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・自分の仕事の幅を広げてくれた記事 ・仕事で得た経験を言語化するのに役立ちそうな記事 ・仕事仲間に紹介したい記事
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#マーケティング

BtoB製造業のデジタルコミュニケーションを突き詰める

BtoB製造業のデジタルコミュニケーションを突き詰める

自己紹介、そしてBtoBとの出会いはじめまして。イントリックスの気賀です。

まず自己紹介をさせてください。1994年に慶応大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)を一期生として卒業後、米国のプライベートバンクBrown Brothers Harriman & Co.で6年ほど日本株のアナリストをしました。その後、インターネットブームの到来でそのとてつもない可能性に惹かれ、Webインテグレーションを手掛

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営業力とは何か?を問う

営業力とは何か?を問う

みなさんこんにちは、セレブリックスの今井です。

初めましての方、よろしくお願いします。
私はセールスエバンジェリストとして、主に法人営業のセールスモデルの研究や最新営業手法の開発などを行っています。

周囲からはよく、「スカーフの人」とか「パスタの人」、「群馬の人」と呼ばれています。どれも間違っていませんが、何故そうなったのかは想像にお任せします。

ところで先日、NewNormalな時代のシン

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10年経ったけど「ストーリーとしての競争戦略」はまだまだ新鮮

10年経ったけど「ストーリーとしての競争戦略」はまだまだ新鮮

この記事は、2010年8月1日にアップしたものです。ほぼ10年前ですかね。このブログ内で、この本の理論は10年は通用する強度は十分ある、と書いてたけど、果たしてどうだろうか。

僕個人は、今もこの本は年に1度ぐらいは読み直してて、自社の事業や戦略の組み立てにすごく参考にしている。全然10年経っても、まだまだ新鮮だ。

この本は間違いなく、ここ何年かでボクが読んだ企業戦略、事業戦略について書かれたも

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【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのた

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マーケティングを理解する上で読んでおきたい記事3選とメモ vol.1

マーケティングを理解する上で読んでおきたい記事3選とメモ vol.1

SNSの発達で誰もが情報発信できるようになった現代社会。未だに良いコンテンツが作れれば売れると思っている人が多いと思います。実際に、面白い記事を書くライターさんを何人か知っていますが、コンテンツをどう認知させれば良いかがわからずに埋もれて終わってしまうパターンはとても多いと感じています。

これはライターに限らず編集者も同様です。少なくともWEB媒体に携わる編集者はマーケティングの理解なくして編集

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書籍「THE MODEL」を読むと、日本的な根性型営業から卒業できるっぽい。

書籍「THE MODEL」を読むと、日本的な根性型営業から卒業できるっぽい。

本日はマルケトさんにご招待いただいて、書籍「THE MODEL」の出版記念イベントに参加してきました。

この本は、マルケト日本法人社長の福田さんが書かれた書籍ですが、業界注目の書籍ということもあり、なんと発売日即増刷決定なんだとか。

今日のイベントでは、本を書く背景や、THE MODELが生まれる背景について、いろいろお話しいただいたのを速記メモを取ったので、こちらで公開しておきます。

実は

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やがて哀しきワンマン・カルト 若林恵(元『WIRED』日本版編集長)

やがて哀しきワンマン・カルト 若林恵(元『WIRED』日本版編集長)

[上の写真:著者ゾーイ・フラード=ブラナー]

ファンとはいかなる存在か
~やがて哀しきワンマン・カルト~若林恵(元『WIRED』日本版編集長)

小学生のとき、中森明菜のことが好きだった。とても「ファン」だったと思う。缶ペンケースにデカデカとステッカーを貼っていたし、下敷きももっていたし、テレビで明菜が出るというと食い入るように見ていたし、アップルミュージックで改めて調べてみると、七枚目くらいま

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これからのコミュニティは自律分散的になっていくのではないかという仮説

これからのコミュニティは自律分散的になっていくのではないかという仮説

これからのコミュニティはSharedの資産になっていくべき前回、「ずっと感じていたコミュニティについての課題」というタイトルで『果たして企業はコミュニティを自分だけの資産に留めておくべきなのか』という問題提起をしました。

企業や地域、NPOなど、コミュニティに所属するメンバーの“価値観”や“関与したいタイミング”は人それぞれなので、企業も人ももっとゆるやかに参加できる方法がないものかと考察してき

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これからのお店の方向性は3つのC

これからのお店の方向性は3つのC

店舗デザインや店舗設計という仕事をしつつ、自分でも実際に吉祥寺に awai.tokyo というお店を構えてみて、プレイヤーでありながらマネージャーもやってみて感じていることがあります。

それは、お店のあり方や目的がどんどん変わって来ているなぁ...ということです。

いや、正確に言えば変わるというよりは、より純化していっていると言った方がいいでしょう。

そして、この流れが僕の読み通りに進むとす

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メディア!コミュニティ!の時代だからこそプロダクト作りが一番大事だよなという話

メディア!コミュニティ!の時代だからこそプロダクト作りが一番大事だよなという話

先日、とある「コミュニティ×飲食」を謳ったお店に行ってきた。
ネットで情報を見て楽しみにしていたのだけど、結果的に少しがっかりした気持ちでお店を去ることになってしまった。
その要因について、帰り道に自分なりに考えたのでまとめてみようと思う。

前提として、このお店のことを批判したいわけではないし、ネガティブな感情を吐露して誰かに共感してもらいたいわけでもない。
今回のケースはきっといろんなことに通

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ファンイベントを設計するために『最高の集い方』は何度も読み返したい良書

ファンイベントを設計するために『最高の集い方』は何度も読み返したい良書

今月発刊され『最高の集い方』(プリヤ・パーカー著)は、いわゆるお客様を招いてのイベントだけでなく、社内の会議やプライベートでの集まりにいたるまで、人が集まる場のつくり方についての実践法が詰まっていて、様々なイベントを開催する人にとって参考になるところが多そうな本です。

特にブランドとファンが集うイベントを設計する方々にとって、<お客様をおもてなしするイベント>と、<ファンが集うイベント>のちがい

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消費者は4回評価する。だからファンが大切。だから刹那的なインフルエンサー起用は意味が薄いというお話。

消費者は4回評価する。だからファンが大切。だから刹那的なインフルエンサー起用は意味が薄いというお話。

昨日公開したこちらの記事がよく読まれているので、気を良くして第二弾。もうちょっと掘り下げて、なぜファンが大事なのか、なぜ(フォロワー数が多いだけの)ファンでもないインフルエンサー起用にあまり意味がないのかをまとめます。

前の記事の最後にも書きましたが、ファンでなくても、フォロワー数が多く、インプレッションやリーチ力が大きい従来型のインフルエンサーにも一定の「宣伝効果」はあります。

「新しいガリ

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