怒り"を持った瞬間は、私が私として生きる上で最も大切な転換点だった.

仏説父母恩重経には親不幸だと地獄に落ちる、と聞く。しかし心理学的な観点から見ると、私が親に対して"怒り"を持った瞬間は、私が私として生きる上で最も大切な転換点だった.

私が親に対して透徹した怒り、を持ち始めたのは19歳の頃です。

それは"反逆"でした。

怒り、と言うより、"反逆"と言うほうが合っています。

手をあげたり声を荒げたりは一切していません。

しかし親に対しての怒りを自分の中で悶

もっとみる
40代の愛と取→10代の社会不適合障害.

40代の愛と取→10代の社会不適合障害.

私は仏教を学んでおりますが、その中に人間が生まれて死ぬまでにどのような行いをし、そしてどのように輪廻するのか、という広い視野でもってお釈迦様が説かれた教えがあります。

私が学んだ仏教の中では、愛と取という概念がありました。

愛は人に対し愛憎がうずまく時代で、恋に落ちたり、あるいは人を憎んだりする時期、

取は「もっともっと」と歯止めが効かなくなり、欲望に支配されたようなもっとも脂が乗った中年の

もっとみる
自己紹介Aoy(アオイ)について.

自己紹介Aoy(アオイ)について.

こんにちは留年高校生のアオイです。

ここでは私のプロフィールを紹介いたします。

ノートを始めた1月から、およそ2ヶ月が経ち、私の活動内容も当初予定していたものとかけ離れてきましたので、今回はそこを埋め合わせる記事にしたいと思います。

一言で説明しますと、新たな活動内容またはそれを含めたプロフィールです。

どうぞよろしくお願いします。

目次はこちらです。

①Aoyの自己紹介まず始めにです

もっとみる
[創作]尊き普通の世界

[創作]尊き普通の世界

その男子は、先生との話も深まったことにより、多少の冗談を言ってもいい雰囲気を察知した。

もとより普く議論において最も崇高とされる行為は談笑であり、お互いが心を開け放す"冗談"を言える空気こそが議論としてふさわしい、と男子は知っていたからだ。

「先生、そんなことを言っていますが、実際のところ他者に分別をと言っているその"分別''すらも、結局のとこ生きるための執着ではないのですか?」

男子は若干

もっとみる
受験を青春にできないか

受験を青春にできないか

受験に苦しむ人の、その受験のすべてを、忘れられない青春に変えることはできないか。

いつ頃からか、私はそんなことばかりをずっと考えている。

受験を、あれは忘れられない、記憶に残る自らの成長の証だ、

そういうような甘い記憶にすることはできないか。

そうすれば、みんながより生き生きと、

躍進して、この世の中を創っていけるではないだろうか。

その意味でまず私たちが最初に向き合わなければならない

もっとみる
父親がアイデンティティを捜している

父親がアイデンティティを捜している

私の父親は未だにアイデンティティを捜している、という気持ちを日に日に強くしているし、2年前から私の気持ちは変わっていない。

母親も同様、アイデンティティで留まっている気がする。

自分が見つかってない親に育てられた子は、自分を見つけることはできないだろう。

もし親が自分が見つかっていないのに、子どもが自分を見つけている、というような状況が認められれば、それはその子がとてつもない努力ととてつもな

もっとみる
私の体験した強迫性障害、強迫性神経症とその特徴。

私の体験した強迫性障害、強迫性神経症とその特徴。

こんにちは、留年高校生のアオイです。

私は比較的軽度ですが、強迫的観念に捉われる強迫性神経症を患ったことがあり、今でも症状は少し残っています。

この記事では私が体験した強迫性神経症、または強迫的な思考についてお話しし、その根底にはどんな病根があったのかということについてできる限り深掘りしてみたいと思います。

よろしくお願いいたします。

①私の体験した強迫的な思考についてまず最初に私が体験し

もっとみる
双極性障害、躁鬱病とは何か。筆者の体験した躁鬱病はどんな特徴があったか。

双極性障害、躁鬱病とは何か。筆者の体験した躁鬱病はどんな特徴があったか。

みなさんこんにちは。留年高校生のアオイです。

私は17歳の時に躁鬱病を経験しました。19歳の時には二度目の鬱を発症するのですが、そのときは躁鬱ではなく、鬱を発症しました。

現在は鬱病で闘病中なのですが、躁鬱は17歳のあの時から罹患してはいません。

少し時を経て、躁鬱は一体どんな病理だったのか、特に何が苦しかったか、あるいはどんな性質を持つ病気だったかをできるだけ言葉にして表現してみたいと思い

もっとみる
自己紹介 はじめまして、留年高校生のAoy(アオイ)といいます。

自己紹介 はじめまして、留年高校生のAoy(アオイ)といいます。

みなさんはじめまして。留年高校生、現在21歳の高校生のAoy(アオイ)と申します。

今年で21歳、定時制高校の4年次に通う高校生です。この記事では軽い自己紹介と、今後の記事作成のおける目標を語りたいと思います。

よろしくお願いします。

自己紹介私は、21歳で定時制の高校生をやっています。性別は男です。16歳の時に全日制の高校を心身の不調により退学し、3年間浪人、その後定時制の高校の2年次に編

もっとみる