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どうして子どもを産もうと思ったか
わたしは、38歳で妊娠、39歳で出産した。まさに高齢出産!!若い頃に結婚して、出産するチャンスはあったのに、わたしは自分の好奇心を満たすことを追求することに一生懸命で、あっという間に30代後半に突入していた。
ときどき「どうして出産しようと思ったのですか?」と聞かれるので、わたしなりが出産にいたるまでに出会った考え方を、いくつか紹介しようと思う。
「出産をすること、それは自然の流れなのよ」
Life is wonderful!
最高のリラクゼーションのやり方をみなさんは、知っているだろうか。ヨガの最後に行う、シャバアーサナ(屍のポーズ)は、全身の力を抜き、心を解放し、ただ仰向けに寝転んで目を閉じるだけ。自然な呼吸をし、ただ力がどんどん抜けていくのを感じていく。地面に自分の体が溶けていくようなイメージだ。
10分間のシャバアーサナは、数時間の睡眠に匹敵する、とも聞いたことがある。起き上がったあとは、まるで、お風呂からあが
アクション映画みたいな体験
人生は映画みたいで、危なっかしいことや、お腹を抱えて笑えることも、山ほどやってくる。弟に、”姉ちゃんの人生ギャグだよね”って言われているが、まさにその通りだ。
今日はサンフランシスコにいた頃の、ちょっと危なっかしい体験をご紹介しようと思う。
わたしは、毎朝、ホームステイ先からバスに乗って、市内のヨガスタジオに通うのが日課だった。日本と違い、アメリカのバスは時間通りに来ないことが多かった。そして
直感に従う〜目覚めたらヨガ〜
鬱から回復した翌日、目覚めたら、目の前に " YOGA " という文字が飛び出してきた。わたしは霊感も透視能力もないのだけれど、自分の直感には素直に従っている。というより、直観とずれたことをすると、体の一部が痛くなるので、心の声を聞くのが一番だ!ということに行き着く。
「ヨガをしよう」
しばらくお花屋さんでアルバイトをしながら、自己流でヨガの勉強を始めた。それから、わたしはサンフランシスコに旅
見上げればほら、青空が広がっている
どうやって鬱から回復したかって?わたしの場合は、とっても単純だった。
ある朝、17歳年の離れた弟から、「森に野鳥観察に行こう」と誘われた。3ヶ月も引きこもりをしていた私だったが、重たい心と体を引きずって、出かけることにした。5人兄弟の末っ子で、17歳も年の離れた弟は、長女のわたしにとってはベイビーみたいな存在で、彼の誘いを断れなかったのだ。
北海道の冬の森。クリスマスツリーみたいな、背の高い
答えはベッドの中では見つからない
俊ちゃんとの失恋(勝手に出てきただけ?)からしばらくたって、私は東京に住めなくなってしまった。一緒に歩いた道、一緒に行ったお店... まるで思い出が襲いかかってくるような気持ちがして、いてもたってもいられなくなった。
精神的にかなりふさぎこんでいた。俊ちゃんの家を出たことで、都会に居場所がなくなったと感じ、夜の街をふらふら遊び歩くようになった。一人でいたくなかったのだ。外国人の多いクラブで、ダン