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【1分で読めるnoteシリーズ】

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1分で読めるnoteのまとめ それぞれは全部無料で読めます   読んでみて「これは価値がある」と思えたら、100円投げ銭してくださいませ。
心理学から腸活・細菌学まで。 狭いようで広い知識を1分で読む。 時間のない人向け。
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#細菌の学び

【noteで学ぶ腸内細菌学72番外篇:口の細菌も健康に大きく影響しているし、善玉菌が激減しているぞ。って話】

【noteで学ぶ腸内細菌学72番外篇:口の細菌も健康に大きく影響しているし、善玉菌が激減しているぞ。って話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 私たちヒトという生物の身体には主に『腸』『肌』そして『口』に細菌が住んでいます。
 腸の菌と言えば乳酸菌やビフィズス菌を思い浮かぶ人が多いでしょうし、肌の菌と言えばニキビの原因であるアクネ菌が有名です。
 
 では口の中では?と言うとほとんど知られていませんが『ミュータンス菌』など代表的な虫歯菌の他に、歯周病の原因である『ジンジバリス菌』て口内の善玉菌

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【noteで学ぶ腸内細菌学71番外篇:自分の腸内細菌を調べる方法】

【noteで学ぶ腸内細菌学71番外篇:自分の腸内細菌を調べる方法】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 私たちヒトは腸内に存在する100兆個〜の細菌と共生しており、身体全体(口腔内、膣内、皮膚常在菌)では1000兆個以上と言われています。
 
 さらに腸内に存在する細菌だけでも約1000種類にもなり、それは人によって異なります。

 近年は腸内細菌のメタゲノム解析プロジェクトが進行しており、多くの人の腸内細菌を採取・研究することで、「ヒトと細菌と病気の関

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【noteで学ぶ腸内細菌学64:腸内細菌とファストフード】

【noteで学ぶ腸内細菌学64:腸内細菌とファストフード】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 2022年版腸内細菌・腸活まとめnoteの表紙を変えようとして間違えて複製投稿してしまいました(o・ω・o)笑
 
 なのでついでに今日は腸内細菌関連の事を書くか、ということで今日は「腸内細菌とファストフード」について。

参考記事はコチラ

 カエルのnoteを定期的に読んでくださる方ならもうご存知だと思いますが、
 ヒトの身体とメンタルを守る役割を担

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【1分で学ぶ健康習慣の科学38:「ヨーグルトと飲むヨーグルト」で健康メリットに差はあるか?という話】

【1分で学ぶ健康習慣の科学38:「ヨーグルトと飲むヨーグルト」で健康メリットに差はあるか?という話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 健康意識がある人ならたいてい摂っているであろうヨーグルトですが、意外とその健康効果は謎だったりします。

「ヨーグルトは身体に良い!」

 という言葉とイメージが独り歩きしてるって話です。
 
 まあ、ざっとヨーグルトの健康効果を挙げてみると、

・腸内細菌を整える
・整腸効果
・免疫力増強
・糖尿病リスクの軽減
・美肌効果
・ダイエット効果があるかも

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【noteで学ぶ腸内細菌学63:『不眠症』と腸内細菌の関係】

【noteで学ぶ腸内細菌学63:『不眠症』と腸内細菌の関係】

 こんにちは(o・ω・o)腸内細菌オタになりつつあるカエルです。
 
 今回も腸内細菌について。
 腸内細菌が荒れて腸そのものが荒れると『不眠症・肥満・うつ病』などの現代病になりやすいということはこれまでに幾度も解説してきました。
 
 腸内細菌・腸内環境は人の身体全体の健康状態・病気に関連していますし、腸内細菌には体内の慢性炎症を抑制する役割があるので「腸内細菌を整えよう!」って話になっているワ

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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学62:『きのこ』を食べて腸内細菌を育てる】

【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学62:『きのこ』を食べて腸内細菌を育てる】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 今回は『きのこ』と腸内細菌について。
 結論から言うと、

きのこを食べると腸内細菌が増えるよ!やったね!

