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mitomokの画像を利用してくださった記事(1000〜)

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「みんなのフォトギャラリー」で私の画像を利用してくださった方々へのフィードバックとして、画像を利用してくださった記事をまとめたマガジンを作成しました。外していただきたい方は私まで…
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#小説

私はここが好き。【短編】

私はここが好き。【短編】

5、6分でサクっと読めます!
良かったら見て行ってください(´∀`)

ーお疲れ様でした。ー

一人のシゴデキな雰囲気の女性が会社を後する。

彼女の名前は美優。33歳。現在彼氏なし。

彼女はモテる。顔も性格も良く、スタイルも良い。

彼女の周りには必ず彼女に言いよる男がいた。

そして彼女は根っからの恋愛体質で、いつでも会える男をそばに置いていた。

美優「今日は敦くんとお祭りか。」

敦とい

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ネタ「確信犯の功績」

ネタ「確信犯の功績」

今朝ふとNHK連続小説「虎に翼」を観た。

確信犯って聞くとすごいネガティブな人が行う行為のようにとらわれやすいが。実はそういう使い方ではないが、
あえて私は今朝のテレビで高畑勲氏の功績を朝ドラからキャッチした。
かれはある意味「確信犯」だ。

彼によって編み出されたCGのアニメタッチ技術。

NHK朝の連ドラでの「オープニングCG」の画像の筆タッチで制作する技術。

それは確か5、6年前のスタジ

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【毎週ショートショートnote】放課後ランプ

【毎週ショートショートnote】放課後ランプ

(410文字)

毎日、決まったルートを配達していると、時間が過ぎるのが早い。
足立区の営業所を出て新宿、渋谷。遅延しないように車内で昼食を摂りながら運転し、配達を終える頃には陽が傾いている。
首都高で営業所に急ぐがいつも渋滞。
1日があっという間だ。子供の頃の1日はあんなに長く感じたのに。
「京橋ランプは渋滞中、お急ぎの方は放課後ランプへ」
ラジオから聞き慣れない言葉。放課後ランプ?
すると目の

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この街は、オアシスのような砂漠で、砂漠のようなオアシスで

この街は、オアシスのような砂漠で、砂漠のようなオアシスで

東京を離れる。

それを決めたのはここ数ヶ月の話。2年住んだマンションの更新通知が来る前、転職してフルリモートになり、インターネットさえあればどこでも仕事が出来るようになった。何となく、ここにいる必要はないなと思った。

ここに住み始めたのは前に勤めていた会社から近かったから。ただそれだけの話なのだが、東京という街へ来て何となく、どんなもんかと考えていた節があった。

東京という街はとにかく利便性

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梅干し克服作戦

梅干し克服作戦

「最近鍛えてるんだって?」

「部位鍛錬を少々。どうにも梅干しが苦手でさ」

「効果が上がるんだっけ。まあ代替品もあるし」

「その梅干しを克服したいんだ」

「味覚って鍛錬できるの?」

「いや、ぐりぐりの方」

「拳の鍛錬かー」

「こめかみだけど?」

「食らう方かい! 素直に悪戯を止めなさいよ」

3月17日 上村松園画集を購入。だれのためでもない、まずは自らのために描いている。

3月17日 上村松園画集を購入。だれのためでもない、まずは自らのために描いている。

昨日の夜のジムのあとの体重 64.7kg、体脂肪5%。
今朝の起きがけの体重 65.2kg、11.7%。

これですよ、この乱高下。倍以上に半日で変化する。

はたして絞っていいやら増量していいやら。。。

まあ、起きがけが実際の姿なのかもしれませんね、、なんとなく下っ腹が張っている気がするので。。

ということで、今朝は歩きながら「あごを引け、下っ腹を引っ込めろ」と唱えていた。
ただそれをやると

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【創作】良いお年を

【創作】良いお年を

「それでは皆さん、良いお年を〜」

そう言って、僕は今年最後の配信を終えた。

「う〜さん、ありがと〜」
「今年もお世話になりました!」
「来年もよろしくです」
「う〜さんも良いお年をね〜」.

みんなの温かいメッセージがタブレットの画面に次々浮かび上がる。1年前には考えられなかった光景が今、僕の目の前に広がっていた。

年が明けてからすぐに、最も大切な人と最も大切な仕事を何とも納得いかない形で失

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【SS】森の鬼ども

【SS】森の鬼ども

キノコ採りに人喰い森に分け入り 
すっかり道に迷ってしまった。

もともと道らしい道はなく 
けもの道というか鬼の道に迷ったのだ。

「おい、こっちだ。人の匂いがするぞ」

人喰い鬼どもの声がした。
絶体絶命のピンチだ。

「いたぞ。逃がすな!」

必死になって逃げながら
俺は迫り来る恐ろしい鬼どもに向かって
護身用の光線銃を発射した。

すると、ものすごい悲鳴があがった。

派手に血しぶきを撒き

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読書の日々「水上博物館アケローンの夜」

読書の日々「水上博物館アケローンの夜」

こんばんは、藤里です。

関東から東北に大雨をもたらした台風。今回ばかりは他人ごとでなく結構痛手を被りました。他の皆さんは大丈夫でしたか?(;^_^A

博物館を舞台にしたこちらの物語。

本屋さんで見かけた時、「博物館」「夜」「水上」「舟」と私の心を鷲掴みにするキーワードがてんこ盛りで、人生に疲れた時に相談にのってくれる渡し守が登場するとか、どんなストーリーだろうと読むのを楽しみにしていましたが

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5月31日 最近の昼食事情。

5月31日 最近の昼食事情。

本日の体重64.1kg、体脂肪11.1%。

体脂肪が10%をOVERしたが、ちょっと意識して炭水化物を入れている。

ブドウ糖が不足すると、脳が委縮し、認知症になる、というのが気になって気になって仕方がないからだ。

ここ数年はあまり白米を食べず、小麦粉は極力避けてきた。まあ、そうはいっても飲み会も多く、飲み会ではつい食欲が爆発して、1回行くと3キロは太り、それを数日あるいは数週間かけて落とす、

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ルールを守る男

ルールを守る男

デスクトップとキーボードの角度を整え、マウスの右横にお気に入りの万年筆を置く。

木村は、とあるメーカーの商品部の部長を務めている。この道で生きて25年。私は会社に身を尽くし、一筋で信念を貫いてきた。

仕事を進める上で一番大事にしなければならないのは「ルール」だ。特に最近の若い連中は決め事を守らない。遅刻をすれば「ごめんなさい」で軽く済ませ、その日のうちにに挽回しようとする姿勢もなくヘラヘラと一

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【1分小説】宝石をひとつ

【1分小説】宝石をひとつ

お題:「どこかの出会い」
お題提供元:即興小説トレーニング(http://sokkyo-shosetsu.com/)
       ※サービス終了しています
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 デジャブだ。初めて来た場所なのに。

 母は構わず店頭販売のジャム瓶を物色している。

「そちらのジャム、若い女性に一番人気なんですよ」
「わ

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