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書くことをライフワークにしていきたい、子なし・40オーバー・おひとりさま。 読んで、書…

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書くことをライフワークにしていきたい、子なし・40オーバー・おひとりさま。 読んで、書いて、何者かになっていきたい! note上のお題や企画に、ひっそりとチャレンジしています。 まずは、細々と書き続けることが目標です。 #読書の秋2022 文藝春秋 受賞

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誰でも発信できる世の中だから【#読書の秋2022】

どうして今、この物語なんだろう。 noteの読書感想文企画、#読書の秋2022の推薦図書に、横山秀夫・著『クライマーズ・ハイ』 が含まれていることを知って、率直にそう思った。 20年近く前に刊行された当初、本屋大賞でベストテン入りし、後に映像化もされた人気作。 あまりに有名になりすぎて、これまで手に取るきっかけを失っていた。 名作とは聞くが、ハッキリ言って「何で今さら?」。 読み始めるまで、そんな思いが拭えなかった。 物語は日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した、198

    • 介護は孤独だと感じているあなたに【#ミステリー小説が好き】

      「昔と雰囲気、変わったね~」 久々に再会したかつての同僚に、こう言われた。 彼女と知り合った頃、私は母がもう治らない病気だと知った。彼女が県外に嫁ぐことになって職場を去った時には、私は介護や病院通いに明け暮れていた。 その後、メールや年賀状のやりとりが細々続き、母が亡くなったことを知ると、「遅れてごめんね」と丁寧に書き添えた香典を送ってくれた。 ありがたい友である。 コロナ禍がようやくおさまり、数年ぶりに会った友は、 「昔は、ちょっとピリピリというか、張りつめたカンジが

      • 御書印帖もって書店へ行こう【#やってみた】

        書店が街からどんどんなくなる憂いを、これまでnote上で何度も投稿してきた。 本好きとして何ができるか、ずっと考え続けている。 まずは、欲しい本は街の書店で手に入れること。 何はともあれ書店に足を運ばないとっと思っている。 数年前、書店のスタンプラリー『御書印帖』なる企画があることを知った。 御書印参加書店を巡って、御朱印ならぬ御書印、つまり各書店さんのスタンプをもらうという。 (注:有料です) この企画を知った当時、「おおっ」と思ったものだが、その時は残念ながら私

        • クリーニング店がない!【#note感想文】

          衣替えの季節だから気づいたのだけど、最近クリーニング店が減ってきたように思う。 (え、ウチの近所だけですか?) なーんて思っていたら、クリーニング店つながりで、はじめましてのnoterさん・タダノさん の投稿に行き着いて、楽しませてもらった。 ちょー怖い店員さんとの攻防。 タダノさんの心の中のツッコミや、クセつよ店員さんの独特な口調に、思わずくすっとさせられる。 そういえば私にも学生の頃、苦手なクリーニング店の店員さんがいたっけ。 母親に言いつけられて店に衣類を取りに

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        誰でも発信できる世の中だから【#読書の秋2022】

          愛ある映像化に脱帽【#アニメ感想文】

          きっかけは、親知らずを抜いた後、痛み止めと抗生物質を処方してもらうために入った、薬局だったのだ。 張ってあった1枚のポスター。 電子処方箋普及のため、アニメとタイアップしたポスターだそう。 「これ、毒です」 って、薬局でヤバいでしょってのが第一印象。 ライトノベル小説、日向夏・著『薬屋のひとりごと』 のアニメだというのは知っていた。 超人気作だしね。 Web小説で人気を博し、書籍となり、コミカライズ作品も2種類あるという。 知り合いの娘さんも、この作品きっかけで 「

          愛ある映像化に脱帽【#アニメ感想文】

          一番の特効薬は本かも知れない【#今こんな気分】

          歯が地味に痛い。 いや、正確にいうと抜歯痕が痛い、というべきだろうか。 これまでnoteでも何度か書いていたけれど。 先日、長年の懸案事項であった親知らずを、ようやく抜歯してもらった。 親知らずの抜歯は、若いほどいいという。 (回復が早いからね) だが、既に40オーバーの私。 親知らずは歯茎に埋もれ、しかも横向きに生えている。 かかりつけ医からは、「抜歯は困難になるだろう」と宣告されていた。 そのため、地元で抜歯の神様と呼ばれる名医への紹介状を用意してもらったのだった

          一番の特効薬は本かも知れない【#今こんな気分】

          もう"いい人"はやめる【#推薦図書】

          「私、反対したのに。心の中で」 会議終了後、同僚がそうぼやいた。 どうやらミーティングで通った新ルールに、納得いかなかったようである。 彼女とは付き合いも長く、職場の中でも親しいと言えるだろう。 だが言いたいことがあるのにハッキリ言えない態度に、私は思わずムカっとして、 「心の中で言ったって伝わらない!」 言い返した。 私は女性ばかりの職場に勤務している。 チームには50名以上在籍しており、年齢も経歴もバラバラだ。 当然、考え方も人それぞれ。 最近、同僚たちに違和感を

          もう"いい人"はやめる【#推薦図書】

          "ゴッドハンド"に出会ってしまったかも知れない【#わたしの本棚】

          最近、地味に腕が痛い。 腕というか、肘というか。 特段、ケガをしたワケではない。 ドアノブをひねる、バッグからスマホを取り出す、といったとっさの動きで「イタタタタ」となってしまう。 ある日突然、こんな風になってしまった。 どうやら、こういった症状を世間では、テニス肘というらしい。 ぐぬぬ。 テニスなんて、やったことないのに。 文字を入力することも億劫になってしまって、自然とnoteから離れてしまっていた。 (言い訳である) ネットやYouTubeを見ながら、テニス肘に