 という話です。(o・ω・o)やったね。

□きのこの話 私たちと馴染み深い食材の1つであるきのこ。
「食べたことないよ」という人はおそらくいないというくらい、どこでも食べることができますし、生産・流通の面でも安定性が確立されている食材ですよね。

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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学59番外篇:アナモックス細菌を利用した下水浄水システムがすごい。って話】

【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学59番外篇:アナモックス細菌を利用した下水浄水システムがすごい。って話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 昨日、TikTokで『細菌』のニュースがバズっていたので興味深くて見てみました。
 TikTokは意外と時事ネタや知識方面も投稿されてて面白いですね。

 オーストラリア:クイーンズランド州では、
『アナモックス菌』という細菌が下水の浄水システムとして利用されている。

 年間50万豪ドルの削減と、化学薬品、及びエネルギーを使わずに下水の浄水が行えると

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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学58:腸内細菌が荒れてる人はコロナも重篤化しやすいぞ。という話】

【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学58:腸内細菌が荒れてる人はコロナも重篤化しやすいぞ。という話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 ちょっと前に、腸内細菌とビフィズス菌の活用でコロナの新薬を作ろうとしている。

 というnoteを書いたのですが、腸内細菌が荒れてる人は免疫力が低下してコロナも重篤化しやすい。
 という論文がありましたのでご紹介。

 腸内細菌は人の免疫システムと密接で重要な関連性を持っているので、「それはそう」という話ではあるのですが、コロナ重篤患者の腸内細菌で特定

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【1分くらいで(または5分くらいで)読めるnoteで学ぶ腸内細菌学57 番外篇:乳酸菌がコロナウイルスを抑制するかも。って研究の話】

【1分くらいで(または5分くらいで)読めるnoteで学ぶ腸内細菌学57 番外篇:乳酸菌がコロナウイルスを抑制するかも。って研究の話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 
 とあるニュースが。

 原文のまま引用↓

2021年12月13日
キリンホールディングス株式会社
 
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎 功典、以下キリン)のキリン中央研究所(所長 吉田 有人)は、国立感染症研究所のエイズ研究センター(センター長 俣野 哲朗)との共同研究で、新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)の原因ウイルスであ

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【1分で読める健康習慣の科学28:時間は心の傷を回復してくれない。だから『レジリエンス』を鍛えるんだ】

【1分で読める健康習慣の科学28:時間は心の傷を回復してくれない。だから『レジリエンス』を鍛えるんだ】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

『レジリエンス』
 心理学用語で『精神的回復力』のことです。

 仕事で大きな失敗をしたとき。
 失恋したとき。
 挫折を経験したとき。
 大切な人を失ったとき。
 
 そんな状況から立ち直る力のことを指します。

 一般的に、「どんな辛いできごとも、時間が経てば立ち直ることができる」など言われますが、

 2016年のアリゾナ州立大学による50000人の

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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学55:運動する人は腸内細菌も健康になるぞ。という話】

【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学55:運動する人は腸内細菌も健康になるぞ。という話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 腸内細菌と運動の話。
 

 以前から、「運動は腸内細菌にとってもメリットがある」という話はnoteに書いております。
 善玉菌はなぜか運動すると活発になって腸内環境の改善になるという研究があるんですね。

 

『運動腸内細菌叢』というタイトルのレビュー論文。
 従来の「運動と腸内細菌」関係の242個の論文を集めてレビュー論文としてまとめ直したものです

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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学54番外編:お風呂・シャワーの『塩素』が意外と悪影響。って話】

【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学54番外編:お風呂・シャワーの『塩素』が意外と悪影響。って話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 腸内細菌に悪影響のある番外編情報。
 
 今回は「へー、そういうのもあるんだ」って思うくらいの知識。

◆水道水って消毒されてるのご存知ですか? 私たちが普段使用している水道水は塩素殺菌されています。
 だから安全に飲んだり使うことができるのですが、塩素ももれなく『消毒剤』なので、腸内細菌や皮膚の常在細菌に対しても消毒効果を発揮してしまうことが解っていま

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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学53:"花粉症・アレルギー"を抑える『酪酸菌』を育てよう】

【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学53:"花粉症・アレルギー"を抑える『酪酸菌』を育てよう】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 カエルは食物アレルギーやハウスダスト・花粉症などのアレルギー症状とはこれまで関わりを持たず生きてこれたのですが、親友が花粉症で困っているというので、過去に書いた『酪酸菌』のnoteを紹介したのです。

 この中で、『クロストリジウム・ブチリカム』という酪酸菌について紹介をしているのですが、このクロストリジウム・ブチリカムのことであまり深く調べていなかっ

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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学52:『プロバイオティクス』と『プレバイオティクス』どちらが重要か?みたいな話】

【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学52:『プロバイオティクス』と『プレバイオティクス』どちらが重要か?みたいな話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 腸内環境を整えるためには、
 
①腸内細菌の種類を増やす
②腸内細菌の中でも有益性の高い菌に栄養を与える
 
 が有効だと解っております。
 
 それぞれいくつか手段がある訳ですが、とりわけ便利なのがダイレクトに摂取できる『サプリメント』です。
  
 腸内細菌をサプリメントとして外部から摂る『プロバイオティクス=細菌そのもの』と、
 体内の腸内細菌に

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