敵基地攻撃能力と先制攻撃は全然別の話。両者をごちゃ混ぜにする左翼に騙されるな。

どうも最近、敵基地攻撃能力の話と先制攻撃の是非の話がごっちゃにされているようですが、両者は明白に別の議論です。

例えば、先に北朝鮮が日本本土にミサイルを撃ってきたとしましょう。そして、さらに北朝鮮が日本に向けて2発目の発射準備をしている、と。

もしもこのとき、日本に敵基地攻撃能力がなかった場合、北朝鮮が2発目のミサイルを発射するのを待って、これを迎撃するか、さもばくば天に祈る以外ないです。もち

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核兵器と安全保障

日本は世界で唯一の核被爆国です。

戦後75年経って改めて核兵器について理解をしてみたいと思います。

先の大戦末期に日本に核兵器が使用され多くの犠牲者がでました。

核兵器は単に戦争に勝つ兵器以上の威力がある事を人類は知る事になったのです。

最初に理解しなければならない事は、核兵器を使用する事は人類にとって非常に危険な事だと世界中の人が理解したことです。

ではなぜこの危険な兵器を所持する国が

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【長崎原爆の日】原爆投下から75年。

8月9日1945年の米軍による長崎原爆投下から75年。長崎平和公園での式典をテレビで視聴。投下された11時2分に黙祷を捧げました。長崎市長の平和宣言。「コロナも気候変動も核問題も地球に住む私たち全てが当事者です。」「対話により相互不信を断ち切り分断ではなく連帯すること。」
 小学校で歌い継がれた合唱を聞き涙が出た。児童唱歌と賛美歌の融合のような長崎らしさ。毎年この日に長崎から世界に核廃絶と平和のメ

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国家とは何か?独立国家を創るために必要な5つの要素と4つの能力

突然ですが、「独立国家」を創りたいと考えたことはありますか?そもそも「国家」とは何でしょうか?

急に聞かれて、「国家」を説明できる人は少ないのではないでしょうか。今回は「国家」について考えてみましょう。

「国家」は英語で何と訳すべきなのか?

そもそも「国家」という概念は国や地域によって若干異なります。例えば、「国家」を英語で何というでしょうか?多くの人は「Country」と答えるでしょう。も

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【書評】中国人民解放軍の全貌(3)最終回

前回からだいぶ日にちが空いてしまいましたが、最後まで続ける価値のある本だと思います。ねっとりやっていたらこんなに長くなってしまいました。今後の書評は1回でサクッと終るようにします。

中国版海兵隊と海上民兵

海軍陸戦隊(海兵隊)の規模を10万人にまで大幅に増加し、沖縄も担当する東海艦隊には2個旅団を配置する計画もあるようです。

海上民兵は、人民解放軍の指揮下にある準軍隊です。尖閣諸島にまず襲来

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ごひいきに
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安心と安全について 防災防衛マンのつぶやき

はじめに

おつかれさまです。Webプロデューサーときどき自衛官のKakudoです。コロナ禍の夏いかがお過ごしですか。

以前のようにみんなが安心して過ごせる日常は戻ってくるのでしょうか。

安心•安全は古くからよく耳にするフレーズですがその解釈は多様であり、興味深い言葉です。
いつまでも、この言葉が取り上げられるのは、人の社会が常に「安心」と「安全」を追求しつづけているということなのかもしれませ

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国際政治にも「道徳」はある。 国際的な「道徳」の意味と有効性とは?

ヨーロッパの政治思想の中には、「道徳」にいて二人の重要な哲学者がいます。イマニュエル・カントとジェレミー・ベンサムです。二人の考え方の違いを国際政治学者のジョセフ・ナイは「国際紛争」という著書で、例を使って説明しています。

二つの考え方の違いを理解するために、ここである貧しい村に足を踏み入れたとしてみよう。そこでは、今まさに軍人が3人の村人を壁の前に並ばせ、処刑しようとしていた。「なぜ彼らを銃殺

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メディアは日本の安全保障への「脅威」か?

テレビ、新聞などといったメディアと呼ばれる仕事に携わっている人々は、正義感に溢れている方々が多いと思う。そして、彼らはその気概を持って仕事をすることで権力への監視者としての役目を果たしてきた。

しかし、その正義感が空回りする場合がある。日本の防衛問題に関する報道をする時である。

日本は軍事大国の道へ突き進んでいる?

先日の河野防衛大臣の記者会見において、日本のミサイル能力向上は周辺国への脅威

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God bless you!!
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歴史は繰り返すのか? 「トゥキディデスの罠」と米中対立

「トゥキディデスの罠(The Thucydides Trap)」という国際政治用語があります。アテネの歴史家であるトゥキディデスの「戦史」にちなむ言葉で、戦争が不可避な状態まで既存の「覇権国家」と「新興国家」がぶつかり合う現象を指します。現在の米中対立も「トゥキディデスの罠」に嵌っているという見方があります。

トゥキディデスの「戦史」は紀元前400年前の本です。遥か昔に書かれた本が現代の国際政治

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第94号(2020年8月3日) 夏休み企画 この夏読みたい5冊

存在感を増す「軍事大国ロシア」を軍事アナリスト小泉悠とともに読み解くメールマガジンをお届けします。
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【夏休み企画】この夏読みたい5冊

 8月に入って最初のメルマガをお届けします。
 7月中はずっと梅雨の続きのような天気だった関東地方ですが、今月になってからようやく「夏」が本気を出してきたようで、にわかに夏休み感が出てきました。娘の夏休みも始まったので(今年はコロナ

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デュフフw
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