          "ゴッドハンド"に出会ってしまったかも知れない【#わたしの本棚】

          "どんでん返し"が好きなあなたに【#ミステリー小説が好き】

          人に本をオススメするのが好きな私。 ある時、 「どんでん返しの話が好きなのねー」 と言われた。 確かに。ミステリー小説、好きだもんなー。 最近遅ればせながら、 相沢沙呼・著『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』 を読んだ。 表紙は、蠱惑的な眼差しを向ける美少女が印象的。 書店で気になった方もいるかも知れない。 あるいは2022年、清原果耶さん主演でドラマ化されて話題になったので、そちらでご存知の方もいるかも知れない。 刊行された当初、数々のミステリーの賞を受賞して「絶

          "どんでん返し"が好きなあなたに【#ミステリー小説が好き】

          源氏物語も大河ドラマも長いから【#本紹介】

          2024年、今年の大河ドラマの主人公は、紫式部だという。 …平安時代かぁ。 今までと違って、戦国時代とか幕末が舞台ではないので「NHK、攻めるなぁ~」というのが、正直な感想。 まだ始まったばかりなので、視聴しようかどうか迷っている。 紫式部といえば『源氏物語』。 子どもの頃は、その良さがあまりわからなかった。 源氏物語との出会いは、学生の頃に教科書と共に配布された国語便覧だったように思う。 国語便覧とは…学習に必要な豆知識を補ってくれるお役立ち読本のこと。 ヒマさえあ

          源氏物語も大河ドラマも長いから【#本紹介】

          noteきっかけでカフェ会に参加したら in福岡【#やってみた】

          コロナ禍をきっかけに、人との交流がめっきり減ってしまった。 以前だったら、お友だちとゴハンに行ったり、飲み会に行ったりしていたのになー。 ハッキリ言って私は、人づきあいが得意ではない。コミュ障だと思う。 同僚と仕事の話、あとは家族との会話くらいだと、コミュニケーション能力が、なんだかいろいろヤバい気がしてきた。 そんな時、世の中にはカフェ会なるものが開催されていることを知った。 カフェ会・・・文字通りカフェなど飲食店に集まり、同好の士を見つけたり、友だちを作る交流会のこ

          noteきっかけでカフェ会に参加したら in福岡【#やってみた】

          サンタ、選書に悩む【#クリスマスの過ごし方】

          先日、ブックサンタ企画に参加するため、どんな本を選ぶか、悩んでいるというnoteを書いた。 いろいろ考えたけれど、小学校高学年以上向けの書籍にしよう、と決めた。 小さなお子さんが好みそうな絵本は、イマイチわからないし。 役に立つお勉強本じゃなくて、小説がいい。 文豪の名作もいいけど、日常のことなんて忘れられる娯楽性の高いものがいいな、と思った。 子どもの頃は、学校の図書室の主だった。 『赤毛のアン』や『若草物語』といった世界の名作、『キュリー夫人』や『アンネ・フランク』

          サンタ、選書に悩む【#クリスマスの過ごし方】

          ブックサンタになりたくて【#今こんな気分】

          こんなこと書くと「なんてひどいヤツだ」と思われるかも知れないけれど。 私は募金がキライだ。 善意の気持ちが、ホントに必要としている人の元に届くならよい。 でも本当に届いているのか、お金の行き場が不透明なところに、もやもやしてしまう。 先日も、24時間テレビで集まった募金を着服していたテレビマンのニュースがあった。 私のお金を着服されたワケじゃないけれど、腹立たしくて仕方ない。 この罰当たりめ!と思う。 そんな私が、気になっている募金がある。 noteでも「参加したよ!」

          ブックサンタになりたくて【#今こんな気分】

          まだまだ親知らず【#今こんな気分】

          以前、親知らずの抜歯についてnoteに書いた。 noteでは、親知らずの抜歯について投稿しておられる方が多く見られるし、実際、抜歯したよーってコメントを下さるnoterさんもいた。 いつの間にか、皆さん経験しておられるんだなぁ。 かつて私の母が、大学病院で2時間かかって抜いた歯に似た厄介な親知らずが、私にもある。 歯茎にかぶって見えないけれど真横に生えていて、疲れてくると若干の腫れと共に、存在を主張してくる存在だ。 かかりつけ医からは 「うちじゃ対応できないので大きな病

          まだまだ親知らず【#今こんな気分】

          noteを使った告知を考える【#文学フリマ】

          文学フリマ東京37が、いよいよ来週に迫っていますね~。 出店者さん、関係者さん、来場予定の皆さん、きっとドキドキしておられることだろうと思う。 あいにく博多在住の私は、足を運べないけれど。 東京の文学フリマって、福岡の規模の約10倍なんですって。 出店ブースは2000を超えるらしい。 すごい! お目当てのブースを見つけるだけで大変じゃん。 福岡の規模でビックリした私だったら、行くだけでへとへとかも知れない。 私、先日、福岡の文学フリマに足を運んできたんです。 その日も

          noteを使った告知を考える【#文学フリマ】

          活字好きの祭典に行ってきた!【#文学フリマ】

          10月22日、文学フリマ福岡9に足を運んできました! 私のような読書好きにはたまらないお祭り、文学フリマ。 何年ぶりだろう~。 やっと、人がたくさん集まるイベントに行けるカンジになってきましたね。 期待でドキドキしながら、会場のあるフロアでエレベーターを降ります。 エレベーターホールの椅子には、 手にした戦利品を食いつくように読む人、 あちこち回ってお疲れなのか休憩中の人、 思い思いに、たくさん人がいて、 とにかくイベントに来たー!ってカンジがします。 受付でパンフをも

          活字好きの祭典に行ってきた!【#文学フリマ】