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書くことをライフワークにしていきたい、子なし・40オーバー・おひとりさま。 読んで、書…

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書くことをライフワークにしていきたい、子なし・40オーバー・おひとりさま。 読んで、書いて、何者かになっていきたい! note上のお題や企画に、ひっそりとチャレンジしています。 まずは、細々と書き続けることが目標です。 #読書の秋2022 文藝春秋 受賞

記事一覧

さよなら、お世話になった本屋さん【#今こんな気分】

よく足を運ぶ書店がある。 地下鉄を降りた改札口付近にある書店で、会社帰りや遊びに出かけたついでに、ついつい立ち寄ってしまう、大事なスポットだった。 その書店は、福…

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10日前
37

ゆらぎ世代、アレルギーに悩む【#今こんな気分】

なんか、顔が腫れてる。 と、唐突に気づいたのは、いつのことだったか。 とにかく頬骨の辺りが、腫れて熱をもっていた。 はじめは、虫にでも刺されたのだろうと思った。 …

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3週間前
22

旅先には御書印帖を持って【#わたしの旅行記】

1泊2日の弾丸で、東京に遊びに行ってきました。 普段は博多に住んでいる私。久々の東京です。 今回の旅の目的は観劇だったのだけど、他に楽しみにしていることがありま…

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1か月前
55

ブログに悩んでいる人に贈りたい【#うちの積読を紹介する】

1冊読み終わった勢いで、このnoteを書いている。 文章で注目されたいとか、もっとリアクションが欲しいとか、書くことに悩んでいるあなたに、この本をぜひ読んでほしい! …

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1か月前
37

ZINEの即売会に行ってみた【#今こんな気分】

前回の投稿で、書けなくなっちゃった、なんて書いていた私。 そんなタイミングで、noter仲間の辻村いちさん から、お誘いを受けて、福岡で開催されているZINEの即売会に…

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2か月前
67

書けなくなっちゃったなと感じているあなたへ【#眠れない夜に】

書けなくなっちゃったって、何を隠そう私のことである。 書くのがイヤになったワケではない。 でも、仕事忙しいな。とか、 疲れちゃったな、って、なんとなく億劫になって…

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2か月前
52

人間が怖い【#本紹介】

時々無性に、怖い本を読んでみたくなることがある。 怖いもの見たさというか。 たまたま書店で手に取ってパラパラめくると、続きが気になってしょうがない作品があった。 …

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3か月前
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バカ売れしている間取り図ミステリーを読んでみた【#読書感想文】

私は読書好きだが、あまのじゃくなので、ベストセラー作品とか、○○賞受賞なんて作品は、あまり手に取らない。 だが今回、縁あって、2023年一番読まれた小説、 雨穴・著…

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3か月前
47

介護は孤独だと感じているあなたに【#ミステリー小説が好き】

「昔と雰囲気、変わったね~」 久々に再会したかつての同僚に、こう言われた。 彼女と知り合った頃、私は母がもう治らない病気だと知った。彼女が県外に嫁ぐことになって…

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4か月前
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御書印帖もって書店へ行こう【#やってみた】

書店が街からどんどんなくなる憂いを、これまでnote上で何度も投稿してきた。 本好きとして何ができるか、ずっと考え続けている。 まずは、欲しい本は街の書店で手に入れ…

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4か月前
35

クリーニング店がない!【#note感想文】

衣替えの季節だから気づいたのだけど、最近クリーニング店が減ってきたように思う。 (え、ウチの近所だけですか?) なーんて思っていたら、クリーニング店つながりで、…

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4か月前
23

愛ある映像化に脱帽【#アニメ感想文】

きっかけは、親知らずを抜いた後、痛み止めと抗生物質を処方してもらうために入った、薬局だったのだ。 張ってあった1枚のポスター。 電子処方箋普及のため、アニメとタ…

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4か月前
54

一番の特効薬は本かも知れない【#今こんな気分】

歯が地味に痛い。 いや、正確にいうと抜歯痕が痛い、というべきだろうか。 これまでnoteでも何度か書いていたけれど。 先日、長年の懸案事項であった親知らずを、ようや…

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5か月前
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もう"いい人"はやめる【#推薦図書】

「私、反対したのに。心の中で」 会議終了後、同僚がそうぼやいた。 どうやらミーティングで通った新ルールに、納得いかなかったようである。 彼女とは付き合いも長く、…

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6か月前
35

"ゴッドハンド"に出会ってしまったかも知れない【#わたしの本棚】

最近、地味に腕が痛い。 腕というか、肘というか。 特段、ケガをしたワケではない。 ドアノブをひねる、バッグからスマホを取り出す、といったとっさの動きで「イタタタタ…

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6か月前
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"どんでん返し"が好きなあなたに【#ミステリー小説が好き】

人に本をオススメするのが好きな私。 ある時、 「どんでん返しの話が好きなのねー」 と言われた。 確かに。ミステリー小説、好きだもんなー。 最近遅ればせながら、 相沢…

