モケリン

他愛もない話と、読んでる本の話を書いています。

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最近の記事

読書日記・ゆるさがあっても良いんじゃない?

10月27日(日) 投票へ行く。投票に行ったので、今日はもうがんばらないぞ!という気持ちで、よしながふみさんの『大奥』を読む。歴史に詳しくないので、このマンガがどれだけ忠実に描かれているものなのかさっぱりわからないけれど、面白いのでよし。ついでに、よしながさんの本を全部読みたくなってきたところで、家事に追われて一日が終わった。今日もお疲れさん。 10月28日(月) 尾石晴さんの『からまる毎日のほぐし方』の中で、お金を貯める方法は世の中にあふれているけれど、本当に必要なの

    • 読書日記・自分が一番こわい

      10月23日(水) 池上彰さんの『20歳の自分に教えたいイスラム世界』を読み終わる。イスラエルとパレスチナの紛争は、両国だけの争いではなく、支援している国の問題も関係していて話がややこしくなっていると知る。 ロシアとウクライナの戦争もそうだし、過去の戦争もそうなんだけど、戦っている国同士だけではなく、戦争している国を支援している国があること、そのために話がややこしくなっているという事実に言葉が出ない。 犠牲になるのは市民であって、人の命を犠牲にしてまで手に入れたいものっ

      • 読書日記・読んで考えて、また読んで

        10月19日(土) 子どもたちと映画『フライ!』を配信で観る。池から出たことがないカモの親子が旅をするという話。堺雅人さんが吹き替えをしているので、前から気になっていた作品。渡り鳥だけど、臆病なのでずっと同じところで過ごそうとしているマックの気持ち、痛いほどわかるし、大冒険もすればいいってもんじゃないだろうとも思うんだけど、でも冒険したからこその成長がそこにはあって、私も冒険しようかな、やっぱりやめとこうかな、と思った(どっち)。絵がかわいくて面白かった。現場からは以上です

        • 読書日記・幻想を抱きすぎてる

          10月15日(火) 『10代からの文章レッスン』を読んだことで、もう少しちゃんと文章を書きたい気持ちが高まっている。のだけど、しかし私は文章を書く時間を後回しにしがち。書きたい気持ちはあるけれど、文章を書くことはとりあえず後にしよう、先にやることがあるだろう、という気持ちが強い。 もしもこの「文章を書く」が仕事になっていたとしたらどうだろうか。私は何よりもまず先に文章を書くだろうか。だとしたらそれは、お金のためだから動く人間ということであり、自分がなんだか残念な人のように

        読書日記・ゆるさがあっても良いんじゃない?

          混沌日記・面白いのは自分だけ

          10月8日(火) 水道の蛇口部分が壊れた。水を出したらあらぬ場所から水が出たので、顔と服がびしょびしょになってしまった。まるで漫画のような展開に思わず笑う。笑わないとやってられない気持ちもありながら、水道屋さんに連絡。なるべく早めに直してもらえるようにお願いしたけれど、さてどうなりますかな。 10月9日(水) 10月10日(木) 風邪で声が枯れ始めた。しかし、こういうときに限って普段よりも喋らなければならない状況が発生するので、いつも以上に声を張り上げて喋りつづけた。

          混沌日記・面白いのは自分だけ

          混沌日記・可能性はゼロじゃない

          9月30日(月) 蟹の親子さんがオススメの日記本を紹介されていたので、ananを購入。読みたい本がまた増えた。 10月1日(火) 10月2日(水) ananに紹介されていた、長島有里枝さんの『テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記』を読み始めた。長島さんの視点で語られる、お母さんへの思いが綴られている日記。 長島さんのお母さんがけっこう自由な人で気になる。お母さんなりの理由があっての行動なんだろうけれど、だからといって、娘との約束の日時を自分の都合(歯医

          混沌日記・可能性はゼロじゃない

          読書日記・こちらの世界

          9月25日(水) くどうれいんさんの『日記の練習』のよさは、毎日必ず日記を書いていないところ。書けない日は空白のままになっていているのが本当に素敵。 書かない日や、書けない日があってもいい。書けるときに書けばいい。日記って自由でいい。くどうさんの日記には、そんな心強さがある。私も見習って、書けない日は空白にしよう、そうしよう(書かない日を作る気満々)。 9月26日(木) 谷口菜津子さんの『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の2巻を読む。猛烈にテキーラが飲みたくなった。20

          読書日記・こちらの世界

          読書日記・ハラハラドキドキ

          9月20日(金) 『トランスジェンダーになりたい少女たち』を少しだけ読む。10代の少女たちの中で、トランスジェンダーになりたがっている子が増えているらしい。本当に性自認が一致しない場合だけではなく、性自認は女性のようだけど、どうしても男にならなければいけない!!と強く願う少女たちもいるらしいと知り驚いた。 自分のどうにも表現しにくい感情とつきあう、あの「思春期」と呼ばれる時間に苦悩しながら、出した答えが「トランスジェンダーになりたい」という少女たちに驚きもするけれど、盗ん

