「多くの者は不幸に目を背け、さらに真理をねじ曲げ仮初めの救いを求む。だが不幸を見つめる忍耐ありし者、それこそが皆が見落とす真理の澱みに気づく者なのです」 漫画『センゴク』
天正14年(1587)12月12日は戸次川の戦いで秀吉の先遣隊が島津軍に敗れた日。戦端を開くなの秀吉の厳命を破る仙石秀久の無謀な渡河作戦により長宗我部信親や十河存保らが討死。このセンゴクの大失敗からの挽回が漫画の主人公として描かれるのだから面白い。どこから見るかで物語は変わる。
「センゴク権兵衛」も最終回へ、カウントダウンを切りました。 果たして、歴史の展開は知っていますが仙石権兵衛秀久の物語が、どういう結末を迎えるか。関ヶ原や大阪夏の陣、冬の陣は別の展開だと思います。 「センゴク」シリーズを読んで、もう何年以上も経ちますが、年をとる毎に進化していく作品