マガジンのカバー画像

不動産相続、土地の探し方、土地の売り方、賃貸、民泊

45
相続不動産の売却方法や賃貸活用、土地を購入したいという方へ向けた内容となっている。住宅業界に25年従事し、不動産・相続専門のFP1級技能士です。
運営しているクリエイター

#note

☆ 新しい土地が生まれる⁈ ☆

私は不動産マニアではありません(笑

が…しかし、、

日常的に携わっている測量について

新しい境界石を設置されると、何故かいつもワクワクしてしまう😀

土地(商品)の再生に立ち会っている気分といった感じでしょうか🤔

表現が難しい…👀

~大手建売会社の今後〜新築戸建てを購入するメリットを考える!?

~大手建売会社の今後〜新築戸建てを購入するメリットを考える!?

今回の話しは、首都圏を中心に規模拡大を続けてきたグループ会社にスポットを当ててみたいと思います。

業界内で言われている、いわゆる「大手ビルダー」のことになるが、飯田グループはご存じでしょうか。
建築業者ではありながら不動産業界からみても最上位のお得意様であり、特に仲介を専門としている不動産会社からしたら知らないという営業さんはいないでしょう。

特に、住宅購入の一次取得層(初めて家を購入する層)

もっとみる
~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

~本当に「負」動産??~活用方法について前向きに考えてみる[相続登記義務化]

過去にもnoteに書いてきたが、自身が抱えているであろう相続不動産について、改めて書いていきます。

相続で取得した土地や住宅にたいして、価値はないだろう、誰がこんなところに住むのか、誰も買うわけはないと「相続不動産の価値」を低く捉えている方も少なくないと思う。

半面、お金が絡むと冷静さを失う方もいます。
幼少期から独立するまでを過ごしてきて、何も問題はなかった。寧ろ、住環境が良く「価値」を分か

もっとみる
〜増える相続不動産〜近隣には空き家も、、

〜増える相続不動産〜近隣には空き家も、、

相続不動産、空き家のコンサルティングとして活動しているが、ここ最近は相続不動産の相談も増えてきた。

不動産会社からの相談を受ける事もある。もちろん不動産会社なので、皆さんプロです。
どのような相談なのか、、、
・相続空き家の処分、活用方法
・建物はまだ使えるか
・空き家特例を使いたいとの話しがある
・解体工事について
・境界の問題、解決策
・私道の問題、解決策
・近隣の問題、解決策
・ライフライ

もっとみる
~空き家特例の改正~売却前に解体・耐震改修工事をしなくても良い??

~空き家特例の改正~売却前に解体・耐震改修工事をしなくても良い??

今回の投稿は、「空き家の発生を抑制するための特例措置」、いわゆる「空き家特例」について、要点をまとめていきたいと思う。

〜 空き家特例とは⁈ 〜
被相続人である親(※1)の住まいを、相続人である子(※2)が相続した家屋・土地の譲渡(売却)にあたり一定の要件を満たした場合に、譲渡(売却)にかかる譲渡所得(売却価格)の金額から3,000万円を特別控除する。尚、相続人の数が3人以上の場合は2,000万

もっとみる
〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半①

〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜後半①

解体作業の現場日記(チェック)、前半に続いて後半に移ります。

解体作業現場を毎日チェックしに行けるのも、地元密着スタイルを取っているからこそ、出来ることだろう。

不動産・建築業界は仕事を投げる(下請け)傾向が未だ強いと感じている。
近隣住民の中には、見ず知らずの職人さん達が隣接地に入ってきたら不安になられるケースも珍しくはない。

思ったことや不安に感じることに対して、言いやすい、伝えやすい環

もっとみる
〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜前半〜

〜増えている⁈解体する木造住宅の現場日記〜前半〜

今後も増え続けるであろう、相応の築年数を経過した木造住宅の解体について、、

弊社が管理していた不動産を題材にして、noteに書いてみたいと思う。

まず、、
大前提として「空き家活用」を考えた際に、所有者の意向や建築士の見解を確認しながら物事を進めていく必要があると考えています。

当たり前のように思われるだろうが、悩んでも仕方のない(非現実的)事を判断出来ず、先延ばしにしているケースもよく見か

もっとみる
繁忙期でも引っ越し料金が安くなる

繁忙期でも引っ越し料金が安くなる

物価高騰や燃料・光熱費の値上がりと、厳しい状況に先行きがみえない。その最中においても入学や入社または転勤・転職など様々な理由で引っ越しをされる方も多いでしょう。

引っ越しにかかる費用に対しても皆さんの共通キーワードは「節約」ではないだろうか?

