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第279号(2024年9月9日) ロシアの核ドクトリン改訂問題と「核攻撃リスト」

【今週のニュース】ロシアの核ドクトリン改訂問題と「核攻撃リスト」 ほかウクライナ軍の総兵力は88万人  ウクライナ軍の総兵力は現在、88万人であることを同国のゼレンシキー大統領が明らかにした。ドイツの公共放送ARDとのインタビューで明らかにしたもの。また、このインタビューでは、約3000万人の人々がウクライナに残って働き、税金を払っていると述べ、開戦前の労働人口3700万人と比較して700万人ほど減少(多くは国外に脱出したとみられる)したことを認めた。  なお、2024

    • 第278号(2024年9月2日) 核兵器の「抑止」的効用とウクライナの長距離攻撃能力(とロシアの原子力巡航ミサイル?)

      【インサイト】核兵器の「抑止」的効用とウクライナの長距離攻撃能力(とロシアの原子力巡航ミサイル?)「核ドクトリンを修正中」 ラヴロフ外相  ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相が「核ドクトリンを修正中である」と述べたことを『ヴェドモスチ』が報じています。8月27日に行われたイエメン外相との会談後、記者会見で述べたもの。正確には次のような発言でした。 「我々には独自のドクトリンが、核兵器の使用に関するものも含めて存在するということを理解するのは非常に重要だ。それ(訳註:「核ドクト

      • 第277号(2024年8月26日) ウクライナのクルスク侵攻と鍵を握る米国の出方

        【今週のニュース】日米韓安保協力は「東方におけるNATOのクローン」ノルドストリーム2爆破事件をめぐる続報  ロシアと欧州をつなぐ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」が2022年9月に爆破された件について、ウクライナ人の男に対して逮捕状が出されていたことが明らかになった。問題の男はポーランド在住で、ドイツ当局が逮捕状を出したものの、ポーランド当局が身柄を拘束する前にポーランドを出国した。その後の行方については報じられていないが、ドイツのマスコミは名前や居所を知ってい

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        • 第276号(2024年8月19日) ウクライナによるクルスク侵攻の狙いは?

          【今週のニュース】ウクライナ軍がロシア軍の4飛行場を同時に攻撃  ウクライナ参謀本部は8月14日、ロシアの4飛行場に対して同時に攻撃を仕掛けたことを明らかにした。攻撃対象はハリノ、サヴァスレイカ、ボリソグレフスク、バルチモールとされている。いずれもロシア空軍がウクライナ作戦で使用している戦闘機・戦闘爆撃機基地であり、特に燃料施設や弾薬庫を狙ったという。  なお、攻撃に関与したのは空軍、特殊作戦軍(SSO)、ドローン軍(独立兵科)、国防省情報総局(GUR)などであったとされ

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        第279号(2024年9月9日) ロシアの核ドクトリン改訂問題と「核攻撃リスト」

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          第275号(2024年8月5日) 中国の北極圏展開と中距離ミサイル危機

          【今週のニュース】ブルガーコフ元国防次官逮捕 ほかチェコからウクライナへの砲弾供給続報  4月、チェコのパヴェル大統領がウクライナへの砲弾供給プログラムを開始したことはこのメルマガでも何度か取り上げてきた。各国から資金を募り、EU域外から砲弾を買ってきてウクライナに供給しようというものである。  当初は思ったほど資金が集まらないとか、供給国が砲弾の価格を釣り上げるなどのトラブルに見舞われたものの、6月には最初の5万発がウクライナに届いたとされ、チェコ政府は年末までに最大で

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          第275号(2024年8月5日) 中国の北極圏展開と中距離ミサイル危機

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          第274号(2024年7月29日) 進む日欧軍事協力とロシアの出方

