ファンフルエンサー

スマート冷蔵庫の普及によってブランドは「最愛」ポジションを目指すか「最安」で売るかの二者択一を迫られる

数年前から妄想していることなんですけど、もしAmazonがスマート冷蔵庫を出したら一般消費財メーカーのマーケティングは大転換を迫られるんじゃないか。

それはもう戦後75年続けてきた現代マーケティングを根底から覆(くつがえ)すくらいのインパクトがあるかもしれません。

「なんで冷蔵庫?」「なんでAmazon?」「いやいや、日本のEC化はそんなに簡単に進まないよ」という意見が聞こえてきそうです。

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ヤーマン!
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これからは「一番最初に思い出してもらえるブランド」しか生き残れない

世界に冠たるマーケティングカンパニー、P&Gがとても重視している指標があります。

それが、Evoked Set(想起集合)です。

Evoked Setとは、何かをしよう(買おう)としたときに、頭に浮かぶ好意的な選択肢の集合体のこと。

あらゆるモノやコトで(どれを買っても変わらないよね、という)コモディティ化が進展した結果、すべての業界で熾烈な価格競争が起きています。

物理的な製品やサービス

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ヤーマン!
2026

ソーシャルメディアでの個人の影響力は「コンテンツ力」と「メディア力」を分けて考えないとおかしなことになるよ、というお話

この話、結構混同している人が多いので、改めて書いておきます。

ソーシャルメディアがもたらしたもの。それは、人の「コンテンツ力」と「メディア力」の拡張です。

第一段階:人がコンテンツになった(1997年~)

まず、ソーシャルメディアによって人のコンテンツ化が進みました。レビューサイトの出現です。

価格コムが1997年に創業し、2000年にはアイスタイル(@cosme)が創業、そしてAmazo

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ヤーマン!
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インフルエンサーマーケティングの弱点(Season1総集編)

いままで、数本のインフルエンサーマーケティングに関する記事を書いてきました。

過去の記事で、本来、Earned✕Sharedの場所に生息していたはずのインフルエンサーのリーチをPaid化させてしまった功罪について触れ、

次に、消費者は店頭に来た時点ですでに購入するブランドが70~80%決まっていること(ZMOT)に触れた上で、そのZMOTをつくっているのは既存顧客のTMOT(=大事なのは既存顧

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ヤーマン!
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御社の起用しているインフルエンサーは「認知」だけじゃなく「好き」を広げてくれますか?

昨日書いたnoteで、インフルエンサーに(お金を払って)広告メッセージを発信してもらう前に、まずはしっかり良い商品・サービスをつくることが最初だよ!ということを書きました。

商品やサービスを磨く。徹底的に磨く。そのうえで、しっかり伝える、伝わるようにコミュニケーション戦略を設計する。買ってもらえたら、感謝の念を送り、ひとりでも多くの顧客にファンになってもらう。そしてファンやファンフルエンサーを大

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恐縮です!
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「商品力がイマイチだからインフルエンサーのクチコミで売りたい」is 無理

業界あるある?

「いまウチが力を入れているこの商品、ぶっちゃけ競合と比べてもたいした優位性ないんですよ。しかも価格はウチの方が少し高い。競合と比べてチャネルも弱いですしね。テレビCM打つほどの予算はないから、なんとかクチコミで売りたいんです(クチコミはタダなんですよね?)。インスタグラマーとかYouTuberとかのインフルエンサーに取り上げてもらったら話題になって売れるんですよね?」―――。

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心の友よ!
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消費者は4回評価する。だからファンが大切。だから刹那的なインフルエンサー起用は意味が薄いというお話。

昨日公開したこちらの記事がよく読まれているので、気を良くして第二弾。もうちょっと掘り下げて、なぜファンが大事なのか、なぜ(フォロワー数が多いだけの)ファンでもないインフルエンサー起用にあまり意味がないのかをまとめます。

前の記事の最後にも書きましたが、ファンでなくても、フォロワー数が多く、インプレッションやリーチ力が大きい従来型のインフルエンサーにも一定の「宣伝効果」はあります。

「新しいガリ

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らぶ♡
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インプレッションとリーチを金で買う従来型インフルエンサーマーケティングの限界と新しい潮流について

巷はインフルエンサーマーケティングで花盛り。

手法そのものは悪くありません。むしろその逆で、インフルエンサーマーケティングはこれからより一層、重要な役割を担うようになる。

でも、もうそろそろ、お金でインプレッションとリーチを買う従来型のインフルエンサーマーケティング(1.0)は終わりを迎えると思います。

理由はたくさんあります。

インフルエンサーはPaid Mediaじゃないはず

[課題

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ちゅき
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