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毎日のちょっとした気付き

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毎日の私の小さな気付きが、どこかの誰かの生きやすさに繋がることを願って。
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#写真

「撮る」「撮られる」の境なんてない

「撮る」「撮られる」の境なんてない

私たち夫婦は、海人がフォトグラファー、私が美容家ヘアメイクとして
撮影を生業としている。

私たちの撮影は少し独特で、
「本当に撮ってる?」っていうくらい、日常の延長戦上にある撮影だ。
今まで撮影させていただいてきたお客様からも
「あ、もう撮ってたんだ!」
「いつの間にこんなにたくさん」
「いつものお散歩みたい」
そんなことをよく言っていただく。

その人のいつもと変わりない表情がどれだけ美しいか

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私の中の陰陽

私の中の陰陽

昨日の記事でも少し触れた「違和感」というものを、私は普段生きている中で何よりも(と言っても過言ではないくらい)大切にしている。

そしてご想像の通り、それは幸せを感じることとは正直程遠い行為。違和感という「ネガティブ」とも言える感情に気付き味わうのだから。お前はただのマゾかと言われてもおかしくないかもしれない。

でもこの心の中の違和感とやらのおかげで、それさえ省けば(というか溶かしてあげられれば

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自分の当たり前に目を向けることで人生が変わる話

自分の当たり前に目を向けることで人生が変わる話

私にとっての当たり前は、人にとっての当たり前じゃないことが意外とあるもんだ。そしてその当たり前は自分の武器になるらしい。

私の周りにいる人たちはほとんどが自営業で、自分で自分のビジネスを立ち上げてる人たち。中には色んな人がいるけれど、本当に仕事を楽しく、永続的に、無理なく、しっかり売り上げをあげてる人は、この「当たり前」にやってること、出来てることを大切にしている人が多いように感じる。

自分の

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愛するとは、ただ傍にいること。

愛するとは、ただ傍にいること。

それは昨日の夜、寝る直前の私たち夫婦の会話。

「海人って私のこと愛してるの?」
「愛してるよ」
「海人って私のこと大事?」
「大事だよ」
「海人にとって大事にするってどうすること?」
「寝る直前に深い質問するねえ」

という流れからだった。
私が海人に質問していたけれど、私の中で海人がなんて答えるかはわかっていた。

海人の答えは
「それが仁美を傷つけようが傷付けまいが、隣で見守ること」
私は

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芸術は強制しない

芸術は強制しない

一度書き始めたら書きたくて書きたくてうずうず。本をそんなに読むわけではない私が、まさか活字の表現が心地がいいだなんて自分でもびっくり。

私は活字(たまにメイク)、海人(夫)は写真。改めて私たちが表現しているこの2つの方法は、私たちが日々共通して大切にしていることを物語っている気がする。そしてそれは、どちらにもそれを読んでくれる人や見てくれる人に「強い強制力がない」ということ。

私たち夫婦はなぜ

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私にとってのnote

私にとってのnote

もうすぐこのnoteを書き始めて連続100日になるのだけれど(ぼちぼち間が空いていることもあるので大まかに見て)、noteの存在意義が私にとって少しずつ変わってきている気がする。

今までは、そのままをもちろん綴ってきていて、何も特に繕わずに文字に、言葉にしてきた。そしてそれを続けると、自分の不安やマイナスな部分と向き合うことが得意になってきたように感じる。人のそのままな姿って、何も格好つけず、む

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感謝の循環

感謝の循環

こんな時だから考えたい。私の中にある「ありがとう」を。
世の中には「怒り」をやる気だったりモチベーションに変える人もたくさんいると思うのだけれど、私はやっぱり心の踊りや感謝の想いをやる気に変える方が向いているのだと思った。

お金がない方が経済がシンプルで良い、と前回のnoteで書いたのだが、そしてそれもまた事実でもちろんそう思うのには変わらず違いない。お金を使わない幸せというものも心から実感して

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お金の存在しない経済

お金の存在しない経済

今の時代、そんなものは存在するのだろうか。そもそも、私はお金に対していいイメージがない。もちろんある程度個人事業として稼いだこともあるし、ある程度のお金のブロックももう取れたはずなのに、いいイメージがないというよりも、ただお金に興味がない。お金を、お金の循環を回すことにそんなに意味を見いだしていない。

そして東京から沖縄の田舎へ越してきてもうすぐ4ヶ月。きっと1年なんかあっという間なのだろう。き

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この世の中を記すこと

この世の中を記すこと

今こうして何かを残しておくことがきっと未来の何か希望になる。そして、どういう言葉で記すかによって、未来にこれをどこかで見る人にとってのこの時代の印象を決めてしまう。記すことには責任が伴う。

でも記さないと残らない。後世の人は記されたことから知ることになる。事実としては、こんなに絶望的な数字が公表されているけれど、同時にこんなに世界がひとつになって乗り越えようとしていることを知って欲しい。ただただ

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適当美

適当美

適当って素晴らしい。適当って、その場に合わせて要領よく、ある意味いい加減にやるっていう意味もあるけれど、程度がほどよいこと、程よく当てはまることも同じ「適当」。

いい加減に、ある程度手を抜いてやることが、そもそも1番丁度良かったり。一応美容家として、今まで完璧に自分の理論を持って、たくさん知識を持って、技術を使って美を磨くようにしてきたけれど、なんだかそういう美容って肩身が狭くて私にはしっくり来

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余白が指を動かす

余白が指を動かす

最近バタバタしてる日が続いていた。せっかく自分と向き合う時間になっているこのnoteも、少し書かなければいけないタスク化してしまってる。そんなつもりでなら書きたくないのになと思いながらも書き始めるとかけてしまうので書くのだが。

やっぱり、毎日に余裕がないと、そして海がないと、私は書けなくなってくる。何も降りてこない。

コロナの影響もあって、不安があるかと言われたら思っているよりないのだが、コロ

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禁じて像する

禁じて像する

人の創り出す力とはすごいものだ。何かを想像して創造することが人には出来る。そして、それが出来るのは「好きなことなんでも描いて」と大きなキャンバスを渡されるよりも、「この色だけを使って2分間でこの幅で描いて」と、制限をかけられた中での方が、人は独創性を発揮する。

禁止された中で、出てくるアイデアがあって、条件が付けられるからこそ、今までになかったものを生み出すことができる。

自分の限界を超えるの

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無音の上に浮かぶ

無音の上に浮かぶ

私は音楽が好きだ。そしてそれ以上に無音がとても好きだ。何も音がないという音がとても心地いい。

音がないと言っても、音はある。日常の生活音。外から聞こえる鳥や虫の泣き声、遠くから聞こえる子供たちの遊ぶ声。車の通る音。風が木々を揺らす音。時計がカチカチ鳴る音。音楽と違って、それらの音には規則性がない。そして自分の気分を左右しない。音楽は聞く音や歌詞によって気分が変わるけれど、日常音の場合はそれがない

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変わりたいお年頃はぐにゃぐにゃに

変わりたいお年頃はぐにゃぐにゃに

きっとそろそろ私たち、大きく変化したいタイミングなのだろう。同じような毎日に飽きてきて、そろそろ自分らしく変化していきたくなったのだろう。きっと地球だって同じさ。そろそろおっきく変わりたいなぁって思ったはず。でも地球が大きく変わるには、そこに住んでる人間を大きく変えないといけないから、今こうして変化させられている。

変化することって、楽しい。1人で変化するのは不安なことかもしれないけど、世の中全

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