愛と勇気だけが友達です

あくまですべてフィクションです。 H道S市在住のミニマリスト。

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最近の記事

6月24日(月曜日)ロリータ

真っ黒い服に真っ黒い髪の女性が私の隣に座っている。 真っ白い肌に、赤い唇。片耳に安全ピンのようなピアス。 私は以前、この女性に話しかけたことがある。 「ここのチームってお一人なんですか?」 彼女は姿勢を正しよそ行きの声で 「そうなんです。この業務は私一人です。」 いつものおどけた感じはなかった。 「それは早帰りジャンケンに参加したくもなりますね」 私は笑っていった。 私の業務では仕事がなくなると早帰りを募る。 ジャンケンになる。 彼女は毎回隣の部署にもかかわらず白い手をあ

    • 6月23日(日曜日)

      朝から何も動く気がしない。 図書カウンターに注文していた本が届いた。 手元にある本を読み切ったら図書カウンターに行こうと決める。 渡辺優「カラスは言った」2024年68冊目読了。 地下鉄に乗り図書カウンターに向かう 「自分以外全員他人」を受け取る。 若くきれいな人がベビーカーを押している。 赤ちゃんが「あー」と言って手をあげている。きれいな人は笑って赤ちゃんの手を握る。 金髪の同僚の事が気になる。 一緒に珈琲が飲みたい。なんで私は連絡先を知らないんだ。 すべてはフィ

      • 6月22日(土曜日)ただの挨拶

        金髪の同僚が面談に呼ばれた。 少し前にお互いにメンタルの調子が悪い事を話した。 私が冗談めかしてLine交換したいと言ったことを上長に相談に行ったのだろうか。 先日、仕事が早く終わり昼過ぎに多数の人間が早帰りした日があった。彼女はタイミング悪くその時間に遅刻してきた。 私は手軽くふってから執務室を出た。そういうのが気持ち悪かったのだろうか。 「このあと私も呼ばれる?」 と尋ねようかと思ったほどだ。よく考えると自分の保身ばかり考えた無責任な思考だ。 そう考えると彼女と顔を

        • 6月21日(金曜日)年齢不詳

          仕事に嫌気がさしつつ、終業時間になった。 相変わらず左下瞼の痙攣は止まらない。 貴重品を預けておくロッカールームで 「〇〇さんの髪って地毛?地毛っていうか言葉間違えた。白髪染めとかしてないの?」 「めちゃめちゃありますよー」 と男性の同僚と話をする。年配の女性とそのままきれいなぐりえへあーいけそうじゃない?と話をする。 そのながれで 「よし、Sさん一緒にかえるかー」 と女性の同僚に向かって自然にでた。 「私、地上歩いて帰りますけど(それでいいなら)」 なんだできるじゃな

        6月24日(月曜日)ロリータ

          6月20日(木)甘え

          甘えさせてもらっている女性がいる。 「相談にのってほしい事があるんだ。」 「あら、なにかしら」 「恋愛相談だよ」 「えー、お役に立てるかしら」 「カレーと餃子どっちが好き?」 「んー、カレー。」 「じゃ、カレーで相談のってくれ」 「爆笑」 セクハラである。 すべてはフィクションです

          6月20日(木)甘え

          6月19日(水曜日)眼瞼ミオキミア

          起床。 お腹の右前部分が痛む。腹筋の痛みなのか内臓の痛みなのか判別できず。胃潰瘍の薬を服用する。 HIITをしようとするも倦怠感強くあまりできない。 シャワーを浴びなんとか家をでる。 出勤するも倦怠感が消えず頭痛もする。 左目の下瞼がぴくぴく痙攣する。イブを服用。 おそらく仕事は早く終わるだろうと見込みデスクに息切れしつつ座る。 午後に仕事が終わり。早上がり。 帰宅時 渡辺優「カラスは言った」 高野秀行「異国トーキョー漂流記」 を図書カウンターにて受け取る。 横になる

          6月19日(水曜日)眼瞼ミオキミア

          6月18日(火曜日)生命力

          先日、休日出勤した。 他のチームから応援に来てくれた女性が私の隣に座った。 業務が一段落したころ。 黒髪を後ろで束ねおでこをだし、耳に太めのピアスをしている。 7分丈の黒のパンツに黒いティーシャツ。 「休憩室でたまにお見かけするたびにバックパッカーさんみたいだなって思ってたんですけど、言われません?」 「え、いわれないです。」 と彼女はわらった。 「なんかスポーティーなイメージがすごくします、スポーツは?」 「しないです。あ筋トレはたまにしますけど。はじめて言われましたー

          6月18日(火曜日)生命力

          6月17日(月曜日)雑感

          近くのスパーで高校の同級生にそっくりの男性がいた。 その同級生はSNSをやっているので現在の容貌を知っている。 たしか弟の住んでい場所も連絡先も知らないと言っていた。 相手は男性なので不審に思われることもないだろうから。声をかけることもできたけどなんとなくやめた。 そして学生時代の同級生は何をやっているのだろう、と思いをはせたりもしなかった。 すべてはフィクションです。

