内田S

初老の男。 常に胃の調子が悪い。

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TOHOシネマズ新宿で「メイディセンバー」(トッド・ヘインズ監督) 隅々まで神経の行き届いた、でもなんか底意地の悪さ、みたいなものを感じさせる映画。 年間ベスト級だと思うのだが、好きかと言われると好きではない。

    • 政策とかへの賛否は別として、政治家として、この人なかなかやるなあ、と感じさせる人がいる。 今だったらフランスのマクロンさんとか、日本の岸田さんとか。 でもこれ、あまり共感得られないのかな? 特に日本の方は・・・。 ぼくはかなり「出来る」人だと思っているのだけれども。

      • 都知事選で敗北した後の蓮舫氏の言動(主にTwitter上での)が、バッドルーザー(潔くない敗者)なんて言われて批判されているらしいけど、アメリカの大統領に再選される可能性が高い、と言われている人物のとんでもないバッドルーザーぶりに比べたら、蓮舫氏なんて可愛いものなのでは?

        • 「ルックバック」に描かれていないもの

          「ルックバック」(押山清高監督) 主人公は小学校の頃から学級新聞に4コマ漫画を描いていた少女・藤野。 彼女は同じく学級新聞にマンガを描いていた不登校の少女・京本と知り合い、二人でマンガを描き始める。 すぐに少年マンガ雑誌の賞を受賞し、順調に作品を発表していく二人だったが・・・。 って感じの話。 アニメはそんなに観る方ではないので、アニメとしての評価っていうのは良く分からないけれど、なかなか瑞々しい青春映画だった。 恋愛要素が入らないのも良かった。 1時間弱という上映時間も

        TOHOシネマズ新宿で「メイディセンバー」(トッド・ヘインズ監督) 隅々まで神経の行き届いた、でもなんか底意地の悪さ、みたいなものを感じさせる映画。 年間ベスト級だと思うのだが、好きかと言われると好きではない。

        • 政策とかへの賛否は別として、政治家として、この人なかなかやるなあ、と感じさせる人がいる。 今だったらフランスのマクロンさんとか、日本の岸田さんとか。 でもこれ、あまり共感得られないのかな? 特に日本の方は・・・。 ぼくはかなり「出来る」人だと思っているのだけれども。

        • 都知事選で敗北した後の蓮舫氏の言動(主にTwitter上での)が、バッドルーザー(潔くない敗者)なんて言われて批判されているらしいけど、アメリカの大統領に再選される可能性が高い、と言われている人物のとんでもないバッドルーザーぶりに比べたら、蓮舫氏なんて可愛いものなのでは?

        • 「ルックバック」に描かれていないもの

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          誰に頼まれているわけでもなし、別にいつ何について書いても良いのだが、なんとなく「この話、ちょっと書くタイミングを逃しちゃったな」と思うことがある。 映画「関心領域」と「チャレンジャーズ」について、どちらも趣向が前面に出すぎてちょっと・・・、みたいな話を書こうとしたのだが以下略

          誰に頼まれているわけでもなし、別にいつ何について書いても良いのだが、なんとなく「この話、ちょっと書くタイミングを逃しちゃったな」と思うことがある。 映画「関心領域」と「チャレンジャーズ」について、どちらも趣向が前面に出すぎてちょっと・・・、みたいな話を書こうとしたのだが以下略

          新宿シネマカリテで「Shirley シャーリイ」 シャーリイ・ジャクソンの伝記映画かと思いきやそうではなく、シャーリイ・ジャクソンの作品世界の中に作者のシャーリイ・ジャクソン自身を放り込んだような不思議な映画。 あんまり趣味じゃないな、と思うのに目が離せない妙な魅力あり。

          新宿シネマカリテで「Shirley シャーリイ」 シャーリイ・ジャクソンの伝記映画かと思いきやそうではなく、シャーリイ・ジャクソンの作品世界の中に作者のシャーリイ・ジャクソン自身を放り込んだような不思議な映画。 あんまり趣味じゃないな、と思うのに目が離せない妙な魅力あり。

          カルティエと日本 半世紀のあゆみ「結MUSUBI」展

          6月×日 上野の東京国立博物館で「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結MUSUBI』展―美をめぐる対話」 東京国立博物館(トーハク)の中で、 本館、 平成館、 東洋館、 法隆寺宝物館、 は基本的に常時開館しているが、表慶館だけは特別に催し物がある時にしか入ることが出来ない。 トーハクには何度も行っているけれど、今まで表慶館には入ったことがなかった。 催し物があってもあまり興味を惹かれる内容では無かったりして行かなかったのだが、このままでは見ずに終わってしまうのでは、と思い、

          カルティエと日本 半世紀のあゆみ「結MUSUBI」展

          新宿バルト9でアニメ映画「ルックバック」 悪くはなかったのだが、ラスト近くの感動的なシーンで、情緒的な音楽が尋常じゃないくらいに高まって鳴り響き、耳元で「ここで感動して下さい!」と大声で叫ばれているような気持ちに。

          新宿バルト9でアニメ映画「ルックバック」 悪くはなかったのだが、ラスト近くの感動的なシーンで、情緒的な音楽が尋常じゃないくらいに高まって鳴り響き、耳元で「ここで感動して下さい!」と大声で叫ばれているような気持ちに。

