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本とかドラマ、映画。

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読書感想文とか、ドラマや映画の感想。
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ママは母親ってだけやん。産んだってだけ。

ママは母親ってだけやん。産んだってだけ。

いちばんすきな花4話、私にとってかなり心に刺さった。

夜々ちゃん(今田美桜)がお母さん(斉藤由貴)に話している内容が、私の母にも当てはまったし、同じことを言いたいなぁと思ってしまった。内容は違えど、親と子の気持ちのズレみたいなのが、観ていて痛かった。

夜々ちゃんと母親の食事シーンでの会話。
母の食事よりも、あの3人に会いに行こうとするところ。

私もそんな風に、母親によくわかろうとしてもらえな

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2人組でも、自分らしく。

2人組でも、自分らしく。

私は、気分転換がしたくて、今秋に始まるドラマで何かピンとくるドラマはないかネットサーフィンをしていた。
偶然出会ったのが、このドラマ。

久々に、観ようと思ったドラマだったけど、期待以上だった。
心にグサッとささるセリフが何度もあったから、きっと何回も観返すだろう。録画してよかったと思う。

男女の、複雑で繊細な人間模様を描いた作品。
1話で一番印象に残ったセリフは、潮ゆくえ(多部未華子)が話して

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男は男らしく、女は女らしく、そして恋愛や結婚をすべきなのか?

男は男らしく、女は女らしく、そして恋愛や結婚をすべきなのか?

氷川きよしさんが今年で引退とのニュース。
母は、彼が出はじめの頃、彼の歌声にハマっていた。見た目もイケメンで好青年。だからこそ、ファンになっていたのだと思う。

ところが最近の彼は、どこか女性らしい雰囲気がある。母はそれが気に入らないという。

「男だから男らしくいてほしい」

要約するとこんな感じの会話になった。私も弱めに説得してみる。

「最近の、若い男子アイドルグループはみんな化粧して出てる

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何でこういう時って、『こういう人間もいる、こういうこともある』って話終わらないんですかね。

何でこういう時って、『こういう人間もいる、こういうこともある』って話終わらないんですかね。

NHKのよるドラ「恋せぬふたり」の2話が、とても興味深かった。

もともと、高橋一生さんのファンで観ることにしたけど、考えさせられるドラマだなぁと思った。そして高橋一生さん、やはりこういった、くどくど濃いセリフのある役がとても似合っている。去年の今頃、カルテットというドラマにハマったけど、その時の高橋一生さんの役「家森さん」と似てるようなところがある。

今回は『アロマンティック・アセクシャル』が

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この人のエッセイに魅せられて、20年。

この人のエッセイに魅せられて、20年。

あれは大学進学のために上京してすぐの頃だろうか。
大学で、ある程度の知人はできたが、まだ深く友人付き合いをしていなかった頃だったかと思う。

1人暮らしをはじめたばかりで、誰とも予定のない休日。住んでいる街についてもよく分からなかったので、意味もなくアパートの近くの商店街をウロウロしていた頃があった。

そんな時、ある曲がり角に小さな古本屋があったので入ってみた。100円になっている、かわいらしい

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TVerでラストフレンズが見れるようになってて、衝撃!!当時見入ったけど、内容を忘れてていていつか見たいなぁと思っていました。

https://tver.jp/feature/f0092178
#テレビドラマ #スキしてみて #ラスト・フレンズ

「婚姻届に判を捺しただけですが」1話の感想。

「婚姻届に判を捺しただけですが」1話の感想。

この秋、観たかったドラマが始まりました!!