          6月17日(月曜日)雑感

          6月16日(日曜日)はがゆかず

          体調不良。 頭痛、胃痛。 普段、体調が悪くても仕事に行く。 頭痛薬をのんで仕事にいく。 なので体調が悪いときにどのように過ごすのか忘れてしまった。寝ておけばいいのか。 李龍徳「報われない人間は永遠に報われない」 「死にたくなったら電話して」が衝撃的だったので過去作品も読んでみる。 どんどん暗い気分になる。 笑えるYoutubeみて食事して寝よう。 すべてはフィクションです。

          6月16日(日曜日)はがゆかず

          6月15日(土曜日)同じ町にいる

          ほとほと仕事につかれて最寄り駅の近くの横断歩道で信号待ちをしていた。 隣を見ると痩せて化粧っ気のない女性が自転車にのっていた。 たぶん整っている部類にはいる顔。 自転車の籠に図書館で借りたらしき本が7~8冊つまれていた。 え、何それお近づきになりたい。ていうか付き合いたいと思った瞬間に信号が青になってびゅーんといなくなってしまった。 愛想笑いなんて一切しないんだろうな。なんて考えながら次の信号でまっていると、後ろをぎゅーんと通り過ぎて行った。 同じ町にいる。 村上春樹

          6月15日(土曜日)同じ町にいる

          6月14日(木曜日)やってらんねえ

          決められた手順でがちがちに固まっており。これ以上工夫のしょうのない状態で「数字あげれるように頑張りましょう」と言われた。 女性にベンチプレスで男性に追いつけるように頑張ってくださいと言っているようなものだった。 「私の目と手のスピードではこれ以上は無理です。」と伝えた。 良かれと思ってやっていたことが「自分の身になって考えてくださいいい気持しないんじゃないですか」 と指摘された。 該当者に誤りにいった全員「そんなことない」と言った。 指摘した人間にご指摘ありがとうござ

          6月14日(木曜日)やってらんねえ

          6月13日(木曜日)疲労

          6時起床。雑穀米のおにぎりを食べる。 二度寝。 12時ごろ再度起床。 シャワーを浴び。某中古書店へ。本を売却しに行く。 実はミニマリストをきどっているので部屋に本がありすぎても落ち着かない。 そのあしで図書カウンターへ。 なにやら多数のお年寄りが「コ」の字のテーブルの前に座っている。目の前にはPCを開いた方々が何かを説明している。 「地下通路で詐欺か?」 とガン見しながら通り過ぎると「地下鉄に関するアンケート」の立て札が。 それくらいにお年寄りしかいなかった。 平日の昼過

          6月13日(木曜日)疲労

          6月12日(水曜日)おそすぎた初恋

          調子が悪そうな同僚とビルの階段で一緒になる。 「いっつもこの辺で一緒になるじゃん?並走しようかどうか迷うんだよね」 「変に思われるってことですか?一緒に歩けばいいじゃないですか」 まったくの杞憂。 実は夜眠れなくて薬を処方してもらっていること、自分もそうであることなどを話した。さらにいうと私はもっとガチ勢であることも伝える。 スマホ見ないようにしているし、横になってから考え事をしてしまうとのこと。「考え事しちゃわないですか?」と聞かれる。 「うーん、本読んでから寝るからな

          6月12日(水曜日)おそすぎた初恋

          6月11日(火曜日)好感度

          スニーカーにジーンズトレーナーみたいな服を着ている同僚が、ヒールにOLさんがきるような白いシャツ(実際OLです)、胸のボタン二つ開けで出勤してきた。 ここで「なんかあるんですか?」と聞いてはアウトだ。 「なんか雰囲気ちがいますね」はぎり、、、どっち? 終業後ビルを出たところでスマホを確認していた。 普段は私と同じ方向ににガシガシ早足でかえるし。 「ひたすら東の方向に歩いていくよね」と聞いたときに「節約なんです」とわらって返してくれた。 お昼休みもでっかい白むすびに鮭のフ

          6月11日(火曜日)好感度

          6月10日(月曜日)やはり変態。

          「猫の写真見せてください」 このセリフがなかなか言えない。 「さっきSさん休憩室にいたのに猫の写真みせてくださいっていえなかったです。はずかしくて」 「なんでですかいつでもいってくださいよ」 笑いながらSさんは返事をしてくれた。 Sさんは丈の長いシャツをきてパンツルック、スニーカー、黒髪ショート。結構分厚い眼鏡とおとなしめの見た目だが私はけっこう好感をもっている。 大学から出てきたら大学生にも見えるし、30半ばにも見える。 ある金曜日、仕事帰りに最寄り駅につくとなぜかS

          6月10日(月曜日)やはり変態。

          4月9日(日曜日)書いてはいけないこと

          先日、某古本屋チェーン店で中村文則さんの「列」を見つけた。 Youtubeで紹介されていたし、あればいいなくらいでのぞいたので僥倖だ!とわきに挿みレジにて会計を済ませた。 夜に本をデスクの上に置く。 臭う。 ページをめくる。 臭う。 もう気分が悪い。最悪という表現は使いたくないけれど。最悪だった。 鼻にティッシュを突っ込んで読了した。 タバコを吸う人の人格を否定する気はないけれど、どんなに仕事ができる人でもタバコを吸うことでストレスを発散しているのならどうだろう? 煙

          4月9日(日曜日)書いてはいけないこと