          いや、悪くなかったよ、という2本「ザ・ウォッチャーズ」と「クワイエット・プレイスDAY1」

          6月×日 TOHOシネマズ新宿で「ザ・ウォッチャーズ」(イシャナ・ナイト・シャマラン監督) M・ナイト・シャマラン監督の娘の初監督作品ということで話題の映画。予告編を見る限り、いかにもお父さんが撮りそうな映画、という感じだったので、怖いもの見たさで鑑賞。 しかし見てみると、そこまでお父さんっぽくはなかった。お父さんのM・ナイト・シャマラン監督は、良くあるお話(スーパーヒーローものとか、宇宙人襲来ものとか、幽霊ものとか、人類滅亡ものとか)を、すごく変な方向から語る人、変な語り

          いや、悪くなかったよ、という2本「ザ・ウォッチャーズ」と「クワイエット・プレイスDAY1」

          昔々、あれはまだフロッピーディスクというものが使われていた頃のこと、

          6月×日 新宿ピカデリーで「蛇の道」(黒沢清監督) 1998年公開の同名映画をセルフリメイクしたもの、とのことだが旧作は未見。 オリジナルと比べると、舞台が日本からフランスへ、主役が男(哀川翔)から女(柴咲コウ)へ変えられているらしい。 相変わらずどこか異物感の有る妙な映画を撮る人だ。 面白く見たのだが、なんとなくスッキリしすぎな感も。 この映画が、ということではなく、ある時期以降の、正確には「トウキョウソナタ」(2008年)以降のこの監督の映画がどうもしっくりこない。

          昔々、あれはまだフロッピーディスクというものが使われていた頃のこと、

          去年の7月に閉鎖された中野サンプラザ、いつ取り壊すのだろう。 1年近く経って、辺りに少し廃墟っぽい雰囲気が漂い始めている。 本当に廃墟化するまでずっとこのままにして、安全性は保ちつつ「廃墟ツアー」みたいなのをやってくれても良いのだが。 ロケの需要とかもありそうだし。

          去年の7月に閉鎖された中野サンプラザ、いつ取り壊すのだろう。 1年近く経って、辺りに少し廃墟っぽい雰囲気が漂い始めている。 本当に廃墟化するまでずっとこのままにして、安全性は保ちつつ「廃墟ツアー」みたいなのをやってくれても良いのだが。 ロケの需要とかもありそうだし。

          踏切で、電車がいやにゆっくりと通り過ぎることがあります。 なぜあんなにゆっくり走るのか知っていますか? 実はあれは嫌がらせなのです。 運転手がこちらを見て「ふっ、待ってる待ってる」とニヤニヤしながらわざと徐行しているのです。 なあ、そうなんだろ 俺は知ってるんだからなああああああ

          踏切で、電車がいやにゆっくりと通り過ぎることがあります。 なぜあんなにゆっくり走るのか知っていますか? 実はあれは嫌がらせなのです。 運転手がこちらを見て「ふっ、待ってる待ってる」とニヤニヤしながらわざと徐行しているのです。 なあ、そうなんだろ 俺は知ってるんだからなああああああ

          TOHOシネマズ日本橋で「ドライブアウェイ・ドールズ」 (イーサン・コーエン監督) 面白かった! でも下ネタ苦手な人には絶対おススメできない (かなり直接的でどぎつい) 「ブックスマート」のビーニー・フェルドスタインが脇役ながら好演(怪演)

          TOHOシネマズ日本橋で「ドライブアウェイ・ドールズ」 (イーサン・コーエン監督) 面白かった! でも下ネタ苦手な人には絶対おススメできない (かなり直接的でどぎつい) 「ブックスマート」のビーニー・フェルドスタインが脇役ながら好演(怪演)

          台湾映画「オールド・フォックス」

          新宿武蔵野館で「オールド・フォックス 11歳の選択」 2023年製作の台湾映画。監督は蕭雅全(シャオ・ヤーチュエン) 侯孝賢(ホウ・シャオシェン)プロデュース、台湾映画の新たなる名作! という謳い文句。 1989年~1990年頃、台北郊外で父親と二人で暮らす少年リャオジエが主人公。 父子二人の願いは、店を買って亡き母(妻)の夢であった理容室をひらくこと。 父親は優しく誠実な性格で、レストランの給仕頭として働いているのだが、土地の値段が急騰してなかなか店を買う金を貯めるのは

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          フリートウッド・マック解散のニュース。 まだやってたんだ(失礼)。 初めて買った洋楽のレコードがこのバンドの「枯木」というアルバムだった。 長いバンドの歴史の中でも地味な一枚で、新譜でもなかったのに、なんでこんな渋いアルバムを買ったのか忘れてしまったが、思い出の1枚ではある。

          フリートウッド・マック解散のニュース。 まだやってたんだ(失礼)。 初めて買った洋楽のレコードがこのバンドの「枯木」というアルバムだった。 長いバンドの歴史の中でも地味な一枚で、新譜でもなかったのに、なんでこんな渋いアルバムを買ったのか忘れてしまったが、思い出の1枚ではある。

          ルース・スタイルス・ガネットさんが亡くなった、とのニュース。 「エルマーのぼうけん」などの作者。 長いこと読んでいないけど、エルマー・エレベーターという名前の響きや、ワニのしっぽにペロペロキャンディーをくくりつけるエピソードが自然と浮かんでくるな。 100歳だったとのこと。

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