1話観ただけでも、私はこういうの好きですね。逃げ恥と似たような感じですが、男女のキャラが逃げ恥とはだいぶ違う感じ。こんな風に始まる結婚は、絶対ドラマや漫画の世界でしかできなそうで、今後も観ると楽しく現実逃避できそうです。

(※以下、ネタバレあります)

どうでも良いセッティングが気になる主人公の大加戸明葉(清野菜名)ちゃんの独身時代の部屋、私も独身時

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まめ夫4話。カルテット2話とどうしても絡めてしまう。

まめ夫4話。カルテット2話とどうしても絡めてしまう。

大豆田とわ子と3人の元夫4話。今回もまた面白い展開に。やっぱり会話が毎回詰まりすぎてる!しかも、カルテット時代に共演した、「松たか子×松田龍平」回ということもあり、わくわくしながら見た。今回は自分の妄想とか入ってしまうんで、ご了承ください(笑)。

◇◇◇

カルテットでは、別府さん(松田龍平)は、マキさん(松たか子)の事が大好き。とはいえ、社内で気が合い、帰りにカラオケする女性(九條さん)にも好

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本気で好きだから、逆に言えないこともあるじゃん?

Amazonプライムでこの春に解禁された、「愛がなんだ」を観た。以前から、noteで小説や映画の感想を書いている方がいて、いつか観たいなぁと思っていた。今回も、ネタバレしながら書こうと思うので、ご注意ください。

◇◇◇

物語は、山田テルコ(岸井ゆきの)、田中マモル(成田凌)の二人がメインの、コイバナだ。テルコはマモルのことが好きだから、呼び出されたら仕事だろうと何だろうと駆けつけるが、マモルは

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すきじゃない。めんどくさくもない。

大豆田とわ子と三人の元夫2話、今回も2回観た。3番目の元夫、中村慎森(岡田将生)がメイン。坂元さんの描くキャラは毎回、どうしてこんなにも「めんどくさいけど愛しい、でもやっぱりめんどくさい。」と思わせるんだろうか。

慎森は、弁護士だけどパンダが好きという、かわいい一面をもつ。イケメンを気取るが、すごくめんどくさい男。

以下、ネタバレなのでご注意ください。

1,消せば消すほど増えるもの?とわ子と

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お湯の熱が冷めて、氷になるとき、氷はお湯だった時のことを忘れないだろう?

お湯の熱が冷めて、氷になるとき、氷はお湯だった時のことを忘れないだろう?

「大豆田とわ子と三人の元夫」初回、観ました。何というか、期待していた以上。坂元さんのドラマだから、きっとセリフが多かったり、細かい設定がすごいんだろうと想像していたけど。以前のドラマとは比べものにならないくらい、セリフが多く、設定も細かいので、息つくヒマがないくらい、目が離せなかった。

以下、ネタバレ。

私が離婚を経験してたから、見入ってしまったのかも?とも思う。

それにしても、大体バツ3と

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大豆田とわ子と三人の元夫、序盤から面白すぎて一字一句、紙に書き写したくなってしまった。…あとやっぱりカルテットのマキさんと別府さんが過去だったと勝手に想像できちゃう(笑)今後が楽しみ! #大豆田とわ子と三人の元夫 #カルテット #坂元裕二 #ドラマ #コンテンツ会議

ドラマ版「わたし、定時で帰ります。」は、原作以上に興味深かった。

ドラマ版「わたし、定時で帰ります。」は、原作以上に興味深かった。

ドラマ版「わたし、定時で帰ります。」がTVerで一挙配信されていて、観ることができた。以前、原作を読んでいたので、ドラマ版はどんな感じだろうと気になっていたが、原作よりも色々感じることが多かった。定時で帰ることの大切さよりも、会社には色々な人がいて、色々な考え方を持った人が働いているということを考えさせられた。

1、つっこみどころ
もともと、システム関係で働いていたことから、つっこみたくなるとこ

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あの時の私たちは、クウシュウゴウだったのかもしれない。

あの時の私たちは、クウシュウゴウだったのかもしれない。

天国と地獄、最終回が終わった。観るきっかけは、高橋一生ファンだからという動機だった。しかし回を重ねる度に、続きが気になって気になって…気づけば最終回、という感じだった。

最初の方は、何がなんだかさっぱり分からなくて。望月彩子(綾瀬はるか)と日高陽斗(高橋一生)が入れ替わるというのがまず現実味がないし、さらにその入れ替わりが男と女で、犯罪者と警察官とか、普通は正反対のものだから、観ている側からする

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