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7か月前
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さよなら、お世話になった本屋さん【#今こんな気分】

さよなら、お世話になった本屋さん【#今こんな気分】

よく足を運ぶ書店がある。
地下鉄を降りた改札口付近にある書店で、会社帰りや遊びに出かけたついでに、ついつい立ち寄ってしまう、大事なスポットだった。
その書店は、福岡天神にある積文館書店 天神地下街店。
地元の老舗書店である。

売り場面積は広くない。
でも店舗が地下街にあるから、濡れずに店に入れて、人との待ち合わせの時間つぶしや、急いでいる時にお目当ての書籍を手に入れたり、今の気分にうってつけの本

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ゆらぎ世代、アレルギーに悩む【#今こんな気分】

ゆらぎ世代、アレルギーに悩む【#今こんな気分】

なんか、顔が腫れてる。
と、唐突に気づいたのは、いつのことだったか。
とにかく頬骨の辺りが、腫れて熱をもっていた。

はじめは、虫にでも刺されたのだろうと思った。
患部は、かゆく発熱している。
時に、ちりちりするような痛みを伴っていた。

氷で冷やすと腫れは治まる。
だが、そんな日々が4、5日続くと、これはいよいよ虫刺されじゃないんだなと感じてきた。
だって、親知らず抜いた後より腫れが続いているし

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旅先には御書印帖を持って【#わたしの旅行記】

旅先には御書印帖を持って【#わたしの旅行記】

1泊2日の弾丸で、東京に遊びに行ってきました。
普段は博多に住んでいる私。久々の東京です。

今回の旅の目的は観劇だったのだけど、他に楽しみにしていることがありました。

それは、書店に御書印をもらいに行くこと。

御書印帖については、以前、noteにも書いたことがあるのだけれど。

私の住んでいる博多だと、御書印帖企画に参加している書店さんは、まだまだ少ない。
だから東京に行くなら、絶対御書印帖

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ブログに悩んでいる人に贈りたい【#うちの積読を紹介する】

ブログに悩んでいる人に贈りたい【#うちの積読を紹介する】

1冊読み終わった勢いで、このnoteを書いている。
文章で注目されたいとか、もっとリアクションが欲しいとか、書くことに悩んでいるあなたに、この本をぜひ読んでほしい!

 朱野帰子・著『会社を綴る人』

実はこの本、ずっと積読になっていたんです。

ホントは、あらすじの「『文章を書くこと』で社内で起こる小さな事件を解決していく」ってところにひかれて購入したんですけど。
いざ読みはじめると、主人公のポ

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ZINEの即売会に行ってみた【#今こんな気分】

ZINEの即売会に行ってみた【#今こんな気分】

前回の投稿で、書けなくなっちゃった、なんて書いていた私。

そんなタイミングで、noter仲間の辻村いちさん

から、お誘いを受けて、福岡で開催されているZINEの即売会に行って来ました。
辻村さんご自身の作品も出品しておられるとのこと。
新作が読める!とウキウキしながら当日を迎えました。

実は私、そもそもZINEって、なぁに?
って、ずっと思っていたんです。

同人誌やミニコミ誌とはどうちがう

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書けなくなっちゃったなと感じているあなたへ【#眠れない夜に】

書けなくなっちゃったなと感じているあなたへ【#眠れない夜に】

書けなくなっちゃったって、何を隠そう私のことである。

書くのがイヤになったワケではない。
でも、仕事忙しいな。とか、
疲れちゃったな、って、なんとなく億劫になってしまっていた。

私ひとり、noteから離れても全然問題ないと思う。
かつて毎日のように投稿していた、あの方もこの方も、いつの間にかお見かけしない、なんてこともあるし。

でもnoteで繋がったご縁を大事にしていきたい。
やっぱりさみし

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人間が怖い【#本紹介】

人間が怖い【#本紹介】

時々無性に、怖い本を読んでみたくなることがある。
怖いもの見たさというか。
たまたま書店で手に取ってパラパラめくると、続きが気になってしょうがない作品があった。

櫛木理宇・著『執着者』である。

著者の作品はたくさんあるのに、私にとってはじめましての作家さんである。

怖さ、というのはいろんな種類があると思う。
超常現象といった得体の知れない怖さかも知れないし、動物や虫に襲われるのも怖い。

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バカ売れしている間取り図ミステリーを読んでみた【#読書感想文】

バカ売れしている間取り図ミステリーを読んでみた【#読書感想文】

私は読書好きだが、あまのじゃくなので、ベストセラー作品とか、○○賞受賞なんて作品は、あまり手に取らない。

だが今回、縁あって、2023年一番読まれた小説、
雨穴・著『変な家』を読んでみた。

YouTubeの動画がきっかけで、書籍、マンガ化、映画化と、売れに売れている作品だ。

知人が購入を検討している一軒家には、不可解な点が多すぎる。
二重扉、窓のない子ども部屋…。
相談を受けたオカルト専門の

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介護は孤独だと感じているあなたに【#ミステリー小説が好き】

