マツイノゾミ

ただの野球オタク。 中日ドラゴンズ YAMAHA 帝京三高 野球・文学・ロック・歌…

マツイノゾミ

ただの野球オタク。 中日ドラゴンズ YAMAHA 帝京三高 野球・文学・ロック・歌謡曲について 勝手な解釈を垂れ流します。

最近の記事

6/5 ヤクルト西武戦 館山昌平氏の解説に思うこと。

はじめに ドアラが「交流戦ってすぐ終わっちゃう」と言っていたけど、本当にあっという間。時間の流れは儚い。 昨日の試合もロッテ対中日10-0で心に傷が残りそう。こんな時にドアラがいてくれたら…と思ったりもするけれど、こんな時ふとドアラ、君の存在がいかに大切だったかわかる。お大事にね。 しかし、6/5のヤクルト西武戦、たまたま耳にした館山昌平氏の、ジェフリー・ヤン投手についてのコメントに、心にしこりが残るくらい違和感を持ったので、考えすぎかもとも思ったけれど、ここに記しておき

    • 今村夏子「ピクニック」で学ぶ虚言癖の行動⑤まとめ

      ■ピクニックを読んで、何を感じるか この小説、ここまで読んできて、誰が悪いのか、どっちが悪いのか?と決めつけたくもなるけれど、みんな悪いです。同時収録の「こちらあみ子」は明らかにあみ子は何かの障がいを持っている、ネグレクトの被害者だからなのか、七瀬さんが、現実と妄想がごっちゃになっているかわいそうな人だと思っている読者の方もかなりいて、びっくりするんですけど、七瀬さんは現実も妄想の違いも全部わかっています。なので、春げんきが結婚して、休憩室の話を聞いた時から、姿を表さなかっ

      • 今村夏子「ピクニック」で学ぶ虚言癖の行動④

        ■嘘をつき続けていると、不安になる いよいよ物語のハイライト、ドブ掃除の部分に入っていきます。 虚言癖の人に嘘はバレる物という発想はありません。そして、自分がついた嘘に酔ってしまうため、どんどん話を大きくして、ファンタジーを壮大なものにしていきます。 でも、ターゲットがあくびをするとか、マイナスな反応を示すたびに、嘘がバレていないか疑心暗鬼になるんです。 そんな時に、春げんきがTVで『最近1番ショックだった出来事』地元の川に携帯を落としたことを話します。 そして、七瀬

        • 今村夏子「ピクニック」で学ぶ虚言癖の行動③

          ②では、決して七瀬さんは純粋な被害者とは言い切れないということを解説しました。 でも、ここからが今村夏子の真骨頂です。加害者としての七瀬さんを見ていきます。 ■七瀬さんはルミたちに何をしたのか ここから閲覧注意です。人が簡単に信用できなくなる要素が多分に含まれます。 少し水原一平の件に戻りますが、報道されている彼の行動から、いかに大谷選手をカモにして、現金だけでなく、自己陶酔を効率よく摂取してきたか、わかると思います。 それと、全く同じことを、七瀬さんもしているのです

        6/5 ヤクルト西武戦 館山昌平氏の解説に思うこと。

          今村夏子「ピクニック」で学ぶ虚言癖の行動②

          というわけで、ルミたちと七瀬さんがどういう違いがあるのか、見ていきたいと思います。 ■「ルミたち」とはなにか 「ルミたち」はローラーガーデンの主力メンバーで、ビキニになれるくらいスタイルが良く、美しい女の子達だと想像できます。タバコを吸い、コーヒーを飲む。ダンスは適当だけど、ローラースケートを履いている分危険とは隣あわせ。だけど、キャバクラなどの水商売まで踏み込む度胸はない。常にタメ口なのでマナーがなさそう。学歴は高卒以下のようで学生もルミたちの中にはいなさそうです。若さ

          今村夏子「ピクニック」で学ぶ虚言癖の行動②

          今村夏子「ピクニック」で学ぶ虚言癖の行動①

          ■はじめに たびたび、Xのおすすめや炎上ネタなどで、有名人と結婚したとか虚偽の発言をする一般人のポストが話題になりますよね。  普通の人からしてみたら「なぜ、すぐバレる嘘を付くんだ」と頭を傾げたくもなります。 筆者は昔から、何故か「声優と付き合ってる」とか「元アイドルだった」とかのたまう人に、頻繁にエンカウントするんですが、こういう虚言癖のある人って別人なのに面白いくらい同じ行動をとるんですよね。最近話題の嘘つき、大谷翔平の元通訳、水原一平もそうです。 嘘つきは何故皆

          今村夏子「ピクニック」で学ぶ虚言癖の行動①

          ヤクルトファンをやめて、ドラゴンズファンになった❶

          2023年、ヤクルトファンをやめた。物心ついた時には、ヤクルト黄金時代で親も兄弟も巨人ファンだったけど、ヤクルトを応援するのが一番ワクワクしたから、それが私にとって、一番自然だったのだ。 アイデンティティになるほど、熱狂的なファンでもなかった。それが、地元から静岡に移住して、元野球部の彼氏に連れられて行った草薙球場。巨人戦、先発は由規と内海の投げ合い。雨が降っていた。草薙は雨ばかり。結構な時間中断していた気がする。ヤクルトが勝った。最高だと思った。それで、神宮球場にも行きた

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