いやはやびっくり。 この本、すごい!! 最初のページから、ガツンとやられています。 これ、もう名著!! 食生活、社会、風俗、宗教、芸術とさらに科学的な分析が融合されている。 このかたの著書の読みやすさは間違いないのは知っていたけれど、その原点というべき本かも。
明日の朝昼晩、何を食おうか。 と考える内に眠ると発酵学者の小泉武夫氏(先週の『日本経済新聞』朝刊)。「食べることが仕事であり我が人生」と語る通り公私が“食”に凝縮された生き方は見事の一言。少年時代、野山で捕った兎や山鳥、蛇に蛙を食べて旬も知ったというから奇跡の如き徹底ぶりだ。
「丸ごと小泉武夫 食マガジン」|株式会社IDP出版(2020.01.06): 近年、レンコンのすぐれた効能が明らかになってきました。粘り成分であるムチンには粘膜を保護する働きがあり、鼻や喉の潤いを保って菌の侵入を防ぎます。 https://koizumipress.com/archives/21116