          【今週のニュース】ロシア軍の戦死者数の実態は? ほかウクライナ東部戦線の状況が急速に悪化  広く報じられているように、ルハンシクからドネツクにかけてのウクライナ東部戦線の状況が急速に悪化している。特に今年2月に陥落させたアウディーウカ西方におけるロシア軍の進撃ペースは早く、プログレス(プロフレス)付近では1日に6kmというかつてない速度でロシア軍が進撃したという。当面の攻略目標は道路網の結節点であるポクロウシクであろう。バフムト西方でもチャシウ・ヤールをめぐる激戦が続く。

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          第274号(2024年7月29日) 進む日欧軍事協力とロシアの出方

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          第273号(2024年7月22日)「プーチンの平和」を拒絶するために 非・超大国なりのリアリズム

          【インサイト】「プーチンの平和」を拒絶するために 非・超大国なりのリアリズムウクライナのNATO加盟をめぐる議論  7月9日から11日にかけて、米国でNATO首脳会合が開かれていました。  これに先立ってはNATO事務総長の交代が決まったり(現在のストルテンベルクからオランダ元首相のルッテへ)、3年連続で日韓の首脳が参加したりといったことはあったものの、ウクライナ支援に関しては今ひとつピリッとするところが少なかったように思います。  まず挙げられるのはウクライナのNATO

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          怪談『無人自衛隊』

          人民解放軍の東京駐在武官が蒲田の商店街を歩いていると、見慣れぬ店に行き当たった。まるで時代劇で見るような古い商家で、紺染の暖簾には「無人自衛隊」と染め抜かれている。 店の中は暗い。土間の向こうには小上がりがあり、年季の入った箪笥や何かの棚が並んでいるらしいことが、一つだけ灯った行燈によってかろうじてわかった。 東京での土産話になるかもしれない。 興味をそそられた武官は、暖簾を押し上げて中の様子を伺うと、急にギクリとした。意外なほど近くに番頭らしい者が立っていたからである。

          怪談『無人自衛隊』

          第272号(2024年7月8日) ロシア軍の志願兵は本当は何万人なのか問題 プーチンを交渉のテーブルにつかせるには ほか

          【今週のニュース】ロシア軍の志願兵は本当は何万人なのか問題 プーチンを交渉のテーブルにつかせるには ほかロシア軍の滑空爆弾がロシア領内に落ちている件 『ワシントン・ポスト』によると、ロシア軍が使用している滑空誘導爆弾がこれまでに少なくとも38回、ロシア領内に落下する事故が起きているという。  本メルマガでも以前に紹介したように、ロシア軍は2022年の秋ごろからFAB-250無誘導爆弾にUMPKと呼ばれるキットを装着して使用し始めた。UMPKはロシア版GPSであるGLONA

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          第272号(2024年7月8日) ロシア軍の志願兵は本当は何万人なのか問題 プーチンを交渉のテーブルにつかせるには ほか

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          第271号(2024年7月1日)ロシアの中距離ミサイル開発・配備と新たなデカップリング問題

          【今週のニュース】カリーニングラードの海軍航空隊戦闘機部隊が航空宇宙軍へ移管  ロシアの軍事シンクタンク、戦略技術分析センター(TsAST)によると、バルト艦隊航空隊第34混成航空師団隷下にあった第689戦闘機連隊が航空宇宙軍(VKS)に移管された模様である。同連隊はカリーニングラードのチカロフスク飛行場を拠点とする戦闘機部隊であり、2011年にも一度VKSに移管されたが、2018年には再び海軍航空隊所属となっていた。今回の措置により、第689戦闘機連隊はVKSの第6航空

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          第270号(2024年6月24日) 核ドクトリン変更に関する二つの発言、先祖返りするロシアの軍管区 ほか

          【今週のニュース】核兵器使用基準をめぐる二つの発言  6月20日、北朝鮮を出発してヴェトナムを訪れたプーチン大統領は核ドクトリンの変更の可能性(特に予防攻撃を認める可能性)についてマスコミから発言を求められた。この際のプーチンの返答は、以下のとおり。  以上のように、プーチンはさほど過激なことを言っているわけではない。特に予防攻撃をドクトリンに盛り込むことを明確に否定した点は注目に値しよう。ただ、予防攻撃(превентивный удар)というのは戦争が始まっていな

