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脈絡のない本棚、読んでるっぽい感じ、メモ程度の記憶、役に立たない感想と雑感に飛んだ書評をわざわざ書いてます。
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記事一覧

やや黄色い熱をおびた旅人 原田宗典

自分が、原田宗典さんのことをなんとなくアートディレクターのように思っている節があることに…

長嶺 俊也
2週間前
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おはなし名画シリーズ ダリ 博雅堂出版

ダリは自分の内側の世界の記録者で、それを極める過程で自分の外側の世界を観察し洞察する。 …

長嶺 俊也
6か月前
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別冊太陽 東山魁夷

東山魁夷は、自分の外側の世界の観察者であり、それを極める過程で自分の内側を洞察する。 若…

長嶺 俊也
6か月前
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ジャン=ジャック・ルソー 桑瀬章ニ郎

ルソーを一言で表すとしたら、それは文中にも出てくる「疾走」かもしれない。 夥しい数の先進…

長嶺 俊也
6か月前
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中国のリアル 兪敏浩 編著

この本、おすすめすぎてどう紹介するか悩んで、中々投稿出来なかったのですが、もう素直に「割…

長嶺 俊也
6か月前

地球の景色 藤本壮介

建築は色々な事を「人のスケール」で考えているのが、おもしろい発見でした。人間の身体的なス…

長嶺 俊也
6か月前

ダーシェンカ カレル・チャペック

この本をアップするのを忘れてました。犬というより、チャペックさんがひたすらかわいい。 ほぼ日の、糸井さんのブイヨンとブイコのコンテンツも思いだされ、好きな方にはおすすめです。僕は大好きです。 #カレルチャペック #ワイヤーフォックステリア

教養としての政治学入門 成蹊大学法学部 編

「教養としての」とある通り、専門家向けではなく、一般書。なので、僕のようにこれから政治学…

長嶺 俊也
8か月前
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教育格差 松岡亮二

ずっと読みたかった松岡亮二さんの「教育格差」。色々なデータと、視点で考察されている。 『…

長嶺 俊也
8か月前

自由学園 本物をまなぶ学校

手仕事や、礼儀礼節、役割分担や、とにかくそういうプリミティブな人間社会としての営みに集中…

長嶺 俊也
8か月前

スナーク狩り ルイス・キャロル トーベ・ヤンソン 穂村弘

トーベ・ヤンソンの絵にひかれて手に取った本。作者は、不思議の国のアリスのルイス・キャロル…

長嶺 俊也
8か月前
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現代地政学 国際関係地図 パスカル・ボニフェス

ロシアのウクライナ侵攻前の本ですが、このタイミングで言えば、台湾有事の際の日本への影響を…

長嶺 俊也
8か月前

デジタル化と地方自治 岡田知弘 中山徹 本多滝夫 平岡和久

小田原市で「ゼロカーボン・デジタルタウン」の話が出ていますが、この本にそれに類似した例が…

長嶺 俊也
8か月前
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量子論のすべてがわかる本 科学雑学研究倶楽部 編

量子とは、光を考えること。 ミクロの世界は、とても面白い。 この世は、11次元あるという仮説が出て来ており、そのうち5次元から11次元まではミクロの領域に存在していると考えられている。というか、量子を考える時に辻褄を考えていくと、それらの次元が存在しているはずであるということらしい。 人間はすごい。自然科学が哲学と呼ばれていた時代からずっと、人間が認知できる領域外のことを考えて来た。 世界観を想像して創り上げ、ある法則の仮説を立て、いま明らかになっているわずかな範囲の