          読書日記・ハラハラドキドキ

          読書日記・いつまでもいつまでも

          9月16日(月) 子どもたちに「敬老の日だから、おじいちゃんおばあちゃんにありがとうを伝えよう」と話す。すると息子が、 「ママもいつか、おばあちゃんって呼ばれる日が来るんだね。でもそれって、もうすぐじゃない? ママは年を取ってるもんね」 と言うので、 「ママはいつまでもいつまでも、かわいい女の子だよ♡」 と伝えたら、 「は?」 と、夫が鼻で笑った。異論は受け付けておりませんので、すみやかにお引き取りくださいね。 9月17日(火) ガブリエル・ガルシア=マルケ

          読書日記・いつまでもいつまでも

          読書日記・どうやら違うようだ

          9月11日(水) 柴崎友香さんの『あらゆることは今起こる』を相変わらず読んでいる。 「あちこち気がつく」のと「注意散漫」は紙一重だと本にあった。私は昔から「よく気がつくね」と言われる人で、それは長所だと思って生きてきたけれど、どうやら違うようだ。 「注意散漫」かぁ。確かに私は集中していることが難しく、つねに視線も意識もあちこちに飛んでしまいがち。一対一で話をしていても、周りに意識が飛んでしまうので、相手の話を聞いていない瞬間が必ず発生する。 でもそれは普通のことだと思

          読書日記・どうやら違うようだ

          読書日記・終わりのような錯覚まである

          9月7日(土) 小林早代子さんの『たぶん私たち一生最強』を読み始めた。20代の悩みと楽しさが入り混じった小説で、読んでいると不思議なパワーをもらえて面白い。 生きることに悩みはつきないけれど、友だちがいるから救われるし、友だちがいるからこその嫉妬もある。友だちと比べて、自分はこのままでいいんだろうかと悩んだりもしてしまう。 でも、一緒にいればやっぱり最高に楽しいのが友だちで、そんな4人の友情をうらやましく思いながら、しかし、おばさんにはこのパワフルさがまぶしすぎて目がく

          読書日記・終わりのような錯覚まである

          読書日記・グダグダが幸せ

          9月3日(火) 『ほぼ日手帳公式ガイドブック2025』を買う。毎年買っている公式ガイドブック。紹介されている手帳の使い方を延々と見ているうちに、まんまとほぼ日が欲しくなるというのが毎年の流れ。 来年はどれにしようかと悩んでいる時間が楽しい。そして人様の手帳を拝見できることも楽しい。自分だったらどんな風に使おうかと悩んでいる時間も楽しい。実際に手帳を使うよりも、こうしてガイドブックをながめて、あーでもないこーでもないなんてことをグダグダ考えている時間が一番幸せだ。 9月4

          読書日記・グダグダが幸せ

          読書日記・平和に回っている

          8月31日(土) 『ソフィーの世界』のコミック版を読み始める。コミックなのでスラスラ読めるかと思いきや、哲学の内容が難しくて苦戦。登場する歴代の哲学者たちが言わんとしていることを、私の知能レベルで1から10まで理解しようとしているから、ことは難しくなっているのかもしれない。 意気込みながら読むよりも、哲学者たちの思想にふれてみようかな~どうしようかな~ぐらいの、軽い気持ちで読み進めてみて、気になる哲学者がいたら深堀するための本を手に取ってみようかな~やっぱやめようかな〜な

          読書日記・平和に回っている

          読書日記・それはきっと朝じゃない

          8月27日(火) 島田潤一朗さんの『長い読書』を読む。 これ、すごくわかるなぁと思った。もともと読書が苦手で、本を読むなんて苦行でしかないと思いながら大人になったんだけど、読書をするようになってからも、島田さんのように義務感みたいに本を開くことがたくさんあったなぁと思い出した。 そしてこちらも共感した部分⬇ 毎日本を読むほうが、本の内容を思い出せる時間も減るので都合がいいんだと、読書をするようになって気づいた。 読みかけの本を家に置いたまま旅行に出かけてしまい、帰っ

          読書日記・それはきっと朝じゃない

          読書日記・積み重ねは必要ですね

          8月23日(金) 中島たい子さんの『院内カフェ』を読む。母親の病気をきっかけに両親の面倒をなんとなく見ていたはずだったのに、いつの間にか両親から頼りにされまくり、気づけば両親の介護をしていた朝子。年齢的なこともあるのか、村井理子さんの介護本を読んでいたせいか、朝子に思いのほか感情移入してしまった。そりゃあ夫に腹も立てるよねと、朝子と一緒に憤る。 夫婦というのは、言葉にしなければこんなにも違う景色を見ているのだな、と何度も気づかされた本だった。言葉にしたところで理解し合える

          読書日記・積み重ねは必要ですね

          読書日記・思っているんだろうな、きっと

          8月19日(月) 『プレジデント』を読む。今回の特集は「どんどん本が読めるようになる」というので購入してみた。 本を速く読みたい、本を読んで忘れないようになりたい、と以前は思っていたけれど、最近はそういった願望も以前よりはなくなり、本は好きなように読めたらそれでいいじゃないか、という気持ちが強くなっている。 なのに、こういう特集を買ってしまう矛盾。好きなように本を読みたいけれど、それでいいのだろうか。たくさんの本を読んで、読んだ本から得た知識を増やしていくためにも、内容

          読書日記・思っているんだろうな、きっと