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          第270号(2024年6月24日) 核ドクトリン変更に関する二つの発言、先祖返りするロシアの軍管区 ほか

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          第269号(2024年6月17日) ロシア軍が戦術核演習第二段階を開始

          【今週のニュース】ウクライナ向け戦闘機をめぐる二題ウクライナ空軍航空部隊司令官へのインタビュー  6月9日、『ラジオ・リバティ』が、ウクライナ空軍航空部隊司令官であるセルヒー・ゴルブツォフ准将のインタビューを掲載した。  JDAMの実証試験に目処がついてGBU-39とGBU-62の運用が始まったこと、これらの攻撃手段を活用するためにはロシアの防空システム排除が重要だがこの点についてはまだ交渉が続いていること、F-16を活用するには複合的な支援能力が求められることなど、興

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          第269号(2024年6月17日) ロシア軍が戦術核演習第二段階を開始

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          第268号(2024年6月10日) 続・博士たちの異常な愛情 核抑止をめぐる米露のつばぜり合い

          【インサイト】続・博士たちの異常な愛情 核抑止をめぐる米露のつばぜり合い この数週間、核兵器をめぐる話題が米露双方からしきりに聞かれるようになりました。ウクライナでの核エスカレーション、将来の米露軍備管理、そして中国の核戦力増強を踏まえた米国による核軍拡の可能性などについて考えてみたいと思います。 「ビビってるんじゃねえよ」 サンクトペテルブルグ経済フォーラムでのプーチン発言  まず取り上げたいのはロシアの動きです。  6月7日、サンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(

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          第267号(2024年6月3日) 西側製兵器によるロシア領内攻撃の開始

          【今週のニュース】スウェーデンが過去最大規模の対ウクライナ軍事援助を発表 ほかウクライナ初のコルベットがトルコで洋上試験へ  ウクライナがトルコに発注していたコルベット、ヘーチマン・イワン・マゼパが初の洋上試験を開始した。  ヘーチマン・イワン・マゼパは壊滅したウクライナ海軍再建の第一歩となる水上戦闘艦であるが、2番艦以降の起工の目処は立っていない。 スウェーデンが過去最大規模の対ウクライナ軍事援助を発表  5月29日、ウクライナのゼレンシキー大統領の訪問に合わせて

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          メメント盛り

          米をよそってください。 どんぶりか、ちょっと深さのあるお皿です。量は好きにして下さい。腹減ってる人は大盛りで。小腹がすいた程度の人はごく軽めで。 米も、こだわりにこだわったササニシキを土鍋で炊いたこだわりの銀シャリとかでなくていいです。サトウのご飯でもOK。ちなみに僕が使用したのは炊飯器の中に残っていた一昨日の米です。 その上に、牛すじ煮込みを投下します。これは横浜市中区のセブンイレブンで購入して500ワットで2分間温めたものですが、ローソンとかにも似たようなのがあるでしょう

          第266号(2024年5月27日) ロシア軍の戦術核演習と北方領土のレーダーサイト

          【今週のニュース】ロシア軍で大粛清が進行中 ほかロシア軍で大粛清が進行中  ロシア国防省・軍高官の逮捕や交代が相次いでいる。この戦争中、プーチンが軍の司令官クラスを交代させるという事例はかなり頻繁に起きており、最近では3月に海軍総司令官のニコライ・エフメノフ大将が罷免されていた。しかし、プーチンの5期目が始まる前後に起きているのは単なる交代ではなく汚職を理由とした逮捕である。  その手始めとなったのはティムール・イワノフ国防次官(厚生・インフラ担当)の逮捕で、これがかなり

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