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『春にして君を離れ』とキーコさま
大好きな本のひとつにアガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』があります。
(この日本語のタイトル素敵ですよね。意味よくわからないけどグッときます。英語はAbsent in the Spring とのこと。)
====以下、ネタバレ含みますのでご注意を====
これはミステリー小説ではないのですが、私は読んで「こわーーー!!!」「こういう人いるわーーー!!」と思いました。遠い英国、しかも発行されたのは1944年。こんな昔に異国にもこのタイプの人っていたんだと思うと、いけ好かない女性って古今東西万国共通なんだなとの感慨を覚えます。(自分のことはとりあえず棚に上げます)
読んだことがある方には説明不要かと思うのですが、ざっくり説明しますと、主人公は48歳かなんかの女性。かなり若く見えるし、夫は弁護士。子供は3人とも結婚して、自分の人生最高!と思いつつもそれを外には出してないつもり。でも駄々洩れている…そんな女性が数日間、列車の旅で足止めをくらい、これまでの人生について思いをはせる…
というストーリーです。
アマゾンではこのように説明されているのですが
優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる…女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。
より分かっていただくためにこのブログですとか
発言小町を見ていただけますでしょうか。
主人公の女性は、自身がいつも周囲に愛され、尊敬されていると思ってる。自身の選択は全て正しいために、彼女も家族も実りある人生を得られたのだと感じている。
が、実は自分本位な人であって、物事の本質を見抜くことが出来ない。さらには夫や娘たちからも好かれてはいない。旅に出たことで、その事実を感じ、疑問を感じ、認めそうになったにもかかわらず、チャンスを逃してしまった。←断定過去。
その逃してしまった瞬間が、とても哀しいなと。彼女の人生は今までと同じように、彼女にとっては有意義だけど、周囲に本当には愛されていない事実を知らずに生きていく哀しさ。
たまに読んで、自分を振り返るにはいい本なんだけど、ちょっと怖いというかやっぱり哀しい感じがしますね。さすがクリスティだとは思いますけど。
主人公は、年齢の割りに若く見え、理想の妻・母親に見えていながら、
実は夫の夢をつぶし(農家になりたがっていたのに、弁護士を押し付けた)、
子供たちからも嫌われていて(子供たち自身の希望ではなく、主人公の言うことをおしつけた)、
自分より下だと思っていた女性の友人たちより実は不幸だった。
夫からも子供たちからも逃げ出したくなるほど嫌われていた。
本人もありあまった時間の中でふとそれに気づき、
修正する機会に恵まれる(家に帰ってから夫に後悔の念を顕し、これから変わる機会に気づく)
が、魔が差して今までと同様の生き方を続ける結果となった
(あらすじを詳細に読むだけでぞわぞわする名作です!!!)
さきほどこの本のことを思い出して、
「!!いまのキーコさまと状況似ているんじゃないか?!」
と思ってしまい、久しぶりにブログを書かせていただきました。
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私はキーコさまの心中をこのように推測します。
✓好かれると思って、皇室っぽくふるまってきた。(ゆっくりしゃべったり)
✓好かれると思って、小室への評価を180度ひっくり返した。
✓好かれると思って、男児を生んだ。
しかし、今の秋篠宮(個体)家は、どうでしょうか。
ヤフコメやTwitterを見れば、明らかに多くの国民から嫌われていると言ってよさそうです。マコムロ騒動をきっかけに、多くの人が秋篠宮(個体)家の振る舞いに疑問を持ち始めたからでしょう。
こんな記事も出ちゃうくらい
ちなみに天皇ご一家のお住まいである御所の改修費は約8億7千万円です。
(やっぱり33億円て高すぎる)
名古屋に行ったら「帰れ」プレートを出されたり(こちら、出した人がTwitterで報告していたのですが、その後削除しちゃってました)するようになって、
あれ?!?!なんで???
好かれるはずのに、なんで嫌われてるの??!!
という状態なんじゃないかなと・・・
そしてこちらも憶測であり、杞憂で終われば良いのですが、残念ながら、キーコさまは自らのなさりようを振り返って反省・修正するよりも、「ついてこない国民が悪い」「嫌われようがお金は入る」などと開き直ってしまうのではないか。そう心配しています。杞憂の場合、大変失礼なことを申しました。すみません。
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