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吉祥寺三丁目の夕日 1.「基礎からわかる吉祥寺」プロローグ
建設中の東京タワーが夕日に輝いて見える、あの映画の一シーン。私の目には、吉祥寺駅前の大通り(現在のヨドバシ前の通り)が建設中だった頃、そこにできた空き地から見た夕日に重なります。この周辺は、昭和40年代、ここにバス通りを作るために商店や住宅の立ち退きが行われていました。私は当時、その空き地で、小学校の仲間のワルガキ達と、夕方遅くなるまで野球をしたものです。ワルガキの間では、将来、ここが駅前通り(
もっとみるNY発 学級通信 3.ニューヨークの地下鉄はよみがえるか・アートへの期待
今年1月、ニューヨークの地下鉄で衝撃的な事件が起きました。
ニューヨーク一番の繁華街、タイムズ・スクエア駅の地下鉄のホームからアジア系の女性が男に突き落とされ、死亡したのです。ニューヨークでは、新型コロナ・ウィルスの感染拡大で、地下鉄に乗る人が大幅に減少していました。財政難や感染者の増加で地下鉄の職員は不足し、名物だった24時間運転の休止を含め、運行本数を大幅に減らしていました。一方、仕事が無
NY発 学級通信 2. MLBスタジアム 形がいびつで何が悪い
冒頭の写真は、アメリカ・メジャーリーグ(MLB)、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク。ライト側ブルペンから見た景色です。日本では、最近、客席からブルペンが見えない球場が多いですが、ここは、スタンドから誰が投球練習を始めたのかがわかり、リリーフ投手が心配そうにゲームを見守る様子もわかる、伝統的な構造となっています。
次の写真は、ワールド・シリーズが行われたときのフェンウェイ・パー
NY発 ジャーナリストによる学級通信
学級通信1号を発行して1年あまりが経ってしまった。その間、コロナ・ウィルスは拡大し、世界は大きく変わった。私も東京でおとなしくしていたのだが、久々にNYに移動し、しばらく住むことにした。果たしてNYは、どう変わったのか。ここから、世界がわかるかもしれない。見えてきたことを皆さんに少しでもお伝えできれば、と思っています。
注)こんなことをテーマにするのが普通の学級新聞と違うところ。詳しくは前回の記