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ホントに木星のガリレオ衛星まで観察できた たった5,280円(税込)国立天文台望遠鏡キット その2 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 国立天文台望遠鏡キットを使って遠く追尾の難易度が高いなんと木星のしかもガリレオ衛星まで観察できたというお話です。

 始めは自宅前の舗装路に三脚を立てて親子3代月蝕を楽しんでいました。お隣さんのご夫婦も参加され久しぶりの何ともほのぼのしたひと時でした。しかし流石に道路は高輝度なLED街灯が邪魔して居たり家々で空の視界が狭まるので、自宅の庭に場所を移し親子3代だけの天体観察を継続したのでした、

 意外にも空は昭和とは異なりとても澄んで居て、月だけではなくなんと木星とそのガリレオ衛星まで明瞭に観察できました。因みに使用した天体望遠鏡キットは以下のようなものでした。

ガリレオ衛星の観察も自宅でできた

 今回は試しませんでしたが、上記の説明にもあるように通常の観察以外にもスマホで撮影出来るアタッチメントも付属するという優れものです。

 40年余前の大学生時代にわざわざ陣場山の山頂まで行って天体観察をした経験がある身としてはこんな簡易な天体望遠鏡で木星どころかその衛星まで楽しめるとは思っていませんでした。

 その辺りはこちらも宜しければお楽しみ下さい。

 とは言え月とは異なり自動追尾装置も手動追尾を助ける赤道儀もなく、専らスコープの照準を頼りに低倍率から徐々に倍率を上げて観察するという極めて古典的な作業の繰り返しとなりました。ですがそこがまた楽しいもんです。
 と言いながら、追尾は目の良い子供に任せっきりのタダ乗りでした。大学時代と全く同じです。(笑)

 その辺りはこちらをお楽しみ下さい。

 ということで国立天文台の簡易天体望遠鏡で素敵な夜を家族と過ごせたというほのぼのとしたお話でした。

蛇足
 2009年に「世界天文年2009」というガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で初めて天体を観測した1609年から400年目にあたることを記念し行われた天文学好きのお祭りがありました。

国際天文学連合 - Wikipedia

 そのお祭りの中に世界天文年2009日本委員会認定望遠鏡として小型望遠鏡を10ドルで提供するという

君もガリレオプロジェクト

が有りました。その恩恵で今は誰でも入手できる国立天文台の望遠鏡キットでガリレオ衛星を観察できたという洒落。

面白いwww
 





 

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