5月19日2時過ぎに目覚めてしまった。もう寝られそうになく読みかけのアガサ・クリスティ本を先程読了。名探偵ポワロもミス・マープルも出てこない。なんと推理小説でなく恋愛小説。1944年の作品にも関わらず今もって色褪せることのないプロット。読後の余韻を味わいながら日曜の朝ビール。
「〇〇のために」の裏にある自己満足があまりに鮮やかに描かれていて、グサグサくる。いい妻いい母のつもりで鼻高々なジョーンは滑稽でありながら、自分のなかのジョーンがチラついて笑えない。 #春にして君を離れ #アガサクリスティ