長嶺 俊也

デザイナー、経営者、画家。(株)ディゴンで、デザインこねこというデザインオフィスと、L…

長嶺 俊也

デザイナー、経営者、画家。(株)ディゴンで、デザインこねこというデザインオフィスと、LOBBY Odawaraというお店をやっています。みんなで、ソーシャルエンタープライズを目指しています。 絵は、クライアントワークはしていませんが、使用したい方はお気軽にご相談ください。

マガジン

  • 脈絡のない本棚、読んでるっぽい感じ、メモ程度の記憶、役に立たない感想と雑感に飛んだ書評をわざわざ書いてます。

  • 人は、自分で言ってることを大抵わかっていない。 言ってもしょうがないことや、まったく意味のないこと、ほんとは大して思ってないことを、つぶやいています。

  • 簡単な日記。住みかは箱根・丹沢の山々に囲まれた神奈川県の西側、相模湾に面し、酒匂川を中心に肥沃な足柄平野が広がる小田原市。婚約を機に引っ越して来て、起業し、子どもも生まれ、気がつけば随分長く住んでいます。

  • 脊髄反射、または、ひっそりと安らかなこと。

最近の記事

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描いているつもりだった。話しているつもりだった。

まだ絵を描く事に執着心がある。絵はおそらく父に教わった。父は画家だった。いや、今も画家のままかもしれない。 父とは、もう話すことができない。手紙でやり取りすることもできないし、今の科学や医学では、何を使っても、もう意思の疎通ができない。だから、本人がどう思っているか確かめようがない。 いや、でも父は今でもまちがいなく画家だ。母や私や妹が、「父は画家だ」と思っている以上、父は画家のままだし、そんな証明を必要とするまでもなく、父は父の前に画家であった。 最近また少しずつ絵を

    • やや黄色い熱をおびた旅人 原田宗典

      自分が、原田宗典さんのことをなんとなくアートディレクターのように思っている節があることに気づく。原研哉さんと高校時代からの親友という予備知識がそうさせるのか、とにかく読んでいるときにストーリーの中に概念を探している。黄色い熱とは黄熱病のことであり、作家が前世紀の終わり頃に紛争地帯やピースメーカーのエリートを訪ねるルポルタージュ。当時の原田さんが今の自分より若いことに気づき、しばし愕然とする。自分のやれることをやるしかないとはわかりつつ。

      • 想像するだけでは足りない。

        • 価値観に価値はない。

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        描いているつもりだった。話しているつもりだった。

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        • 97本
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        • 3本
        • 4本
        • 15本

        記事

          「期待」はよくない。

          「期待」はよくない。

          泣くことと笑う事は本来一緒。

          泣くことと笑う事は本来一緒。

          またこの季節がはじまるのか。 政治闘争 それ自体は政治では無い

          またこの季節がはじまるのか。 政治闘争 それ自体は政治では無い

          やはり、情報は自分でとらなきゃ。

          やはり、情報は自分でとらなきゃ。

          小さい秋

          「小さい秋」という言葉は発明だと思います。 #カラスウリ #小田原 #里山 #自然農 #デザイン

          朝御飯の前の畑の見回り

          朝御飯の前に畑へ。シェフの方にホーリーバジルをもらっていただけることになったので、そのメンテナンス。ハーブは使わなくても摘んだ方がきれいに長持ちします。 種から苗と育てて、先日畑に定植したロメインレタスにかけていた不織布をめくると、こころなしかレタスの匂いがふふわっと鼻腔に届いたような気がしました。不思議。 アスパラガスはますます元気に大きくなってます。今年はヒョロヒョロのしか出ないので、そのまま伸ばして十分に株を育てて、来年出てくるものを収穫する予定です。 ブルーベリ

          朝御飯の前の畑の見回り

          牧進

          先日のポーラ美術館の展示で日本画とは概念であると学びました。その概念は、現代に入っても拡張を続けているように思えます。 しかし、共通としてその多くには岩絵具や和紙、絵絹など、伝統的材料や技法が用いられています。 そんな日本画をもっと観てみたくなって、箱根での仕事の合間にふらっと成川美術館に寄ってきました。 ちょうど新しい企画展が初日を迎えており、収蔵品の東山魁夷や平山郁夫は観ることができませんでしたが、牧進の大きな椿の絵があり、圧倒されました。 緻密さ、大胆さ、想念、

          犠牲と貢献

          貢献は何かに力を尽くして寄与するということだけど、犠牲は一層重要な目的のために、自分の生命や大切なものをささげること。後者の方がしっくりくる。 子どもができた事で、犠牲が暗いものではなく思うようになった。 ただ、犠牲で戦争を無くす事ができるかというと、それでは難しいということは明らかになっていて、犠牲では無理なのか、犠牲だけでは無理なのか、貢献の方が筋が良いのか、貢献と犠牲が必要なのか。はたまた、自然の流れ、時間がこの大きな問題も解決をするのか。

          インターバル

          1日4時間の停戦。 人道回廊二ヶ所設置。 戦争と戦争の間の平和。 次の戦争までの4日間の、 4週間の 4ヶ月間の 4年間の 40年間の 400年間の 4億年の 平和。 どれだけ長く続いても、平和は戦争のインターバル。 平和にアラームがかけられている。 現実に目を覚ませと。 また今日が始まった。 次の4時間までにまた何人が亡くなるのだろうか。 それでも買い物に行き、料理をし、近くにミサイルが落ち、子どもに大丈夫とウソをつき、また今日もわたしは4時間の平和まで生きられた。

          インターバル

          ぬくもり

          新しい詩を書きました。この間の詩と兄弟のような詩です。最近、詩を書く事で癒されているということに気がつきました。 「ぬくもり」 ぬくもりに包まれていた時 私は幼くて 見上げたあなたの顔 何も言わず 顔も見えない ぬくもりを忘れた時 私は幼すぎた 手紙の届かない街で 何も言わず 前だけを見ていた あなたは今幼すぎて 少し震えている あなたは今孤独だけど 孤立することはない 座りながら眠る部屋の片隅で 旅に出たあなたの胸には きっと春の風が吹いている #詩

          ふらっとテイクアウトコーヒーを

          仕事中にコーヒーを飲みたくなってふらっとテイクアウト。 テイクアウトもサイフォンで落としてくれます。店内で待ってる時間も含めて癒し。 店主の方とお話していたら、知人のお姉さんでした。びっくり。 #海岸通り #小田原カフェ #御幸の浜 #小田原のチカラ

          ふらっとテイクアウトコーヒーを

          自然薯の収穫

          ビーバートザンで売れ残っていた地下茎を買ってきて植えたら、あとは支柱を立てただけでほぼ放ったらかしだったのですが、骨付き肉のような大きなのが2つもとれまささた。これまでの収穫で一番興奮したかもしれません。 畑の帰りに魚春さんに寄って鮪の赤身を買って、晩御飯は山掛けにしました。 朝ご飯に、とろろごはんにして、もう一本はたまたま遊びにきていた義弟家族にあげることができました。 #自然薯

          自然薯の収穫