〜引っ越し会社の決め方〜
昨今、一括見積もりサイトを利用することが一般的になっている。自分たちで対応した、または知人に頼んだというケースは別として一度は

もっとみる
〜民泊〜 いよいよ本格始動か⁈

〜民泊〜 いよいよ本格始動か⁈

先日、国土交通省より民泊物件を管理する事業者について定めた時間の講座や講義を受ければ参入を認めるという新制度の概要をまとめた(2023年度中の運用開始を目指す)との記事を目にしました。
政府はインバウンド需要を取り込みたい。とくに地方への経済効果を見越しての考えだということもよく伝わってくる。
新規参入の要件緩和をしていくという話し。

さて、数年前の話しではあるが民泊は住宅業界の黒船となるか、な

もっとみる
リバースモーゲージとリースバックの違いとは⁈

リバースモーゲージとリースバックの違いとは⁈

リバースモーゲージとリースバック、ニーズもあり取扱いが増加傾向であると聞きます。
名称も似ており利息分や家賃といった月々一定額を負担することで、先にまとまった資金を確保できるという点では違いがいまいち分からないという方も多いのではないでしょうか。
特に高齢者も多く利用するサービスであるという点においても、慎重に判断した上で活用される必要があるでしょう。

●リバースモーゲージとは?
高齢者が居住す

もっとみる
リバースモーゲージの盲点とは⁉︎

リバースモーゲージの盲点とは⁉︎

リバースモーゲージとは自宅不動産を担保として金融機関から貸付を受ける制度。
他に自治体の社会福祉協議会も同様の自宅を担保とした貸付制度をおこなっています。
制度(使い方)の違いを見ていきましょう。

〜住宅金融支援機構が提供(リ・バース60)〜
1.住宅のリフォーム資金など
2.高齢者向け住宅への入居一時金など
その名のとおり、住宅に関する使いみちが主な要件。住み替え資金や建設資金・住宅ローン借り

もっとみる
〜CM・広告でみる、不動産買取りリースバック〜

〜CM・広告でみる、不動産買取りリースバック〜

リースバックとは、自宅を売却し現金化した後も継続して住み続けられるサービスのこと。
現金を手元に残せた上で継続して住み続けられるという点では、リバースモーゲージと類似したサービスと受け止める方も多いでしょう。

〜リバースモーゲージと違う点〜
利息分ではなく「家賃を支払っていく仕組み」のため買手側と賃貸借契約を結ぶ。
所有権は買手側に移るため固定資産税などのランニングコストがかからなくなる半面、所

もっとみる
〜認知症と家族信託〜

〜認知症と家族信託〜

だれにでも起こりうる認知症。高齢化社会において対策をしておく必要性が高まってきているのではないでしょうか。

社会全体の高齢化にともない、認知症患者も増加しているとのこと。いわゆる「2025年問題」とも言われているが、2025年には団塊世代の全員が75歳以上となることで様々な分野において影響が生じるでしょう。
約5人に1人は認知症になるとの予測もあるようです。
私も団塊ジュニア世代の1人として当事

もっとみる
新制度「相続土地国庫帰属制度」とは!?

新制度「相続土地国庫帰属制度」とは!?

いよいよ、令和5年4月27日より相続土地国庫帰属制度がスタートしました。
国も空き家対策と並行し、空き地に対しても本格的に動き始めたのでしょうか⁉️

〜相続土地国庫帰属制度〜
相続又は遺贈によって、宅地や森林などの「土地」の所有権を取得した人が、一定の要件を満たした場合に土地を手放して国に引き渡すことができる新しい制度。
注)
遺贈:相続人に対する遺贈に限る
売買:売買により、土地を取得した方は

もっとみる