介護は孤独だと感じているあなたに【#ミステリー小説が好き】

「昔と雰囲気、変わったね~」
久々に再会したかつての同僚に、こう言われた。

彼女と知り合った頃、私は母がもう治らない病気だと知った。彼女が県外に嫁ぐことになって職場を去った時には、私は介護や病院通いに明け暮れていた。

その後、メールや年賀状のやりとりが細々続き、母が亡くなったことを知ると、「遅れてごめんね」と丁寧に書き添えた香典を送ってくれた。
ありがたい友である。

コロナ禍がようやくおさま

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御書印帖もって書店へ行こう【#やってみた】

御書印帖もって書店へ行こう【#やってみた】

書店が街からどんどんなくなる憂いを、これまでnote上で何度も投稿してきた。

本好きとして何ができるか、ずっと考え続けている。

まずは、欲しい本は街の書店で手に入れること。
何はともあれ書店に足を運ばないとっと思っている。

数年前、書店のスタンプラリー『御書印帖』なる企画があることを知った。

御書印参加書店を巡って、御朱印ならぬ御書印、つまり各書店さんのスタンプをもらうという。
(注:有料

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クリーニング店がない!【#note感想文】

クリーニング店がない!【#note感想文】

衣替えの季節だから気づいたのだけど、最近クリーニング店が減ってきたように思う。
(え、ウチの近所だけですか?)

なーんて思っていたら、クリーニング店つながりで、はじめましてのnoterさん・タダノさん

の投稿に行き着いて、楽しませてもらった。

ちょー怖い店員さんとの攻防。
タダノさんの心の中のツッコミや、クセつよ店員さんの独特な口調に、思わずくすっとさせられる。

そういえば私にも学生の頃、

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愛ある映像化に脱帽【#アニメ感想文】

愛ある映像化に脱帽【#アニメ感想文】

きっかけは、親知らずを抜いた後、痛み止めと抗生物質を処方してもらうために入った、薬局だったのだ。

張ってあった1枚のポスター。
電子処方箋普及のため、アニメとタイアップしたポスターだそう。

「これ、毒です」
って、薬局でヤバいでしょってのが第一印象。

ライトノベル小説、日向夏・著『薬屋のひとりごと』

のアニメだというのは知っていた。
超人気作だしね。
Web小説で人気を博し、書籍となり、コ

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一番の特効薬は本かも知れない【#今こんな気分】

一番の特効薬は本かも知れない【#今こんな気分】

歯が地味に痛い。
いや、正確にいうと抜歯痕が痛い、というべきだろうか。

これまでnoteでも何度か書いていたけれど。

先日、長年の懸案事項であった親知らずを、ようやく抜歯してもらった。

親知らずの抜歯は、若いほどいいという。
(回復が早いからね)
だが、既に40オーバーの私。

親知らずは歯茎に埋もれ、しかも横向きに生えている。
かかりつけ医からは、「抜歯は困難になるだろう」と宣告されていた

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もう"いい人"はやめる【#推薦図書】

もう"いい人"はやめる【#推薦図書】

「私、反対したのに。心の中で」

会議終了後、同僚がそうぼやいた。
どうやらミーティングで通った新ルールに、納得いかなかったようである。

彼女とは付き合いも長く、職場の中でも親しいと言えるだろう。
だが言いたいことがあるのにハッキリ言えない態度に、私は思わずムカっとして、
「心の中で言ったって伝わらない!」
言い返した。

私は女性ばかりの職場に勤務している。
チームには50名以上在籍しており、

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"ゴッドハンド"に出会ってしまったかも知れない【#わたしの本棚】

"ゴッドハンド"に出会ってしまったかも知れない【#わたしの本棚】

最近、地味に腕が痛い。
腕というか、肘というか。

特段、ケガをしたワケではない。
ドアノブをひねる、バッグからスマホを取り出す、といったとっさの動きで「イタタタタ」となってしまう。
ある日突然、こんな風になってしまった。

どうやら、こういった症状を世間では、テニス肘というらしい。
ぐぬぬ。
テニスなんて、やったことないのに。

文字を入力することも億劫になってしまって、自然とnoteから離れて

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"どんでん返し"が好きなあなたに【#ミステリー小説が好き】

"どんでん返し"が好きなあなたに【#ミステリー小説が好き】

人に本をオススメするのが好きな私。
ある時、
「どんでん返しの話が好きなのねー」
と言われた。

確かに。ミステリー小説、好きだもんなー。

最近遅ればせながら、
相沢沙呼・著『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』
を読んだ。

表紙は、蠱惑的な眼差しを向ける美少女が印象的。
書店で気になった方もいるかも知れない。

あるいは2022年、清原果耶さん主演でドラマ化されて話題になったので、そちらでご存

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