#コラム

のび太の、改善し続ける大きな魅力

のび太の、改善し続ける大きな魅力

『のび太にも良いところが一つだけある。それは彼は反省するんです。いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです。』
(藤子・F・不二雄)
“ドラえもん”という漫画を象徴する言葉だと思います。

“失敗する事が悪い事ではなく、失敗してもしっかり反省し、前より少しでも良くなればいいよ”と、ドラえもんが語りかけているような気がします。

どんなに勉強やスポーツが出来ても、どんなに良い会社に就

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たまたま偶然上手くいくよりも、負けるべくして負ける方が良い

たまたま偶然上手くいくよりも、負けるべくして負ける方が良い

“負ける時は力のすべてを出しつくして思いっきり負けなさい。そうしないと絶対に今より強い自分にはなれませんよ!!”(ダイの大冒険・アバン/三条陸・稲田浩司)

ダイの大冒険・アバンの台詞より抜粋。
アバンは主人公達の師匠であり、敵味方問わず作中あらゆる人物に大きな影響を与えた人間味あふれるキャラクターです。

とある理由で序盤以降ほとんど出番がないにも関わらず、主人公達のピンチや決断のタイミングなど

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好機を得たのならば、迷わず自らの業を尽くすのみ

好機を得たのならば、迷わず自らの業を尽くすのみ

「場当たりの合戦に権威もなく 民を治める法度も作れぬ かような我らを時勢が選んだ 然らば是非もなし 人間(じんかん)の限り 業を尽くすのみ」(センゴク外伝桶狭間戦記・織田信長/宮下英樹)

先日に引き続き、桶狭間戦記より引用。
桶狭間合戦で勝利した信長の台詞です。

作中でも述べられていますが、桶狭間合戦は単に戦国時代という時勢や豪雨による奇襲等といったミクロな視点だけで紐解ける合戦ではなく、小氷

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未来は、自らの意思決定という行動の先に拓かれる~ARMSより~



ヒトは絶望するから足を止めるんじゃない。絶望から這い出ることを“諦め”てしまったから足を止めるんだ。
ヒトは希望があるから前に進めるんじゃない。希望を探そうという“意志”で前に進むんだ。
(ARMS・ママ・マリア/皆川亮二)

数あるARMSの格言の中で、最も有名な台詞。

先日も綴りましたが、物事を振り返る際に
『原因があって結果があるのではなく、結果があって原因がある』
という視点が重要で

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成功体験が一番人の目を曇らせる

成功体験が一番人の目を曇らせる

昨日放送された『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)、教師を目指す学生が林先生へ質問するコーナーで「文化祭や体育祭で生徒を満足させるためにはどうすれば?」という質問への回答が話題に。

「自分が文化祭で得たものを生徒にも伝えたいというのは危険な考え方だと思ってる。『自分がこうだったから子供達もこうだろう』ではなく『自分はこうだったけど子供たちもそうかな?』と考えてほしい。
部活の中でいい財産を得る。

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四耐四不訣

四耐四不訣

『冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁がず、競わず、随わず、以て大事を成すべし』四耐四不訣(曽国藩/清朝末期の政治家)

曽国藩は太平天国の乱を鎮圧した湘軍の将として有名ですね。
また李鴻章などを登用、育成し、リーダーとしても再評価され始めています。

(もちろん洪秀全も好きです)

四耐四不訣とは、事を成すために耐えるべき4つの事、してはいけない事4つを述べた戒めの言葉です。

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