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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学54番外編:お風呂・シャワーの『塩素』が意外と悪影響。って話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 腸内細菌に悪影響のある番外編情報。
 
 今回は「へー、そういうのもあるんだ」って思うくらいの知識。


◆水道水って消毒されてるのご存知ですか?

 私たちが普段使用している水道水は塩素殺菌されています。
 だから安全に飲んだり使うことができるのですが、塩素ももれなく『消毒剤』なので、腸内細菌や皮膚の常在細菌に対しても消毒効果を発揮してしまうことが解っています。

 塩素水を使用したマウス実験でも、塩素殺菌された水がマウスの腸内細菌を減少させ、免疫機能を低下させたデータが存在します。

 
 日本においては、水道水に含まれる塩素はWHOの基準値よりもかなり低い数値(WHO基準値の1/5程度)なので、人体に有害と言うにいささか大げさかもしれませんが、まったくの無害と言うとこれもまた誤りになる。
 それくらいのレベルであります。

 なお、浄水器などを使用することでより人体に無害な水にできるそう。


◆飲み水より『風呂・シャワー』が悪影響

 飲むよりも浴びるほうが悪影響だというデータが。

 なんでも、塩素から発生するトリハロメタンという物質が有害物質として認定されいます。

トリハロメタンとは
 
本来消毒のために加えられる塩素によって、副産物として生成されてしまう『消毒副生成物』

 このトリハロメタン、気化しやすい物質らしく、浴室やシャワーを浴びている時などに口から入り、血管に素早く浸透してしまうのだそう。

 現代の、特に日本人はとても清潔です。
 消毒液はあらゆる所に設置されていますし、マスクを外して外出している人は極少数。
 ルールがあれば守るという傾向が強い文化圏の国民性ゆえ、綺麗に殺菌された安全な環境を好みます。
 
 水道水も煮沸しなくても飲めてしまうくらい安全な上に、WHO基準よりも大きく下の塩素濃度なので、それほどにはならないのですが、日常的に私たちの身体を守るために働いている常在細菌たちを無意識に攻撃している

 というのは覚えておきたいところです(o・ω・o)
 
 何度も言うように、日本の水は殺菌性の面でも安全性は高いので、そこまで神経質になる必要はないのですが、頻繁に手を洗ったり殺菌したりする必要もない……かも。というのだけはぜひ覚えておいてください(o・ω・o)
 
 本来手を守るために働いている皮膚の常在細菌を殺菌し過ぎているかもしれません。


 てことで今回はここまでです。最後に良かったら♡スキをお願いします。
 それではまた〜(o・ω・o)ノシ

【参考記事】


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